Sol Cafe 『幸せの栖(すみか)』

「ここいまタウン」への歩み

2025-01-01から1年間の記事一覧

ハロウィーンからクリスマスへ② 特別なお休みの今日

今日は、学校行事に関わる年2回の特別なお休みの一日でした。 主に「きりがみ」をする予定でしたが、午前中はいろいろとやることがあり、 それでも「クリスマスのきりがみ」に取り掛かったのは、お昼前でした。 私は、朝食はヨーグルトとコーヒーだけで、ま…

味わいことばノート 186

『学問の発見』(広中平助著 ブルーバックス)より ---------------------------------------------------- 人間の頭脳は、過去の出来事や過去に得た知識を きれいさっぱり忘れてしまうようにできている。 もっと正確にいえば、人間の脳は記憶したことを ほ…

味わいことばノート 185

『満天のゴール』(藤岡洋子著 小学館文庫)より 35歳医師と10歳の男の子の会話 「涼介くんにはまだ難しいかもしれないけれど、 日本は世界有数の長寿国だというのに、 高齢者が増え続けた先のことまで考えるに及んでいなかったんだ。 高齢者が増加するに伴…

ハロウィーンからクリスマスへ① 「きりくず」の書き入れ時

今日は、土曜授業の振り替え休業日のため、お仕事はお休みでした。 25日、26日の連荘で、ハロウィーンのきりがみアートをやり切り、 ハロウィーンのきりがみを一旦、ジップロックに収納しました。 ただ、かなり余っているので、明日学校に持って行って、 ハ…

【写真日記】ハロウィーンのきりがみアート@矢川プラス

今日はこれをやりました。 霧雨でほとんど傘はいらないとはいえ、冷たい雨の日でした。 今日のサポートは、及川さんとのりぴーのお二人です。 いつもありがとうございます。 いつもより少ない人数ですが、時間通りセットアップができました。 いつもの多目的…

【写真日記】ハロウィーン・きりがみ・リース・コマ@秋祭

今日は、この日でした。 スタッフの方々のコスチュームもとってもかわいいです。 ここで、i-ze(いーぜ)は、「きりがみ&きりくずアート」の一環で、 「ハロウィーンのリース・コマを作る」をやりました。 好きなリースとコマを選んでいただき、それを合体…

味わいことばノート 181 182 183 & 184

『崩壊する日本の公教育』(鈴木大裕著 集英社新書) これまで学んできた子の本に、いくつもの響く言葉がありました。 まずは、ダライ・ラマ14世のこの言葉。 味わいことばノート 181 ---------------------------------------- 人間はお金を稼ぐために健康…

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか?(166) 個のために国はあるはずなのに?③ 僕たちはロボットじゃない

『崩壊する日本の公教育』(鈴木大裕著 集英社新書)から、 引き続き学びます。 ②で、悉皆方式の全国学力テストには、 膨大なお金がかかっていることに触れました。 民主党政権で抽出方式に変わっていたものを、 第二次安倍政権が、悉皆方式に戻しました。 …

「育自のための小さな魔法」@江東区に向けて 微力ではあっても決して無力ではない

いま、【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか?として、 『個のために国はあるはずなのに?」を書いていますが、 一度、Solのリアルに寄り道します。 近く、「育児のための小さな魔法」のワークショップをやります。 私にとっては年に1回の…

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか?(165) 個のために国はあるはずなのに?② しゃぶ漬け状態

『崩壊する日本の公教育』(鈴木大裕著 集英社新書)には、 以前に、『学校が合わない子どもたち』(前屋毅著 青春新書)で学んだ 「全国学力テスト」のことが書かれています。 ------------------------------------------- 「個人のために国家がある」ので…

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか?(164) 個のために国はあるはずなのに?① ライオンを止められない

昨日書いた「これからの教育に不安あり、そして希望あり」の続きです。 『崩壊する日本の公教育』(鈴木大裕著 集英社新書)から引用します。 ---------------------------------------------- 教育を通して強くて豊かな国をつくるのだ。 教員が何を教え、子…

これからの教育に不安あり、そして希望あり

まずは不安から。 以前にこんなブログを書きました。 https://solcafe.hatenablog.com/entry/2025/09/25/225319 悉皆方式の全国学力テストにこだわっているのは、自民党です。 それによって、さまざまな弊害が起こっているようです。 そして、最近何かと話題…

【写真いっぱい日記】一人散歩・二人銭湯と夕食

今日は、立川の用事を済ませ、矢川へ向かいました。 玲音香琲でランチ。 矢川プラスの様子を見てから、歩き始め、まずは、滝乃川学園へ。 そこを出て、立川に向かって歩くと、湧き水やいくつのも流れがあります。 根川緑道に入ると、水がほとんどなく、流れ…

【学びの時間・感じる時間】 妻でもない母でもない個人として③ 個としてのアイデンティティ

引き続き『おとなが育つ条件』(柏木惠子著 岩波新書)から学びます。 引用ではなく抜粋です。 --------------------------------------------- 幸福感の尺度を使って、 欧米からアジアにわたる13か国を比較した研究(子安ほか2012)から、 日本の特徴をまと…

【学びの時間・感じる時間】 妻でもない母でもない個人として② 過労死というもの

『おとなが育つ条件』(柏木惠子著 岩波新書)から引き続き学びます。 ----------------------------------- 過労死は、長時間労働の結果と思われがちですが、それだけではありません。 労働時間だけみれば、男性よりもフルタイム既婚有子女性の方が長いので…

