『不安の哲学』(岸見一郎著 祥伝社)より
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責任の語源は応答(responsibility)です。
この発言は何のためにしたのかと問うたときに、誰かが名乗り出て、
何を根拠にどういう意図があって発言したかを説明したとすれば、
その人は自分の発言に責任を持っているということです。
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これが一番苦手なのは、政治家や政府高官といった人たちのように見えるね。
いま盛んに権力闘争? いや、既得権益にしがみつこうと、
姑息なことに血道を上げているように見えるけど、
ぼくのように抜け殻になっているのに気がついていないんだろうかって、
思えるんだよね。