【学びの時間】新年の問いを考える① Sol Cafe_幸せの栖への想いを振り返る

『覚醒のネットワーク』(上田紀行著 アノニマ・スタジオ)

2022年4月出版のこの本は、1989年に出版されたものです。

その後文庫化されたりして、これがの4度目の出版になります。

なぜ、いまなのでしょう?

それは、この本を読んでみるとよくわかります。

今回の再出版にあたってまったく手を加えていないといいます。

出版されたのは著者が31歳の時ですが、書かれたのは20代だったのでしょう。

30年以上たった今、ここに書かれた中身は、ズンズンと迫ってきます。

 

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「差別と暴力の渦巻くこの世界をどうやって変えていけるか」

「私たちは、どうやって生き生きしていけるのか」

このふたつの問いを、この15年くらい考え続けてきました。

そして、二つの問いが別々のものではなく、実は一つのものなのだ、

ということに気づいて書かれたのが『覚醒のネットワーク』です。

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この言葉からすると、著者は、10代の半ばから、

さまざまな社会の問題を自分事として考え続けていたことになります。

そして、たどり着いた答えは、これでした。

 

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言いたいことは単純明快。

一言で言ってしまえば、もっと「生き生き」に素直になろうよ、

そうしたらあなたが生き生きしてくるだけではなく、

あなたの家族も友だちも、そして自然も地球も生き生きしてくると、

ということです。

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こうも言っています。

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あなたが輝くことで、世界も輝く。

あなたが自分らしく生きられれば、あなたの仲間もうれしくなる。

そして、みんなも輝きだす。

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これを見たときに、自分自身の想い、

Sol Cafe_幸せの栖に表現してきた想いと同じであることを感じました。

 

Solの想いは、例えばこのように、このブログにも何度も表現してきました。

Sol Cafe ページに感謝 - Sol Cafe 『幸せの栖(すみか)』 (hatenablog.com)

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自分が満たされ幸せを感じることで、周りの人たちが幸せを感じ、

その連鎖が地球全体に広がり、世界中の人たちがみんな

「人間らしい豊かな人生を生きている」

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そして、かつて書いたスケッチブックをめくってみると、

こんなことを書いていました。

「夢を変える」と書いているので、

チェンドリこと「チェンジ・ザ・ドリーム」を学び、

ファシリテーターになったあと、チェンドリをファシリテートするにあたり、

その準備として書いたものだと思います。

しかし、私自身が「チェンジ・ザ・ドリーム・シンポジウム」を開催したのは、

数回にだけで終わっています。

なぜかというと、すごい無力感があったからだと思います。

まずは、世界℃起こっていることを「知ること」が大事だということです。

知ってもらうためにシンポジウムをやると言われても、

扱う課題があまりにも大きすぎて、

それでどうなるという感覚があったからだと思います。

それは、このブログに書いています。

夢を変えるためのシンポジウム - Sol Cafe 『幸せの栖(すみか)』 (hatenablog.com)

 

そして、私はご縁を大切にして、自分を満たすことをやっていくことにしました。

表現の仕方こそ変わっても、今もこの気持ちはまったく変わっていません。

これは、無力感を理由に、ある意味逃げたとも言えます。

そかし、この本を読むと、自分の心地よさを大切にしてきたことは、

間違っていなかったんだと、勇気づけられる思いがします。

なぜなら、この本は、そんな無力感のある人のために書かれた本だからです。

 

このブログを書き始めたときは、こんなことを書く予定ではなかったのですが、

本論に入る前に、大きく流れが逸れてしまいました。

年始の休みはたっぷりあるので、まあ、ゆっくり思考を巡らせていきます。

 

明日以降に書くものは、

『覚醒のネットワーク』(上田紀行著 アノニマ・スタジオ)

の内容に沿って行こうと思っています。

 

※ちなみに、最初に添付した過去のブログは、

「幸せの栖」が具体化して「ここいまタウン」になったのを機に、

Facebookの「Sol Cafe」を「ここいまタウンを作ろう」に移行して、

「Sol Cafe」を発展的に解消することを決めて書いたものです。

しかし、結局、Sol Cafeも必要になって、

1か月くらいで復活して今に至っています。