前回の花育ワークショップは、12月26日(月)でした。
学校はお休みに入っていて、子どもたちでにぎわったそうですが、
冬休みの私の職場も子どもたちのためにフル稼働だったので、
残念ながら、私は参加はできませんでした。
そして、今日の新年最初の花育は「押し花」です。
「きりがみ」となんだか似通った感じがしました。
でも、一方は押し花とはいえ生身の自然の花や葉っぱ、
方や、おりがみという人工物を切り取ったものなので、
混ぜこぜにすると、押し花に失礼かな、という感じがしていました。
なので、いつもなんらかのSolのオリジナリティをスパイスするのですが、
今日は特別なアレンジはしていません。
いつもかわいいイラスト付きのホワイトボードです。
今日の素材は、ある意味質素ですが、とっても繊細でした。
この素材から、こんなものをつくります。
私は、縦置きにすることにしました。
和紙(麻入り落水和紙)を一番下に敷き、
表裏の色が違う装飾用(大中小の〇△□)の和紙を配置します。
形をそろえずにバラバラにしました。
切らずに、元の形をそのまま活かすことにしました。
この上に、押し花を置いてみて、これでいいかなというところで、
まず、○△□を木工用ボンドで貼りました。
でも、貼ってみると、最初のイメージとはちょっと違ってしまっています。
違っていても、それはそれで何とでもなるし、
逆に、いろんな可能性が広がるという意味では、
きりがみリース&きりくずアートと相通じるものがあるなと思いました。
そこに、押し花を貼っていきました。
見たことのない、イチゴの押し花があります。
どうやって作るのか想像できませんが、珍しくそしてお高いようです。
クローバーは、三つ葉もあるということでしたが、
私のところにやってきたのは、3つとも四葉のクローバーでした。
これは、ラッキーの三重奏かな。
ただ、残念なのは、高さを変えるつもりだったのが、
貼ってみると、横一線になってしまったのです。
その上、下が虚しいくらいに空いてしまいました。
そこで他の方の残っていた和紙の切れ端をいただいて、ハサミを入れました。
四葉のクローバーにする予定が、形が崩れたので、
急遽、チョウチョにしてみました。
これが今回の唯一のSol独自のアレンジです。
あとから思えば、装飾用の和紙をいろいろな形に切ってみてもよかったかな、
と思いますが、今日はそんな余裕はなかったですね。
裏に乾燥剤を貼った和紙と押し花をラミネートして、
上に白い厚紙のフレームを置き、額に収めて出来上がりです。
私と同じテーブルの方々は、みなさん、
「きりがみリース&きりくずアート」のワークショップか、
協働まつりのワークショップコーナーに参加した人たちでした。
その一人が、このカレンダーを作られた方です。
ワークショップ冥利を感じるプレゼント - Sol Cafe 『幸せの栖(すみか)』 (hatenablog.com)
その方が、オリジナリティを発揮されていました。
3分割する枠を外し、縦長の前面に装飾用和紙と押し花を配置しました。
意図的に空けたスペースには、帰ってから写真を置くと言われていました。
押し花のフォトフレームです。
事前にどんなものをつくるかお知らせしていないので、
今日サンプルを見て、その場でフォトフレームだと思われたのでしょう。
3分割を外して一つの長方形でデザインしてみるという発想、
他のものを組み合わせる発想、なるほどなと感心しました。
勉強させていただきました。
花育のあとのお楽しみは、1階下のオレンジブーツでの食事です。
今日は、きたやつハムのサラダです。
新鮮野菜たっぷり、ハムもおいしかったね。
そして、サントリー武蔵野工場のアルトビールがのどを潤してくれました。
これを書きながら、出てきたことがあります。
3月末の「こどもまつり」には、
「きりがみリース&きりくずアート」のカレンダーを作ることにしています。
毎月、オリジナルのカレンダーを作ることにもしていて、
今年の「きりがみリース&きりくずアート」のテーマの一つは。
12か月のイメージカレンダーです。
いま、一月も半ば、春がゆっくりと、しかし着実に近づいています。
春になって草花が咲くようになってきたら、
そんな花たちの押し花を作ってみたらいいかもしれない、
そんな押し花を、切り紙と一緒にカレンダーに貼るという発想であれば、
季節感のあるデザインができそうだし、
切り紙と混ぜても押し花にも失礼ではないかもしれない、
そんなことが浮かんできました。