想いを綴る

【学びの時間】誰も置き去りにしない「いい会社」

『温めれば何度だってやり直せる』(夏目浩次著 KADOKAWA) -------------------------------------------- いろんな人がいて凸凹やグラデーションがあって当たり前の社会、 誰も置き去りにすることのない社会を作る。 この久遠チョコレートの理念を広めるた…

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか? デジタル・オンライン習慣

私の職場の小学校では、昨日2年生以上の児童の給食が始まり、 今日は保護者会があったりして、多くの子どもたちの参加があり、 1学期が本格的に始動しました。 多くの小学校低学年の無邪気な子どもたちを見ていると、 こうやってここに書いて学び続けてい…

【学びの散歩道】「ここいまタウン」は、もう存在している? ②

小山宮佳江さんを知っているといっても、 一度も直接お会いしたことはありません。 私は、まったく活動していませんが、 チェンジ・ザ・ドリームの(チェンドリ)ファシリテータでもあります。 認定を受けたのは、2017年だと思います。 活動をしていないので…

【学びの散歩道】「ここいまタウン」は、もう存在している? ①

『シェアライフ』(石山アンジュ著 クロスメディア・パブリッシング) この本は、羽鳥さんのモーニングショーに出演している人の本で、 かつ、昭島の図書館にあったので読んでみることにしました。 読んでみて、「シェアライフ」というのは、 私の知らないと…

【学びの散歩道】何を信頼するのか①

最近、小林製薬の「紅麴」の問題が世間を騒がせています。 最近読んだある本に、 日本人は、個人より企業を信頼する傾向があると書かれていました。 日本人は権威に弱いのかもしれません。 本来信頼してよいはずの政治家は、ひどいものですね。 企業の不祥事…

【学びの時間】いつも行きつくところ、それは... 先生の場合

『街場の教育論』(内田樹著 ミシマ社)より ------------------------------------ 私が教師として現場にいた過去30年間に限って言えば、 文科省の行政指導の中に 「教師に自信を与え、勇気づけ、自尊感情をもたらす」 ことを目的として立案された政策は一…

【学びの時間】いつも行きつくところ、それは...  ー 親の場合

2冊の本からの学びです。 『「その一言」が子どもの脳をダメにする』 (成田奈緒子・上岡勇二著 SB新書)より ------------------------------------ ペアレンティング・トレーニングの6つのポイント ブレない生活習慣を確立する。 調和がとれたコミュニケ…

【学びの散歩道】思考の散歩道をさまよい歩く

まったく関係ないように見える二つのメモが、 なんだかつながっているように見えたので、 あっちこっちに行きながら「思考の散歩道」を歩いてみることにしました。 沈没船のジョークというのがあります。 一般的にはこんなものですね。 アメリカ人:「あなた…

【学びの散歩道】男性性から女性性の時代へ

3冊の本をもとに、時代の流れについての思考の散歩道を歩いてみます。 『日本が滅びる前に』(泉房穂著 集英社新書)を読みました。 ”明石モデル 子育て”で検索するとたくさん出てきます。 その一つが、これです。 第8話まである大作で、本に書かれているこ…

【学びの時間】安心して学び合える園・学校をつくる

16日(土)国立市の矢川プラスの1周年記念の特別イベントに参加しました。 司会役の、細野直哉さん(矢川プラス館長)と3人のゲスト 汐見稔幸さん(東京大学名誉教授) 星山麻木さん(明星大学教授) 井本陽久さん(いもいも教室主宰) すごいメンバーでした…

【学びの散歩道】ヒルの時代に向けて@とあるカフェ

今日立川でランチしたのは、ほっこりカフェでした。 このお店は、先月の子のお散歩の最後で、たまたま見つけたカフェです。 【写真日記】おしゃれなカフェから始まる春の兆しを感じるお散歩 - Sol Cafe 『幸せの栖(すみか)』 (hatenablog.com) あらかじめ…

【学びの散歩道】最も避けたい場所から、....

健康の秘訣は、「食事」と「運動」ですね。 病気の人が健康を取り戻すためにある「病院」の現状は、 足を踏み入れるだけで、病気にになりそうになるほど気が薄いところです。 入院したら、陰気な病室のベッドに閉じ込められ、 まずい食事を食べさせられると…

【学びの散歩道】散歩の先にあったのは、心豊かな生活

これまで、このブログの中で、 「健康」「病気」「薬」についてたくさん書いてきました。 「薬」については、薬剤師も「薬は毒である」と言っています。 『薬の9割はやめられる』(松田史彦著 SBクリエイティブ)では、 医師が、薬は毒であると言っています…

【学びの散歩道】スマホの時代を生きる

『スマホ時代の哲学』(谷川嘉浩著 ディスカヴァー・トゥエンティワン) この本は、ちゃんと読んだわけではありません。 著名な哲学者が何を言っているのかなどは、面白くないし、 小難しすぎるので、すっ飛ばし、興味のありそうなところだけ読みました。 読…

【学びの散歩道】哀愁、そして鑑賞と観賞

これまで慣れ親しんできたことを、もっともっと大切にしませんか。 『あなたの「眠っていた力」が目を覚ます生き方』 (野口嘉則著 サンマーク文庫)より ----------------------------------------------------- 今から20年前のこと、ある全国紙の投稿欄に…

