【好きをする時間】Solならではの切り絵を模索中

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切り絵は、今年のお正月に始めました。

知らなかった「好き」がある - Sol Cafe 『幸せの栖(すみか)』 (hatenablog.com)

このブログのあと、何回か切り絵の投稿をしていますが、

これがごく最近書いた切り絵に関するブログです。

【好きをする時間】ただいま練習中 - Sol Cafe 『幸せの栖(すみか)』 (hatenablog.com)

 

そのあとも、Facebookにはこのクジラの切り絵については書いています。

最後の最後に台無しになる大失敗をして、がっかりしながらも、

その時捨てようかと思ったものを修復して、いまも持っています。

しかし、3時間半も地道な努力を重ねた結果、

最後の最後で全作品がおシャカになるなんて、

そんなんでいいんだろうかと、その時思いました。

 

いまさら、上段に添付したブログにリンクしたKiriken Masayoさん

切り剣Masayo 切り絵創作家 福田理代のオフィシャルサイト (thebecos.com)

そして最近知ったタナカマコトさん

タナカマコト tanakamacoto (main.jp)

このお二人のようにはなれないし、なる必要もないなと思いました。

 

切り絵の達人になるより、物語を紡ぎたい、そんな気持ちです。

自分なりの切り絵を模索中です。

 

本格的に切り絵をやる前に、学童クラブに行き始めて以降、

工作をやりながら、おりがみをハサミで切ったりしていました。

切って形を作りますが、残った紙、

ある意味残りカスを捨てることなく用紙に貼り付けていきます。

それをやり始めると、知らないうちに時間が過ぎていきます。

そして出来上がった物は、何かしら面白く魅力的なものになっていくのです。

自己満足ですが。

 

実はいま、これがやりたいことかなと思っています。

 

今回、放課後子ども教室のハロウィンの飾り物を、切り絵でしてみようと、

ハサミでできる簡単な切り絵をつくりました。

それをおりがみの底にある型崩れ防止の台紙に貼りました。

左は切り出したものと、切りカスです。

右は、切り取ったあとです。

どちらも大事です。

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右(以下は左)、そこに簡単な絵を描きました。

色が違って見えますが、光の加減で同じものです。

(下の方が、より現物に近い)

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さらに、おりがみを8つにおり、切り出したものと、

切りカスをB4の黒画用紙に全部貼ってみました。

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オレンジの切り紙は、

たった1枚のおりがみから余すところなく切り取ったものです。

自分自身も驚きですが、一枚の普通の折り紙は、

これほどまでのボリュームがあるのです。

黒く見えるところは、切り取った部分もあれば、

黒のマジックで書いた部分もありますが、あまり区別がつきません。

残りカスも面白いものになります。

 

ただ、残念なのは、子どもたちは興味を示しません。

興味を持って見ている子はいますが、

やる?ときいても、自分でやろうという子は一人もいないのです。

私は無理にやらようとは思わないので、

子どもがやりたいと言わないかぎり何もしません。

正直、ハロウィーンって、マスコミの無理やり感があるので、

子どもには響かないのではないかと思っています。

 

一方、スタッフがスーパーでタダで配っているものをもらってきて、

子どもたちに促していますが、それは何人もがやっています。

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学童クラブに行っていたときは、子どもと遊ぶ立場だったので、

工作しているところを見せていましたが、

いまは、管理的な立場が主なので、出来上がったものしか見せていません。

一緒にやるようにすれば、やる子も何人かいるでしょう。

ただ、いまのところ、スタッフの活動を邪魔しないようにしています。

 

それはそれとして、私は、自分のワクワクのためにやっています。

Solの切り絵は、この方向ではないのだろうかというものが、

ハロウィーンの作品つくりをすることで、見えてきた感じがするからです。

 

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八つ切りのオレンジの画用紙に、おりがみを適当にハサミで切った

カボチャやコウモリ、おばけなどなどを貼っていきます。

もちろん、残りカスも貼ります。

買い置いていたいろんな模様のあるおりがみを使いました。

 

設計図もなく何も考えずに切って貼りました。

〇のクラフトパンチも使いました。

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この上に、黒い画用紙をカッターで切って、上に重ねて貼っていきます。

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ネットで検索して、いくつか画像をプリントしてカッターで切りました。

この後は、ネットからとった型紙もありますが、

思いつくままに、ネットの画像を参考に、主にハサミで切っていきました。

それらを、気の向くままに貼ってみました。

その最終形が冒頭の写真です。

 

まだ未熟なので、お手本がいりますが、

これがオリジナルになっていくといいなと思っています。

背景は抽象画的に、思いつくままの切り紙を貼っていき、

その上に、物語のキャラを切って貼ります。

そんなことができるようになるといいなと、ワクワクしています。

 

今回思いつくままに、ハロウィンに際して、

手を動かすことができたことに感謝です。

 

Kiriken Masayoさんもタナカマコトさんも、

一枚の紙から作品を切り出していきます。

切り出した紙は、細部までつながっています。

Solの切り絵は、つながっていない切り絵です。

気の向くままに切っていく、切り出したものだけでなく、

本来捨てる切り残しの部分も大事にします。

そして、切り紙で作る背景も、切り紙とその切カスで作っていくのです。

 

簡単にいうと、切り紙パーツで作る切り絵物語です。

 

物語が先か、気の向くままに切っていくのが先か、それはまだわかりません。

ただ、自分が苦手だと思っている

頭で考えないで、感覚・感性を大事にすることは、

これから何回も無心に手を動かしていれば、

ひょっとしたら出来ていくかもしれないな、そんな感じがしています。