今年のお正月にいきなり「図書館のシャムネコ」を切って切り絵を始めて、
なんだかんだ、たくさんの切り絵をしてきました。
難しそうなので敬遠していたクジラの切り絵を、夏前にやってみて、
やはり難しいなと感じていました。
放課後子ども教室が書き入れ時の夏休み中は、
あまり切り絵をしなかったのですが、9月に入ってまたやり始めています。
創作的なものをやりたいという想いはありますが、
まだぼやーっとしたアイデアしかないので、
まずは練習に集中しようと思っている今日この頃です。
なにせ、我流のカッターさばきが、なかなか上達しないからです。
角っこが微妙に切り切れず、切った紙がすんなりはがれなかったり、
特に、〇が〇に切れないんです。
一発でスパッと切れると気持ちいいですが、いつももやもやなのです。
〇については、紙を回すというのが一般的ですが、
切り剣 福田理代さんのように、紙は一切動かさず、
カッターを半分回しながら2回できるやり方もあります。
いろいろ試しても、なかなかうまくいきません。
その意味でも、このクジラの題材は、とてもいい題材だと感じています。
最初の2枚は、放課後子ども教室と学童クラブに飾ってあります。
今日6作目ができたので、家に4枚があり、これからもあと数枚は増えそうです。
3週連続でやっていますが、前々回よりは前回、そして前回よりは今回と、
ミスも少なくなり、ほんのわずかですが上達している感じはあります。
何回もやると、カッターの刃を惜しんではいけないということに気づきます。
前回、途中で替えました。
今回も切れなくなったと感じたので途中で替えました。
どうも、クジラの切り絵1枚に、カッターの替え刃1枚という感じです。
百均で買ったA4のケント紙に直接コピーします。
これを気ままに、気の向いたところから切っていきます。
これは裏面ですが、実際にはこちらが作品になります。
これほとんど切っていないように見えますが、この時点で、
1時間半が経過していました。
きっちり時間を見ていないのでイメージだけですが、
この辺りで3時間くらいだと思います。
ここまでくれば、もうゴールが見えてきます。
これで一応切終わりですが、2-3回の休憩を入れて、
切り始めてから4時間でこうなります。
微妙にサイズを調整して、青い画用紙を裏に当ててラミネートすると、
冒頭に掲載した完成形になります。
何回かミスしているので悔しさはありますが、達成感はありますね。
切った後に、Kiriken MasayoさんのYouTubeを観ました。
こんなクジラもありますが、レベルやスケールが全く違います。
これを観ると切り絵やめたくなると、以前のブログにも書きましたが、
めげずに、お気に入りのクジラを続けていきます。
切り絵 アート『鯨/Humpback Whale』制作動画 CUTOUT - YouTube
前回観たカメレオンのあとに、初心者向けの図案と切り抜き編がありました。
切り剣流!初級切り絵講座『金魚』図案編(描きかた) - YouTube
切り剣流!初級切り絵講座『金魚』切り抜き編 - YouTube
この後に、クジラの映像がありました。
ポイントは、うまくなりたいのなら、我流で勝手にやるだけではなく、
この辺りをよく観て研究しなければいけないなと思います。
観て不思議だったのは、切り終えた部分には触らずに切っていることです。
細い線になったところをそのままにして切るとちぎれてしまいがちです。
切り方にむらがあるのと、カッターの刃の切れ味もあるでしょうが、
どうも紙の質の問題もあるようです。
百均ではなく、紙にも少しお金を書けないといけない感じです。
台風14号接近の3連休の初日の午後は、豊かな時間となりました。