Sol Cafe 『幸せの栖(すみか)』

「ここいまタウン」への歩み

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか?(154) 人権のない国(?)ニッポン② ほんとうに大事なことなのに!

『子ども若者抑圧社会 日本』(室橋裕貴著 光文社新書)について、

前回のブログで、この本は、今回初めて読んだと書きました。

しかし、「子どもの権利条約」で検索すると、なんとこれが出てきました。

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか?(39) 多くの人が知らない大事なこと - Sol Cafe 『幸せの栖(すみか)』

昨年の6月にはすでに読んでいたのでした。

 

読んでブログを書いてもすぐに忘れて、2度目の読書も楽しめるのは、

ある意味、私の良い性癖ではないかと思っています。

ただ、正確な数字は覚えていなくても、子どもの権利条約を批准したのは、

世界の中でも圧倒的に遅く、かつ、その後も、

何にもしていなかったというのは残っていて、

その後も、「子どもの権利条約」「こども基本法」など、

子どもの権利については関心を持って学んでいます。

 

今回の読書のほうが、私にとって、

はるかにインパクトが大きかったので、こうして書いています。

 

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公益法人セーブ・ザ・チルトレン・ジャパンの2016年のアンケート調査

子どもの権利条約採択30年 日本批准23年、

3万人のアンケートから見る子どもの権利に関する意識。

  • 「内容までよく知っている」 子ども 8.9%    大人 2.2%
  • 「聞いたことがない」      子ども 31.5%  大人 42.9%

 

同団体が2022年3月にインターネット調査

「学校生活と子どもの権利に関する教員向けアンケート調査」

  • 「内容までよく知っている」 21.6%
  • 「全く知らない」「名前だけ知っている」 30.0%

 

スウェーデン: 88%が子どもの権利条約について知っている。

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私も、2023年年末まで、その存在を知りませんでした。

学校の先生すら知らない、この実態、

これは国の怠慢、いや、国自体が、そもそも子どもの権利を認めたくない、

という証拠だと思います。

私たちは、理不尽な社会で生きています。

 

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2006年 教育基本法改正では、

「国を愛する態度を養う」「法律を重んずる」(第6条)教育が定められた。

自分の頭で考えて、批判的に物事を見るこどもより、

規律を重んじ遵守する子どもが「良い子」とされた。

翌年には文科省が、

「問題行動を起こす児童生徒」には毅然とした指導を行うよう通告し、

「ゼロ・トレランス」と「スタンダード」が広がることになった。

  • ゼロ・トレランス:1889年だアメリカで広がった生徒指導。規律と懲戒規定を明示し、違反した生徒を例外なく処分する。
  • スタンダード: 「授業中姿勢よく座る」「掃除は黙って行う」「廊下は右側を歩く」

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「人権のない国(?)ニッポン」と言わざるを得ないというのが、

「国を愛する態度を養う」「法律を重んずる」にもあります。

  • 子どもに国を愛する態度を要求するのなら、大人がまず、愛されるような国をつくろうよ!
  • 子どもに法律を重んずるように要求するのなら、法律(憲法)を無視した校則を廃止しようよ!

そう言いたくなりませんか?

 

残念ながら、子どもたちからはそんな声は出てきません。

なぜなら、子どもたちは、飼いならされてしまうからです。

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「校則を守ることは当然だ」「そう思う」という高校生は着実に増えている。

2001年 16.8% ⇒ 2013年 35.2%

「そう思う」と「どちらかと言えばそう思う」 合計68.3% ⇒ 87.9%

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背景には、こんな考え方があります。

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日本政府は、これまで「子どもの権利」は、紛争などで学校に行けない、

路上で生活したりする子が多い発展途上国の問題で、

日本では十分に守られているというスタンスをとってきた。

そもそも、日本が子どもの権利条約を批准したのは、

1994年で世界で158番目と遅い対応だ。

今回のこども基本法の成立(2022年6月15日通常国会の最終日)過程でも、

「子どもに権利を与えたら、学校は大変なことになる」

「子どもがわがままになる」

などと懸念の声が与党の保守系議員などから出された。

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これを読んで、真っ先に出てきた言葉は、

「一番わがままなのはだれですか?」「あなた方は何様ですか?」です。

それを、与党の保守系議員のおじさんたちに問いたい!

 

つづく

 

写真に意味はありませんが、

リンクしてシェアしたときに、写真があった方が見栄えがいいので、

手元にあった写真を適当に貼っています。