Sol Cafe 『幸せの栖(すみか)』

「ここいまタウン」への歩み

2025-09-01から1ヶ月間の記事一覧

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか?(161) 人権のない国(?)ニッポン⑨ うさんくさい

『学校が合わない子どもたち』(前屋毅著 青春新書) から、引き続き学びます。 ----------------------------------------- 義務教育についてじは、憲法に規定されている。 憲法第26条:すべての国民は法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとし…

【写真日記】久しぶりの再会

昨日は新宿三丁目で、Finding elのワカさんとゆりおさん、 そして、かっちゃんと再会しました。 ワカさん、ゆりおさんとは、ファシリテーション塾で、 Finding elという3人のチームになって、 ワークショップのファシリテーションをした仲間です。 このブロ…

【写真いっぱい日記】新宿御苑を歩く

今日は、久しぶりの新宿でした。 正直、新宿駅近辺の人の多さにはもうこりごりですが、 お楽しみ会の前に、新宿御苑を歩くことにしたのは正解でした。 新宿門から入り、1時間ほどゆっくり歩いて、大木戸門から出ました。 公園内の人出は、さほど多いとは感じ…

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか?(160) 人権のない国(?)ニッポン⑧ がんじがらめ

『学校が合わない子どもたち』(前屋毅著 青春新書) には、いまだにそうなの?ということが書かれています。 子どもの自殺についての情報を書き出します。 ----------------------------------------- 2024年 小中学生の自殺者は527人、過去最高。 10代まで…

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか?(159) 人権のない国(?)ニッポン⑦ おぞましき全国学力テスト

『学校が合わない子どもたち』(前屋毅著 青春新書)からの学びです。 要約と引用で進めていきます。 「全国学力・学習状況調査等」すなわち、全国学力テストの目的は、 このように説明されています。 「義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から …

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか?(158) 人権のない国(?)ニッポン⑥ 身近なところでちょっと一息

『学校が合わない子どもたち』(前屋毅著 青春新書)は、 私がこれまで何度も書いてきた、 「学校の選択肢」を増やすという趣旨にぴったり合っているので、 興味を持って読みました。 しかし、そこには、いまだにこんなことをやっているの? ということが書…

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか?(157) 人権のない国(?)ニッポン⑤ 子どもを子ども扱いする国

『子ども若者抑圧社会 日本』(室橋裕貴著 光文社新書) からの最後の学びです。 若者の意見が政治に反映されない一つの根拠として書かれていたのは、 こんなことでした。 引用ではなく要約です。 ---------------------------------------------- 世界では…

【写真日記】秋の装いの花育ワークショップ

お彼岸を迎えましたが、今日も30度を超える真夏日でした。 そんな日の花育ワークショップは、 「オータムリース ~実りの秋をリースにしよう~」です。 いつものように、みんなで手分けして、会場セットアップを行います。 ほのかちゃん作のメインのホワイト…

【写真日記・感じる時間】悲喜こもごも

まずは、私の直近の状況です。 ちょっと驚くようなことを含め、いろんなことが起きています。 それは、i-ze(いーせ)関連はもちろんのこと、 毎日書いてきているブログのおかげでもあります。 想定していなかったこともあります。 お仕事も、毎日の子どもた…

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか?(156) 人権のない国(?)ニッポン④ 部活の強制加入

『子ども若者抑圧社会 日本』(室橋裕貴著 光文社新書) -------------------------------------- ルールで児童生徒をがんじがらめにしているのは、校則だけではない。 その一つが部活動である。 2017年度にスポーツ庁が実施した運動部活動に関する実態調査…

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか?(155) 人権のない国(?)ニッポン③ 権力を持ったもん勝ち

『子ども若者抑圧社会 日本』(室橋裕貴著 光文社新書)から、 引き続き引用します。 ----------------------------------------- バイク禁止拘束事件に関する千葉地裁判決(昭和62年10月30日) 学校は生徒の教育目的とする「特殊な部分社会」であり、 そこ…

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか?(154) 人権のない国(?)ニッポン② ほんとうに大事なことなのに!

『子ども若者抑圧社会 日本』(室橋裕貴著 光文社新書)について、 前回のブログで、この本は、今回初めて読んだと書きました。 しかし、「子どもの権利条約」で検索すると、なんとこれが出てきました。 【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろう…

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか?(153) 人権のない国(?)ニッポン① 子どもには人権はない?

