学び続ける

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか?  ミジンコ級の自己高揚感

『先生、どうか皆の前でほめないで下さい』(金間大介著 東洋経済新聞社) から、引き続き学んでいきます。 -------------------------------------------- 人前でほめるくらいなら何も言わないでほしいと学生が願う背景には、 2つの「うつ」の心理状態が関…

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか? ひたすら目立たないように

『先生、どうか皆の前でほめないで下さい』(金間大介著 東洋経済新聞社) の目次はこうなっています。 先生、どうか皆の前でほめないで下さい 成功した人もしない人も平等にして下さい 自分の提案が採用されるのが怖いです ー 自分で決められない若者たち …

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか? 自己不在

『人生の悲劇は「よい子」に始まる』(加藤諦三著 PHP文庫)より ----------------------------------------- 自分の力を用いて自分の可能性を少しでも実現するということが、 生きる目標にならないで、 相手に弱みを見せないということが目標になってしまう…

【学びの時間】誰も置き去りにしない「いい会社」

『温めれば何度だってやり直せる』(夏目浩次著 KADOKAWA) -------------------------------------------- いろんな人がいて凸凹やグラデーションがあって当たり前の社会、 誰も置き去りにすることのない社会を作る。 この久遠チョコレートの理念を広めるた…

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか? 生きる力を伸ばすために

ブログに書くより多くのメモがたまってきています。 「いい子」について書く前に、また寄り道します。 天外伺朗さんの本は、以前にも読んでいます。 大脳新皮質シンドローム② - Sol Cafe 『幸せの栖(すみか)』 (hatenablog.com) -------------------------…

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか? 画一化の中で漂う

「いい子」についての散歩道を歩く前に、少し寄り道してみます。 今回は引用なしの、自分自身の思考の散歩道を行きます。 『時代が締め出す心』(青木省三著 岩波書店) この本に書かれている内容で感じることがありました。 今の時代、価値観が画一化してい…

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか? 子の成長、そして親の成長

『「叱らない」が子どもを苦しめる』 (薮下遊 高坂康雅著 ちくまプリマー新書)より -------------------------------------------- 親子関係は、大人になるまでの間に、5つの段階に分けられる。 親が子を手の届く範囲に置く段階: 乳児期(1歳くらいまで…

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか? 収容所か安全基地か

前回のブログの最後に書いた「給食」ですが、 『なぜかいじめに巻き込まれる子どもたち』(川上敬二郎著 ポプラ新書) には、このようなことが書かれていました。 ------------------------------------------ 長野県真田町(現上田市真田町)の教育長を務め…

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか? いじめの存在

『なぜかいじめに巻き込まれる子どもたち』(川上敬二郎著 ポプラ新書) から、いくつものメモを取っています。 「いじめ重大事態」件数過去最多を更新! となっていますが、昔もいじめはあったはずなのに、 なぜ、そんな状況になっているのか、よくわかりま…

【写真日記】オレンジデーの花育ワークショップ

今日4月14日は、オレンジデーです。 オレンジデーは、こんな日なんです。 日本におけるオレンジデーは「4月14日」|特徴や楽しみ方、おすすめのプレゼントを解説 | Oggi.jp そして、オレンジデーに開催したi-ze(いーぜ)の花育ワークショップは、 「オレン…

【写真日記】「きりがみリース&きりくずアート」@矢川プラス

今日は、「きりがみリース&きりくずアート」@矢川プラスの当日でした。 いつものように、鍋焼きうどんさんのお手伝いをいただき無事終了しました。 12時半くらいに矢川プラスに入って、少し驚きました。 お昼時は、オープンスペースで持参した昼食を食べて…

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか? デジタル・オンライン習慣

私の職場の小学校では、昨日2年生以上の児童の給食が始まり、 今日は保護者会があったりして、多くの子どもたちの参加があり、 1学期が本格的に始動しました。 多くの小学校低学年の無邪気な子どもたちを見ていると、 こうやってここに書いて学び続けてい…

味わい言葉ノート 117

『子どもの脳の育て方』(黒川伊保子著 講談社+α新書)より 動画やゲームは読書の代替にはならない。 読書のほうが、よりリアルに「自分ごと」として脳に刻印されているので、 学習効果があるからだ。 読書には主人公の顔がない。 つまり主人公に感情移入し…

【学びの散歩道】「ここいまタウン」は、もう存在している? ②

小山宮佳江さんを知っているといっても、 一度も直接お会いしたことはありません。 私は、まったく活動していませんが、 チェンジ・ザ・ドリームの(チェンドリ)ファシリテータでもあります。 認定を受けたのは、2017年だと思います。 活動をしていないので…

【学びの散歩道】「ここいまタウン」は、もう存在している? ①

『シェアライフ』(石山アンジュ著 クロスメディア・パブリッシング) この本は、羽鳥さんのモーニングショーに出演している人の本で、 かつ、昭島の図書館にあったので読んでみることにしました。 読んでみて、「シェアライフ」というのは、 私の知らないと…

