【好きをする時間】切り絵:意識的無能の段階がいい

f:id:solcafe:20210717201633j:plain

昨日のファイザーワクチン接種の副反応のっは軽微だ。

昨晩より、接種したあたりの痛みは少し強い。

腕を上げると、痛みが増すが、上まで上がるし大したことはない。

今日は、ゆっくり切り絵でもすることにした。

 

観覧車とトンボの素材を切ることにした。

f:id:solcafe:20210717202010j:plain

 

黒の画用紙がなかった。

夕暮れ時を表現するために、久しぶりに色紙をパンチして、

台紙に貼り、切り絵をかぶせようと思った。

切り絵にも色をつければいいのと思い、白い画用紙で切り始めた。

 

前回時間に追われて、イライラして、虚しさを感じることになったので、

今日はゆっくりじっくり切ることにした。

なので、この段階に来るまでに、3時間かかっている。

ここでいったん止めて、お昼を食べた。

f:id:solcafe:20210717202224j:plain

 

そのあとは結構スイスイできて、1時間強で、一応の完成を見た。

ゆっくり慎重にやったつもりだが、どうしても雑になるところがあり、

何か所か失敗もしている。

カッターの使い方、まだまだだなと、また今日も感じることになった。

 

f:id:solcafe:20210717202332j:plain

 

ここまではよかったのだが、そこからが困ったことになった。

とりあえず、色紙をたくさんパンチして、茶色の台紙に貼っていった。

f:id:solcafe:20210717202819j:plain

これは途中の段階で、ほぼ隙間がないように貼ったのだが、

色味が明るすぎて夕暮れの雰囲気が出ない。

そして、キラキラの紙を使い過ぎた。

仕方がないので、少し暗めの色紙をさらにパンチして、重ねて貼っていった。

 

それができたとき、愕然とした。

切り絵に色を塗ることは、非常に困難であることに気づいた。

  • 色鉛筆で塗ればいいと思っていたが、切った細い部分に色塗りはできないと悟った。
  • しかし、白では困ると思ったので、それでも果敢にやることにした。
  • 貼ってから塗ろうと思ったが、スプレーのりはまだ買ってない。
  • スティックのりだと、細いところがちぎれてしまう。
  • それでも、大きなところを中心に塗って台紙に貼った。
  • そのあと、色鉛筆で塗り始めたが、濃く塗ることはほぼ不可能。
  • やむを得ず、はみ出すのは覚悟で、プロッキーを使って塗り始めた。

f:id:solcafe:20210717203517j:plain

 

あきらめることなく続け、もうここまで!と思った時、

時計の針は、17時30分になろうとしていた。

朝9時から延々やってきて、できたのが、こんなものでしかない。

f:id:solcafe:20210717203659j:plain

 

とにかくこれで一旦置いて、平らにするために本などの下に敷いて、

家の周りの散歩に出かけた。

出る前に歩数計を見ると、朝から800歩強しか歩いていなかった。

 

ゆっくり歩いて帰ってきてから、少し本を読んでから、ラミネートした。

それが一番最初の写真だ。

 

切り絵については、成長の4段階の下から2番目の「意識的無能」だなと思う。

でも、丸一日労力を費やした後の無力感はない。

何事もやってみないとわからないなと感じた。

この時期が一番楽しいのかもしれないなと思う。

 

そのあと、図書館で借りた本をブックポストに入れに、もう一度外に出た。

歩きながら出てきたことがある。

 

この手の切り絵は、カッターをしっかり使えるようになるために続けていこう。

それだけではもったいない。

何か創作的なこともやってみたいと思った。

その指標になるのが、今森光彦さんだ。

今森光彦ワールド (imamori-satoyama-world.com)

写真家、自然、里山、昆虫、切り絵、絵本、.....

 

私がなりたかったのは、まさにこの人ではないだろうか。

そう思えて仕方がない。