学び続ける

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか?(27) 偏見と自立

芳村思風さんの言葉です。 ----------------------------------- あなたの考え方は偏見です! 偏見は間違っているということではなく、 正しいけれど偏っているということ。 人間の考えは、どんな立派な人の考えも偏見である。 肉体のある方向からしか物事は…

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか?(26) サンマをつくり出す

放課後NPOアフタースクールという団体があります 私たちについて | 放課後NPOアフタースクール (npoafterschool.org) 『子どもたちの放課後を救え!』(川島敬二郎著 文藝春秋)は、 この放課後NPOアフタースクール設立の物語です。 放課後NPOのホームページ…

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか?(25) サンマが消えた

『子どもたちの放課後を救え!』(川島敬二郎著 文藝春秋)を読みました。 まずは、今どきの子どもたちや放課後の状況に関することを引用します。 ----------------------------------------- 子どもたちの放課後から「サンマ」が消えた、といわれて久しい。…

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか?(24) 子どもの底力

前のブログに、 「子どもたちは勝手に伸びるんだよ」というイモニイの言葉を書きました。 そのあと、子どもの底力を示す本を読みました。 『あなたが世界を変える日』(セヴァン・カリス=スズキ 学陽書房) この本は2021年6月に読んで、このブログにも書い…

【写真日記】もったいないを形に

今日は、i-ze(いーぜ)のワークショップ、 「きりがみ&きりくずアート」@矢川プラスでした。 今日も、鍋焼きうどんさんとやまねーさんにサポートいただきました。 いつもありがとうございます。 会場の様子です。 13時半の開始と同時に、7人の参加があり…

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか?(23) 勝手に伸びるんだよ!

『いま、ここで輝く。』(おおたとしまさ著 エッセンシャル出版社)は、 「イモニイ」について書かれた本です。 イモニイとは、 矢川プラス@国立の一周年記念イベントに登壇された井本陽久という方です。 【学びの時間】安心して学び合える園・学校をつくる…

味わい言葉ノート 118

「夢とは、今を生きる力」 今までは、夢や理想を理性で考えてきた。 今までは、目標を理性で考えてきた。 理性で考えた夢や理想では、命は燃えない。 理性で考えた目標は、命を苦しめる。 理性で作った計画は、実行しようとした瞬間から、辛く苦しい生き方が…

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか?(22) ニーズに応えるマップ

『体験格差』(今井悠介著 講談社現代新書)を読みました。 「体験」とはこんなものです。 これまで見過ごされてきた「格差」について、 チャンス・フォー・チルドレン(CFC)という団体がフォーカスしています。 -----------------------------------------…

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか?(21) 快か不快か

「ゆとり教育」とは何だったのかについて、しばらく学んできました。 文科省の文字いっぱいの指針などを読んでも、つまんないですね。 それよりも、子どもたちに生身で接している人たちの物語の方が、 ずっとずっと楽しいです。 『それでも、ゆとり教育は間…

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか?(20) 「ゆとり教育」②

『それでも、ゆとり教育は間違っていない』(寺脇研著 扶桑社) では、「ゆとり教育」とは何かがよくわからなかったので、 『もう一度考えたい「ゆとり教育」の意義』(辻村哲夫・中西茂著 悠光堂) を読んでみたのですが、こちらは素人には難しい本だったの…

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか?(19) 「ゆとり教育」①

まずは寄り道します。 フィンランドやオランダには塾がないと言われています。 塾のいらない教育システムであるからとも言えます。 それは受験戦争がないのと、いい学校に入っていい就職をするという、 横並びの幻想的な目標がないからです。 逆の日本では、…

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか?(18) フィンランドの教育②

『子どもが自立できる教育』(岡田尊司著 小学館文庫) から、引き続きフィンランドの教育について学びます。 メモが箇条書きなので、その形で出します。 ------------------------------------------ フィンランドでは、かつて習熟度別学習が行われていた。…

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか?(17) フィンランドの教育①

『子どもが自立できる教育』(岡田尊司著 小学館文庫)から、 フィンランド教育について学んでいきます。 ------------------------------------------- 日本がかつて、学力テストで世界トップの座にあったとき、 フィンランドは、経済的にも低迷し、そうし…

6月23日(日)の「きりがみ&きりくずアート」@矢川プラスに向けて

矢川プラスで、「きりがみ&きりくずアート」を始めてから2年目に入って、 少しずつ形ができてきました。 これまで自分で作って、コンビニプリントしてきたチラシも、 i-ze(いーぜ)のメンバーの協力で、デザインしていただき、 まとまった数を印刷すること…

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか?(16) マルチフォーカスな教育

昨日、Sol Cafe ノートが新しくなりました。 最近日々のことは、ほとんど書くことがない状態です。 その意味では、日記ではなくなっています。 No.34は、これまでで一番たくさんの読書メモを書いたと思います。 そのメモをベースに、 この「子どもたちの将来…

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか?(15) いい会社の出発点

「子どもたちの将来は大丈夫なのか?」として、 この内容を書くつもりではなく書き始めたのですが、 結果として、その散歩道のひと時の道草のようになったので、 投稿前にタイトルを変えました。 この物語も、それにつながっています。 【学びの時間】誰も置…

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか?(14) 基礎より前に応用?

