2021-01-01から1年間の記事一覧

子どもが輝く場とは

今やっているお仕事は楽しいですか? 子どもがのびのび、すくすく育ち、楽しくイキイキしている場とは、どんな場で、どうしたらそれができるのでしょうか? FacebookのSol Cafe ページにあげたこの二つの問いは、 同じ想いの表れだと気づきました。 私の夢、…

パッシブ(passive)な生き方を大切に

『教えから学びへ』(汐見稔幸著 河出新書)より アクティブ(active)は能動的、活動的、その反対語はパッシブ(passive)で受動的という意味 パッション(passion)とパッシブ(passive)は同じ語源 パッション(passion)は、感情、情熱、激情という意味…

がんは「消す」ものではなく「消える」もの

FacebookのSol Cafe ページに引用したこの言葉、 とっても響き、感じる言葉なので、このブログにも書き留めます。 『がんが消えていく生き方』(船戸崇史著 ユサブル)より -------------------------------------------------------------------- 私たちは…

【学びの時間】伝えられていないことを知る たとえば、「ワクチンの有効性95%」とは

新型コロナのブレークスルー感染は、かなり多いと感じられます。 東京で、ワクチン2回接種の4人が死亡というニュースが8日にありました。 ワクチンの有効率は95%と言われていたのに......? 『こわいほどよくわかる新型コロナワクチンのひみつ』 (近藤誠著 …

60年(120年?)に一度の竹の花が咲いた日

今日は歩くと決めていました。 私の好きな鳩ノ巣渓谷、富士見湯、TONYのコースです。 ひとり裏山でSol Cafe@鳩ノ巣渓谷です。 高いところにあったのでうまく撮れていませんが、これは竹の花だそうです。 展望台を降り、雲仙橋に行く手前で、声をかけてくる…

ここいまの第四の役割

今この時点におけるSolの役割はこんな感じだ。 第一: ライスワーク兼ライフワークの放課後子ども教室のお仕事 第二: ライフワークの一つ、ドリマ(ドリームマップ)先生 第三: 夢に向かう活動となってきた市民団体i-zeのメンバー 第四: 「育自のための小…

奇跡の自然

「奇跡のリンゴ』(石川拓治著 幻冬舎文庫)より -------------------------------------- 自然を細切れに分解して理解しようとするのが自然科学の、 つまり科学者の方法論だとするなら、 自分がなすべきは、その正反対のことだと木村はいいたいのだろう。 …

【プチ哲学の時間】多層的な時間の流れを想う② 時代の変わり目

『「里」という思想』(内山節著 新潮社)を読んで試みる哲学の真似事の続き、 多層的な時間の流れ・歴史の本論に入ってみよう。 著者はこのように時間は多層的に流れていると言っている。 -----------(要約)------------------------ 哲学者だけでなく、…

【プチ哲学の時間】多層的な時間の流れを想う① 余談

今回も、『「里」という思想』(内山節著 新潮社)を読んで、 哲学の真似事をしてみようと考えた。 「歴史」や「時間の流れ」について書かれたところを読んで、 なるほどなと思ったことによる。 もともと、歴史=時間の蓄積は、多層的だった。 本来は、多層…

【プチ哲学の時間】物語(キツネという隣人)を失った時代

一昨日からこの本を読み始めた。 そして、ビンビンといより、静かにかズンズン響いてくるものがあった。 それは、自分の本名の意味に、改めて気づかせてくれた内容だった。 すぐに、「名前の意味に向き合う」というタイトルで、 自分にとって、とても大事な…

名前の意味に向き合う

ちょっと哲学してみようと思ったわけではないけれど、 「里」というタイトルに惹かれて借りた本、 『「里」という思想』(内山節著 新潮社)を今日から読み始めた。 まだ、20ページも読んでいないが、とても興味深いことが書かれていた。 哲学者の言葉は簡単…

恵方参りと小さな命たちとの出会い

今日は秋分の日、恵方参りに行ってきました。 方位を確認して2月にお参りした八高線の小宮駅そばにある日吉神社です。 昨年末から、さまざまなことが起こりつつあり、 とってもいい感じにっていて、新たな展開も芽生えつつあります。 私は恵方です。 私にチ…

コミュニケーションの難しさ

「最近の若者は、コミュニケーション(能)力がない」 とよく言いがちですが、言っている本人は、 自分の胸に手を当ててよく考えてみる必要がありそうです。 『わかりあえないことから』(平田オリザ著 講談社現在新書)より ------------------------------…

『イエナプラン教育を語ろう』@府中(2021.09.20)

6月末にやろうと決めて、7月に2回目の対話会をし、今回が3回目となりました。 新しい方が何人も参加し、それぞれが想いのある方々です。 言い出しっぺのユニッツさん、i-zeのやまねーさん、 そしてi-zeメンバーの私(Sol)以外は、みんな初めての方々でした…

【好きをする時間】お金かけずに本をひたすら読む

私にはいろんな好きがある中で、読書は、やはり大切な好きの一つです。 本は、ほとんど買いません。 ほぼ全部図書館で借りて読んでいます。 読むのは、この写真のようなジャンルの本がほとんどですが、 最近は小説もときどき読むようになりました。 これは違…