【学びの散歩道】何を信頼するのか③

『客観性の落とし穴』(村上康彦著 ちくまプリマー新書)に、 こういう言葉がありました。 --------------------------------------- 世界は統計(確率)によって支配されることになった。 --------------------------------------- 私が何度も書いてきてい…

【学びの散歩道】何を信頼するのか②

何を信頼するのか? それは、自分の体であり、自分の生活だと思います。 最近、小林製薬の問題が大きく取り上げられています。 健康診断でコレステロールの数値が高いことがわかり、 それを下げるために、ベニコウジを飲んだという人がいました。 勝手に想像…

【学びの散歩道】何を信頼するのか①

最近、小林製薬の「紅麴」の問題が世間を騒がせています。 最近読んだある本に、 日本人は、個人より企業を信頼する傾向があると書かれていました。 日本人は権威に弱いのかもしれません。 本来信頼してよいはずの政治家は、ひどいものですね。 企業の不祥事…

【学びの時間】いつも行きつくところ、それは... 先生の場合

『街場の教育論』(内田樹著 ミシマ社)より ------------------------------------ 私が教師として現場にいた過去30年間に限って言えば、 文科省の行政指導の中に 「教師に自信を与え、勇気づけ、自尊感情をもたらす」 ことを目的として立案された政策は一…

【学びの時間】いつも行きつくところ、それは...  ー 親の場合

2冊の本からの学びです。 『「その一言」が子どもの脳をダメにする』 (成田奈緒子・上岡勇二著 SB新書)より ------------------------------------ ペアレンティング・トレーニングの6つのポイント ブレない生活習慣を確立する。 調和がとれたコミュニケ…

味わい言葉ノート 115 & 116 逆説・選択

味わい言葉ノート 115 「風の便り」六季 第36便/情報化の逆説より --------------------------------------- プロ野球、ヤクルトの監督時代に、 「データ重視の野球」を掲げてペナントを制し、 西武とのシリーズで日本一に輝いた野村克也氏が、 後日、テレ…

【保存版】Solのおすすめカフェ ①

今日は、放課後子ども教室はお休みです。 卒業式だからです。 私は、来賓としてご招待を受けたので、 あいにくの雨の中、久しぶりのスーツをネクタイの姿で列席してきました。 私の時代のことは覚えていませんが、 娘や息子のときの卒業式とも、だいぶ変わっ…

【学びの散歩道】思考の散歩道をさまよい歩く

まったく関係ないように見える二つのメモが、 なんだかつながっているように見えたので、 あっちこっちに行きながら「思考の散歩道」を歩いてみることにしました。 沈没船のジョークというのがあります。 一般的にはこんなものですね。 アメリカ人:「あなた…

【学びの散歩道】男性性から女性性の時代へ

3冊の本をもとに、時代の流れについての思考の散歩道を歩いてみます。 『日本が滅びる前に』(泉房穂著 集英社新書)を読みました。 ”明石モデル 子育て”で検索するとたくさん出てきます。 その一つが、これです。 第8話まである大作で、本に書かれているこ…

【学びの時間】安心して学び合える園・学校をつくる

16日(土)国立市の矢川プラスの1周年記念の特別イベントに参加しました。 司会役の、細野直哉さん(矢川プラス館長)と3人のゲスト 汐見稔幸さん(東京大学名誉教授) 星山麻木さん(明星大学教授) 井本陽久さん(いもいも教室主宰) すごいメンバーでした…

【学びの散歩道】ヒルの時代に向けて@とあるカフェ

今日立川でランチしたのは、ほっこりカフェでした。 このお店は、先月の子のお散歩の最後で、たまたま見つけたカフェです。 【写真日記】おしゃれなカフェから始まる春の兆しを感じるお散歩 - Sol Cafe 『幸せの栖(すみか)』 (hatenablog.com) あらかじめ…

【写真日記】春らんまんお花見のきりがみアート@矢川プラス当日

今日は、「春らんまん お花見のきりがみアート」の当日でした。 いつものように会場セットアップを、約30分でやりました。 今日サポートしていただいたi-ze(いーぜ)の方々です。 こんな感じでやりました。 開始早々、女の子とお父さんがやってきました。 …

【写真日記】春らんまんお花見のきりがみアート@矢川プラス前日

明日は、恒例となった「きりがみアート」@矢川プラスです。 基本的には、「府中ふれあいこどもまつり」と同じことをします。 【写真日記】府中ふれあいこどもまつり - Sol Cafe 『幸せの栖(すみか)』 (hatenablog.com) ただ一つ違うのは、時間的な余裕が…

【学びの散歩道】最も避けたい場所から、....

健康の秘訣は、「食事」と「運動」ですね。 病気の人が健康を取り戻すためにある「病院」の現状は、 足を踏み入れるだけで、病気にになりそうになるほど気が薄いところです。 入院したら、陰気な病室のベッドに閉じ込められ、 まずい食事を食べさせられると…

【学びの散歩道】散歩の先にあったのは、心豊かな生活

これまで、このブログの中で、 「健康」「病気」「薬」についてたくさん書いてきました。 「薬」については、薬剤師も「薬は毒である」と言っています。 『薬の9割はやめられる』(松田史彦著 SBクリエイティブ)では、 医師が、薬は毒であると言っています…