『子どもが自立できる教育』(岡田尊司著 小学館文庫)は、 これまで学んできた 『なぜ日本の若者は自立できないのか』(岡田尊司著 小学館) を文庫化したものです。 文庫化するにあたって、大幅に書き換えたと著者は言っていますが、 私が読んだ限り、大半…

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか?(13) 早期発見の大切さ

『なぜ日本の若者は自立できないのか』(岡田尊司著 小学館) には、牛乳アレルギーのほかに、 やせている子にも太っている子にも、同じ服を着せようとするもの、 という表現もされていました。 では、どのようなやせた子や太っている子がいるのでしょうか。…

2年目の「きりがみアート」@矢川プラスに向けて

国立市の矢川プラスで「きりがみアート」を初めて行ったのは、 昨年の5月4日でした。 【写真日記】誰もが一緒に楽しめる「きりがみアート」コミュニティ - Sol Cafe 『幸せの栖(すみか)』 (hatenablog.com) 国立の市民文化祭や府中の協働まつりのあった11…

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか?(12) 「主体性」と「責任感」

12) 続いては、『なぜ日本の若者は自立できないのか』(岡田尊司著 小学館) から学んでいきます。 この本の確信のような部分を書き出してみます。 -------------------------------------------- ヨーロッパ教育で重視されているのが、主体性と責任感。 …

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか?(11) ああ無常!「ゆとり教育」

『先生、どうか皆の前でほめないで下さい』(金間大介著 東洋経済新聞社) から、引き続き学んでいきます。 かつて、ゆとり教育というのがありました。 「競争環境を緩和する代わりに、個の経験や体験を重視し、 自ら学び、考える意欲や態度を育む」 という…

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか?(9)  ミジンコ級の自己高揚感

『先生、どうか皆の前でほめないで下さい』(金間大介著 東洋経済新聞社) から、引き続き学んでいきます。 -------------------------------------------- 人前でほめるくらいなら何も言わないでほしいと学生が願う背景には、 2つの「うつ」の心理状態が関…

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか?(8) ひたすら目立たないように

『先生、どうか皆の前でほめないで下さい』(金間大介著 東洋経済新聞社) の目次はこうなっています。 先生、どうか皆の前でほめないで下さい 成功した人もしない人も平等にして下さい 自分の提案が採用されるのが怖いです ー 自分で決められない若者たち …

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか?(7) 自己不在

『人生の悲劇は「よい子」に始まる』(加藤諦三著 PHP文庫)より ----------------------------------------- 自分の力を用いて自分の可能性を少しでも実現するということが、 生きる目標にならないで、 相手に弱みを見せないということが目標になってしまう…

【学びの時間】誰も置き去りにしない「いい会社」

『温めれば何度だってやり直せる』(夏目浩次著 KADOKAWA) -------------------------------------------- いろんな人がいて凸凹やグラデーションがあって当たり前の社会、 誰も置き去りにすることのない社会を作る。 この久遠チョコレートの理念を広めるた…

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか?(6) 生きる力を伸ばすために

ブログに書くより多くのメモがたまってきています。 「いい子」について書く前に、また寄り道します。 天外伺朗さんの本は、以前にも読んでいます。 大脳新皮質シンドローム② - Sol Cafe 『幸せの栖(すみか)』 (hatenablog.com) -------------------------…

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか?(5) 画一化の中で漂う

「いい子」についての散歩道を歩く前に、少し寄り道してみます。 今回は引用なしの、自分自身の思考の散歩道を行きます。 『時代が締め出す心』(青木省三著 岩波書店) この本に書かれている内容で感じることがありました。 今の時代、価値観が画一化してい…

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか?(4) 子の成長、そして親の成長

『「叱らない」が子どもを苦しめる』 (薮下遊 高坂康雅著 ちくまプリマー新書)より -------------------------------------------- 親子関係は、大人になるまでの間に、5つの段階に分けられる。 親が子を手の届く範囲に置く段階: 乳児期(1歳くらいまで…

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか?(3) 収容所か安全基地か

前回のブログの最後に書いた「給食」ですが、 『なぜかいじめに巻き込まれる子どもたち』(川上敬二郎著 ポプラ新書) には、このようなことが書かれていました。 ------------------------------------------ 長野県真田町(現上田市真田町)の教育長を務め…

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか?(2) いじめの存在

『なぜかいじめに巻き込まれる子どもたち』(川上敬二郎著 ポプラ新書) から、いくつものメモを取っています。 「いじめ重大事態」件数過去最多を更新! となっていますが、昔もいじめはあったはずなのに、 なぜ、そんな状況になっているのか、よくわかりま…