『子ども若者抑圧社会 日本』(室橋裕貴著 光文社新書)は、 2024年3月初版発行ですが、最近読んで衝撃を受けました。 このような趣旨で書かれています。 ------------------------------------- 著者は、若者の声を政治に反映させることを目指して、 政策提…

【写真日記】きりがみ&きりくずアート@第1回いーぜ祭り

昨日9月14日は、第1回「いーぜ祭り」@矢川プラスでした。 最終的にこれだけの出し物が揃いました。 まさに、今現在のi-ze(いーぜ)の総合力で実現したフェスティバルでした。 12時過ぎに、メンバー、サポーターが矢川プラスに集合、 はじめての方も何人か…

【学びの時間・感じる時間】将来への不安とメメント・モリ

『人はどう死ぬのか』(久坂部羊著 講談社現代新書)から、 引き続き学びます。 -------------------------------------------- オーストリアの病院の事務長曰く、 「日本人は本当にありがたいお客だよ。 何しろ、どこも悪くないのに検査を受けてくれるんだ…

味わいことばノート 174 悲惨な延命治療にならないために

『人はどう死ぬのか』(久坂部羊著 講談社現代新書)より 医療は、言い方は悪いですが、所詮は人間の営為です。 神の所業ではありません。 病気は自然の現象です。 医療によって治る病気も増えましたが、 すべての病気が治せるわけではありません。 治る病気…

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか?(152) 子どもは自然の産物のお手本

『遊びと利他』(北村匡平著 集英社新書)から、引き続き引用します。 ------------------------------------------- 建築家の青木淳は、 子どもたちの日常的な遊び場だった「原っぱ」と「遊園地」を対照させ、 次のように記している。 こういう原っぱは子ど…

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか?(151) 売るための玩具

『遊びと利他』(北村匡平著 集英社新書)から引き続き引用します。 --------------------------------------------- 私も幼い頃、レゴでよく遊んだ。 新しく買ってもらうたびにブロックが増えていき、 建物やロボットを作っては分解し、 再び作っては壊して…

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか?(150) 子どもの本質は変わらない

前回の(149)エンタテインメント化(?)する「体験」で、 -------------------------------------------------------- 昨日今日で読んだ本のまえがきのこの言葉が目に入りました。 ” 最近「偶然性」がなくなりつつある " ================================…

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか?(149) エンタテインメント化(?)する「体験」

『子どもの人生が変わる放課後時間の使い方』(島根太郎著 講談社+α新書) は、正直すごい本でした。 しかし、この本を読んで撮ったメモは、この一文だけです。 「親が手をかけすぎない方が、子どもは育つ」 子どもの非認知能力を育てる、主体性を育むこと…

「きりがみ&きりくずアート」@いーぜ祭りの準備中

いーぜ祭りまで、あと1週間を切ってきました。 楽しいワークやプレイが盛りだくさんです。 Solの「きりがみ&きりくずアート」としては、 チラシにはコスモスの写真を載せていますが、 実際には、 「マイ・オリジナル・スターで満天の星空をきりがみアートし…

【写真日記】復活したカメラ片手のお散歩

お盆に岩国に行ったときに全く使えなくなった一眼レフ、 帰ってきてすぐに修理に出しました。 見積もりを経て、それが修理されて帰ってきたのが1週間前です。 この程度の金額でできたのは、ラッキーです。 修理に持って行ったとき、新品の値段を聞いて驚きま…

久しぶりのドリームマップ授業

一昨日、川崎市内の小学校の6年生向けにドリームマップ授業をしてきました。 朝8時過ぎに学校に到着、学校を出たのは、15時半くらいだったでしょうか。 丸一日のボランティアです。 2017年にはじめて、今回が84回目のドリームマップ授業でした。 コロナのと…

【学びの時間】不登校に関わる大人たち⑤ 先生のお仕事

『不登校のあの子に起きていること』(高坂康雅著 ちくまプリマー新書) から、今回が最後の学びとなります。 学校の先生に、不登校への支援を求めるのは困難です。 前回、知人に聞いた話を書きましたが、不登校の子どもの事情は複雑です。 学校に来ている子…

【学びの時間】不登校に関わる大人たち④ スクールカウンセラーの存在

『不登校のあの子に起きていること』(高坂康雅著 ちくまプリマー新書) から、引き続き学びます。 スクールカウンセラーには、 公認心理師(国家資格)や臨床心理士(民間資格)があり、 子どもや親の心理支援を行ったり、先生との情報共有、 コンサルテー…

【学びの時間】不登校に関わる大人たち③ 学校との関係

『不登校のあの子に起きていること』(高坂康雅著 ちくまプリマー新書) からの学びの続きです。 NPO法人「多様な学びプロジェクト」2022年 不登校の子どもの親を対象にした調査で、 90.1%が、「学校とのやり取りで困ったことがある」と答えている。 65.0% …

【学びの時間】不登校に関わる大人たち② 母親へのしわ寄せ

『不登校のあの子に起きていること』(高坂康雅著 ちくまプリマー新書) から、引き続き学びます。 私のコメントはほとんどありません。 なるほど、そうなんだという想いで、書き出している次第です。 前回書き忘れたことがありました。 -------------------…

【学びの時間】不登校に関わる大人たち① 親の3つの孤立

『不登校のあの子に起きていること』(高坂康雅著 ちくまプリマー新書) から、これまでにないくらいの量のメモを取っています。 夏休みのハードワークの日々が終了したので、 これから少しずつ向き合ってみたいと思います。 すでに、本の結論の部分は、味わ…