【好きをする時間】久々の晴天、気持ちのいいお散歩

今日は、すっきり晴れました。 こんな日にお散歩しないわけにはいかない! ということで、気の向くままに歩き始めましたが、 結局、よく歩く場所、住宅街を抜け、国道16号線を渡り、 拝島天神社にお参り、啓明学園の脇を通り、多摩川の河川敷にでて、 下の川…

【好きをする時間】ただいま練習中

今年のお正月にいきなり「図書館のシャムネコ」を切って切り絵を始めて、 なんだかんだ、たくさんの切り絵をしてきました。 難しそうなので敬遠していたクジラの切り絵を、夏前にやってみて、 やはり難しいなと感じていました。 放課後子ども教室が書き入れ…

【セミの抜け殻の独り言】ぼくは抜け殻です

『不安の哲学』(岸見一郎著 祥伝社)より ----------------------------------------------- 責任の語源は応答(responsibility)です。 この発言は何のためにしたのかと問うたときに、誰かが名乗り出て、 何を根拠にどういう意図があって発言したかを説明…

【学びの時間】これから先の社会に向けて

かつて「不安」と「心配」について、こんなことを書いています。 【学びの時間】「心配する」とは? - Sol Cafe 『幸せの栖(すみか)』 (hatenablog.com) 【学びの時間】心配するとは?(補足) - Sol Cafe 『幸せの栖(すみか)』 (hatenablog.com) そして…

【学びの時間】人類とは、ごみを大量に生み出す生き物

人類はこれまでいろんなものを発明してきました。 個人的な意見ですが、中でも、プラスチックの発明は、 人類史上最大で、かつ人類を魅了し続けている発明だと思います。 この世の中に、プラスチックと無縁な人は一人もいないでしょう。 私たちは、プラスチ…

【好きをする時間】お散歩はたくさんの出会いの場

お昼過ぎに、読み切りたかった本を読み終えたとき、少し明るくなって、 雨は降りそうもなかったので、思い立ってお散歩することにしました。 いつもよく歩く自宅の近くの道、住宅地を縫うように歩き、 拝島駅へ、玉川上水を渡って、緑道を歩いて、 玉川上水…

【学びの時間】子どもたちのためのメモ書き

『子どもへのまなざし』は、本当にステキな本でした。 私の蔵書にもなっていますが、まだ読み返しはしていません。 その本を最初に読んだのは、学童クラブで働き始めてから1年たったころ、 今から2年以上前でした。 その本の内容についていくつかブログを書…

【学びの時間】経験とは? 報道とは? 平和とは?

この著者は、Wikipediaによると、このような人です。 ---------------------------------- 伊勢崎 賢治(いせざき けんじ、1957年7月6日 - )は、平和学研究者。 東京外国語大学総合国際学研究院(国際社会部門・国際研究系)教授、 自衛隊を活かす:21世紀の…

【学びの時間】すべての「弱さ」は、社会の「伸びしろ」

オリンピックが終わり、パラリンピックも最終日を迎えました。 実は、私は、「オリンピック」も「パラリンピック」もほとんど観ません。 オリンピックやパラリンピックに限らず、 他のスポーツ番組も観ることは、とてもまれです。 オリンピックは特に、「メ…

先にあるのは里山(里海)コミュニティ 心豊かに生きる

8/28のブログ「スキー人口はなぜ減ったのか」にこう書いています。 最近何冊か読んだ本から感じたことは、私たちは「虚構の社会」に生き、本質とは違うことで、右往左往して苦しんでいるのではないかということです。そうではない社会をイメージしながら、次…

【学びの時間】ゲラダヒヒに学ぶ

どんどん回り道している感じですが、 「先にあるのは○○」というものを書こうと思っているので、 ここに書こうとしているゲラダヒヒのお話も、 そこのしっかりつながっていると感じています。 ゲラダヒヒで検索して、見つかった画像の中から選んだものです。 …

【好きをする時間】写真日記:滝乃川学園と小さな自然のお散歩

昨日の神谷恵美子著『生きがいについて』の読書会の対話で、 初めて、国立にある「滝乃川学園」の存在を知った。 渋沢栄一が理事長に就任したこともある日本初の知的障碍者のための施設。 社会福祉法人滝乃川学園|障がい児者の為の福祉施設 (takinogawagaku…

【名も知れぬ虫の独り言】生きがいについての3フレーズ

昨日のブログに書いたのは、 「私たちは「虚構の社会」に生き、本質とは違うことで、 右往左往して苦しんでいるのではないかということです。 そうではない社会をイメージしながら、次のブログを書こうと思っています。」 でしたが、昨日の読書会に出て、気…

【学びの時間】スキー人口はなぜ減ったのか?

今朝、Facebookのタイムラインに、こんなことを書きました。 ---------------------------------夏休み中の平日は、毎朝、いつもより2時間以上早く起きて、 夕方まで一日働いていました。 しかし、学期が始まると、午前中はゆっくりできる時間が取れます。 …

【学びの時間】レジリエンス(resilience)と心的外傷後成長

この本からの抜粋です。 --------------------------------------------- <問い> 広い荒野に一本の木が立っています。 その荒野は強い風が吹き荒れるので、木はダメージを受けてしまいます。 これを防ぐには、木はどのように対処すればよいでしょうか? <…