【学びの時間】大人自身が自分に素直になる

今日の午前中に、都の研修動画を視聴しました。 放課後子ども教室や学童クラブのスタッフ向けの YouYTubeで視聴する研修動画です。 忘れたことにやってくる無料研修ですが、 正直、年間プログラムのようなものがあって、 興味のある研修を適宜視聴できるよう…

【学びの散歩道】脳が疲れないスマートフォン、その裏に隠れた怖ろしさ

ここからは、 『本を読むだけで脳は若返る』(川島隆太著 PHP新書) に従って、書いてみようと思います。 著者は、2005年任天堂のゲーム「脳トレ」を産学連携の一環で開発した人です。 これに関して、こういうことが書かれていました。 事前にゲームをしてい…

【学びの散歩道】思考を耕す読書とノートの使い方

今日、朝出かける前に、写真の本を少し読んで、 日課となっている通勤時間の読書をして、着くまでに読み切りました。 昭島駅10:39発の東京行きの電車で行くと、 立川、分倍河原の2回の乗り換えで、 多磨霊園駅に11:13に着きますが、これだとちょっと早すぎま…

【学びの散歩道】逃げ場のない小さな世界

『生きるぼくら』(原田マハ著 徳間文庫)を読みました。 この小説に、息子についての父親のつぶやきがありました。 ------------------------------------ 大学受験でも就職活動でも、 一度失敗したらもう取り返しがつかないと尻ごみしてしまう。 だから、…

【学びの散歩道】万能感の喪失

将来への不安を感じながら歩を進める散歩道を、もう少し歩いてみます。 『依存症のすべて』(廣中直行著 講談社)より ------------------------------------------ 小さな子どもは、どんなことでも自分の思い通りになると思っている。 それは一種の万能感で…

【学びの散歩道】AIと将来への不安

AIは将来への不安、スマホは将来への恐怖といえる、そんな感覚があります。 それは、AIは未体験、まだ初期段階にある、 スマホはすでに現実であるからかもしれません。 両方とも、とても気になる存在です。 スマホについて書く前に、AIについて、いくつかを…

【学びの散歩道】書く、書き続けるということ

今日、Sol Cafe ノートが新しくなりました。 数行の日もありますが、読書メモなどたくさんのメモを取ったので、 100ページがちょうど2か月でなくなりました。 最後の昨日は、山盛りのメモで6ページも使ったのです。 『ハッとする言葉の紡ぎ方』(堤藤成著 …

【学びの時間】生きづらい社会を生きていくために② さざ波から始まる

『ここがおかしい日本の社会保障』(山田昌弘著 文春文庫)に、 労働経済学者ロバート・ライシュのこの言葉がありました。 「資本主義が高度化すると、低賃金労働者が大量に出現する」 いま、まさにその通りになっています。 この本から引用します。 -------…

【学びの時間】デフォルトモードネットワークの喪失④ スマホより楽しいこと

『スマホ廃人』(石川結貴著 文春新書)の最後のメモです。 公益社団法人 日本小児科医会が、こんなキャンペーンを行いました。 スマホに子守をさせないで smh_leaflet.pdf (jpa-web.org) smh_poster.pdf (jpa-web.org) スマホ時間 私は何を失うかsumahonoji…

【学びの時間・感じる時間】サークルから生まれる

昨日10日に、この会に参加しました。 前回は、孫と一緒だったので参加していません。 ちょうど2年前の「イエナプランを語ろう」の会の講師、 くわちゃんこと「桑原昌之」さんをお迎えしての会でした。 くつろぎユニッツ&ヴィオラ主催、i-ze(いーぜ)は協力…

【学びの時間】デフォルトモードネットワークの喪失② 超便利な道具を越えて

スマホは、超便利な利器です。 今日も、それが大活躍しました。 まずは、この写真。 2月1日に行った都内の西の端の方の小学校のドリームマップ授業のあとの お楽しみ会の様子です。 それに続いて、今日の2月6日は、 神奈川県の東の端の方の小学校でドリーム…

【学びの時間】デフォルトモードネットワークの喪失① 不自然さに気づかない人たち

読んだ本のメモがかなり溜まっています。 それによって、どう学びを深めていくのかがよくわからなくて、 そのまましばらく置いておくと、よりイメージが湧かなくなっていきます。 メモを取ったときの新鮮さや印象が薄れていく感じがしています。 読んだとき…

【学びの時間】鬼のパンツ

節分クイズ1: 鬼がはいているパンツの模様は、トラ、それともヒョウ? これは、明日、放課後子ども教室でやる節分クイズの一つです。 節分イベントとして、 豆まきに見立てた赤鬼・青鬼玉入れ大会をするのですが、 最初にクイズを出そうと思っています。 …

【学びの時間】自己から独立した知識

『まともバカ』(養老孟司著)大和書房)より 敬体を常体に替えて引用します。 --------------------------------------- 今の若い人にとって、「自己」と「知ること」は別になっている。 ものすごく細かいレベルまで、 さまざまな知識をコンピュータで得る…

【学びの時間・感じる時間】さあ、どうする?

『国谷浩子と考える気候危機 脱炭素社会』文溪堂より ------------------------------------------- 地球温暖化を止めることは大事なことです。 しかし、私たちはこの社会に生きています。 食べることをやめる必要がないように、 必要なモノの消費を楽しむこ…