昨日のファイザーワクチン接種の副反応のっは軽微だ。
昨晩より、接種したあたりの痛みは少し強い。
腕を上げると、痛みが増すが、上まで上がるし大したことはない。
今日は、ゆっくり切り絵でもすることにした。
観覧車とトンボの素材を切ることにした。
黒の画用紙がなかった。
夕暮れ時を表現するために、久しぶりに色紙をパンチして、
台紙に貼り、切り絵をかぶせようと思った。
切り絵にも色をつければいいのと思い、白い画用紙で切り始めた。
前回時間に追われて、イライラして、虚しさを感じることになったので、
今日はゆっくりじっくり切ることにした。
なので、この段階に来るまでに、3時間かかっている。
ここでいったん止めて、お昼を食べた。
そのあとは結構スイスイできて、1時間強で、一応の完成を見た。
ゆっくり慎重にやったつもりだが、どうしても雑になるところがあり、
何か所か失敗もしている。
カッターの使い方、まだまだだなと、また今日も感じることになった。
ここまではよかったのだが、そこからが困ったことになった。
とりあえず、色紙をたくさんパンチして、茶色の台紙に貼っていった。
これは途中の段階で、ほぼ隙間がないように貼ったのだが、
色味が明るすぎて夕暮れの雰囲気が出ない。
そして、キラキラの紙を使い過ぎた。
仕方がないので、少し暗めの色紙をさらにパンチして、重ねて貼っていった。
それができたとき、愕然とした。
切り絵に色を塗ることは、非常に困難であることに気づいた。
- 色鉛筆で塗ればいいと思っていたが、切った細い部分に色塗りはできないと悟った。
- しかし、白では困ると思ったので、それでも果敢にやることにした。
- 貼ってから塗ろうと思ったが、スプレーのりはまだ買ってない。
- スティックのりだと、細いところがちぎれてしまう。
- それでも、大きなところを中心に塗って台紙に貼った。
- そのあと、色鉛筆で塗り始めたが、濃く塗ることはほぼ不可能。
- やむを得ず、はみ出すのは覚悟で、プロッキーを使って塗り始めた。
あきらめることなく続け、もうここまで!と思った時、
時計の針は、17時30分になろうとしていた。
朝9時から延々やってきて、できたのが、こんなものでしかない。
とにかくこれで一旦置いて、平らにするために本などの下に敷いて、
家の周りの散歩に出かけた。
出る前に歩数計を見ると、朝から800歩強しか歩いていなかった。
ゆっくり歩いて帰ってきてから、少し本を読んでから、ラミネートした。
それが一番最初の写真だ。
切り絵については、成長の4段階の下から2番目の「意識的無能」だなと思う。
でも、丸一日労力を費やした後の無力感はない。
何事もやってみないとわからないなと感じた。
この時期が一番楽しいのかもしれないなと思う。
そのあと、図書館で借りた本をブックポストに入れに、もう一度外に出た。
歩きながら出てきたことがある。
この手の切り絵は、カッターをしっかり使えるようになるために続けていこう。
それだけではもったいない。
何か創作的なこともやってみたいと思った。
その指標になるのが、今森光彦さんだ。
今森光彦ワールド (imamori-satoyama-world.com)
写真家、自然、里山、昆虫、切り絵、絵本、.....
私がなりたかったのは、まさにこの人ではないだろうか。
そう思えて仕方がない。