【学びの時間・感じる時間】 妻でもない母でもない個人として① 亭主は元気で留守がいい

味わいことばノート 180の続きで、 『おとなが育つ条件』(柏木惠子著 岩波新書)から引用します。 これまでの家庭のあり方の主流であった「男は仕事、妻は家庭」の社会趨勢は、 夫と妻の関係に大きな影を落としています。 作家 片岡義男『言葉を生きる』よ…

味わいことばノート 180 「親をする」の終焉

『おとなが育つ条件』(柏木惠子著 岩波新書)より 親子の関係は、幼少期のほか、もっと重大な問題があります。 成人した子と親の関係です。 人間には、育児は絶対必要です。 けれども、それには終期があるものです。 育児の目標は子の自立。 したがって子の…

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか?(163) 親とはかけがえのないもの

『福祉は誰のため?』(竹端寛著 ちくまプリマー新書)からの引用です。 ------------------------------------------- 「大阪ダルク」を立ち上げた倉田めばさんの「拾い集めた言葉たち」 母は私によく言った。「薬さえ使わなければいい子なのに」 私は思っ…

【写真日記】きりがみアートは自由だ‼

『きりがみ&きりくずアート』の今後の予定です。 10月25日 SOMPOケア ラヴィーレ府中『こども縁日』で、ハロウィーンのリース・コマ 10月26日 「ハロウィーンを思いっきりきりがみアートしよう!」@矢川プラス 11月30日 府中協働まつりでクリスマスのリー…

【写真日記】おばけの花育ワークショップ

今日は、花育ワークショップです。 「ゴースト・キャンドル・アレンジメント~ハロウィンを楽しもう~」 いつものように、みんなで準備からスタート。 短時間で会場は整いました。 今日のテーマはハロウィンです。 配られた素材のほかに、8種類のスプレーマ…

味わいことばノート 178 & 179 「困った人」「困っている状態」「助けてください」

『福祉は誰のため?』(竹端寛著 ちくまプリマー新書)より 味わいことばノート 178 福祉的な支援が必要な人って、自分のことを自身で完結のできない、 他人のサポートが必要な「困った人」だとラベルが貼られやすいです。 でもそれを言うなら、赤ちゃんは等…

ドリームマップ授業に思う

昨日の9日に、都内の中学校にドリームマップ授業に行ってきました。 数日前には、台風22号の影響が相当あるのではないかと危ぶまれましたが、 とくに雨風もなく、いつもと変わらない環境の中での学校訪問となりました。 ドリマ先生には、晴れ男、晴れ女が多…

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか?(162) 「主体としての自分が育たない」ということ

『自分が嫌いという病』(泉谷閑示著 幻冬舎新書)から、 引き続き引用します。 ---------------------------------------- 私の臨床体験からも、近年、 「自分のしたいことがわからない」「何が好きか嫌いかわからない」 という悩みを抱える若い世代の人た…

【学びの時間・感じる時間】 終わることのないアーティスティック・スイミング

『自分が嫌いという病』(泉谷閑示著 幻冬舎新書)から引用します。 ----------------------------------------- 人間存在について「価値」という概念をくっつけるような考え方は、 今日の経済至上主義の風潮の中から出てきた不自然なものであって、 製品で…

味わいことばノート 177 圧制と隷属とこびへつらい

『自分が嫌いという病』(泉谷閑示著 幻冬舎新書)より 農民や職人は隷属はしても、言いつけられたことを行えばそれですむ。 だが、圧制者のまわりにいるのは、こびへつらい、気をひこうとする連中である。 この者たちは、圧制者の言いつけを守るばかりでな…

田坂広志アカデメイア秋期講演会 「見果てぬ夢」

今日は、今年3月以来の丸の内にお出かけしました。 3月も、田坂広志アカデメイア開学記念講演会に参加するためでした。 【感じる時間】いまこの瞬間を生きる - Sol Cafe 『幸せの栖(すみか)』 今回のテーマは、「AIと生き方」です。 AI革命の嵐と表現され…

味わいことばノート 176 死ぬまで命は続く

『人生で起こること すべて良きこと』(田坂広志著 PHP文庫)より 夜の廊下を歩いて、部屋に入り、禅師と二人だけになりました。 「どうなさった」 その声の響きに、 思わず堰を切ったように、私の抱えている病について語りました。 病が重いこと、医者から…

味わいことばノート 175 不完全性の自覚

思風会通信No.140「にじみ出る謙虚さとは、なにか?」 2025年 10月1日 本物の人間になるための第1条件は 「不完全性の自覚からにじみ出る謙虚さを持っているか?」です。 では、どうすれば謙虚さがにじみ出るようになるのか。 「自分は不完全だ」という自覚…

【学びの時間】医者はつらいよ ー 装着しないことは罪にならず、はずす行為だけが罪に問われる

『私がしたことは殺人ですか?』(須田セツ子著 青志社) から一気に引用します。 --------------------------------------- 高齢化が進むこの国で、いま多くの医療者が、 日常的に人と死と向き合っています。 治癒の見込みのない患者さんや家族を前にして、…

【学びの時間・感じる時間】ここにもある人権問題

2冊の本を読みました。 ここにも「人権」が踏みにじられている状況があります。 『幸福党宣言』(和田秀樹著 幻冬舎新書)より ------------------------------------------------ 2014年6月 5人の東大医学部生が、東大総長他3氏に対し公開質問を送った。 東…