【学びの時間】「がん」というものを知る④ 第3の性質のがんとは?

引き続き近藤誠先生の著書から学びます。

 

①に書いたように、がんには「タチのいいがん」(もどき)と

「タチの悪いがん」(本物)があります。

 

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「もどき」のがんは、巌として存在する。

胃がんや乳がんを手術して治るのは、転移していなかった証拠。

検診で発見されるケースのほとんどが「もどき」だが、

まれに「本物」も存在する。

逆に、進行中のがんの中にも、転移がない「タチがいい」ケースがある。

 

いまは移転していない「タチがいい」ケースを放っておいたら転移するのか?

これを「第3の性質のがん」と呼ぶ。

検診理論では、すべてのがんが第3の性質であるとしてきた。

それならば、検診が死亡数を減らせるはず。

しかし、早期がんがその後転移したと立証されるケースは、ただの1回もなく、

第3の性質のがんは存在しないと考えられる。

 

したがって、がんの中にあるのは、「本物」と「もどき」の2つである。

個々のケースがどちらであるかを確実に知るためには通常5年以上を要する。

  • 「もどき」は放置しても転移が出現してこないので治療はムダ。
  • 「本物」であれば治らないので、手術や抗がん剤はムダ。

ということになる。

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発見されるがんのほとんどが、「もどき」、

発見されない「潜在がん」もあるが、

それらは致命傷にはならないし、自覚症状もなく、転移もしない。

だから、見つける必要も、何も苦しい治療をする必要はないのです。

 

一方、「本物」だったら、発見される何年も前から転移しています。

どうあがいても、治る見込みはありません。

治療すれば、手術をして合併症を起こしたり、

抗がん剤で副作用に苦しむことになります。

いずれにしても、痛み苦しむことになり、命を無為に縮めるだけです。

一方、放置すれば、自覚症状もないですし、

平穏にいまを大切に生きる選択肢も生まれます。

生活習慣を整え、今に感謝して生きれば、

末期がんがなくなったという人もいるので、

ひょっとしたら奇跡が起こるかもしれません。

期待しないで生きることが大事です。

 

「日本人の2人に1人ががんにかかる」

なぜ日本人という言葉が修飾語になっているのでしょうか?

それは、日本では、海外にはない検診・健診をするからでしょう。

 

正しくは、こういうことなのだと思っています。

「ほぼ100%の人が、何らかのがんを持って死んでいく」

 

がんは老化現象ですから、昔からがんは存在していたはずです。

しかし、それが死因になることは多くはなかったはずです。

そもそも、有害物質はほとんどが人工的なものなので、

かなりの昔は、がん細胞ができにくい環境だったわけです。

環境が人体にとって良くない方向になっていることから、

本物のがんは、多分増えているのでしょう。

 

だからこそ、がんの早期発見やがん治療が、

強力に推進されているのだと思われます。

それがお金を生むからか、行き過ぎてしまって、なんだか、

がんの早期発見、健診、検診、がんの手術・抗がん剤治療などなど、

寝た子を起こしているように思えてしかたがありません。

それに素直に従ってしまっている人が多くいるわけですから、

本当にやるせない気持ちになります。

がんというレッテルを貼られたら、精神的にもつらいですよね。

 

自覚症状がないのに、がんだと言われて、手術したり抗がん剤治療をしますか?

私は、ほとんどが、「がんもどき」だと思って放置します。

「本物のがん」だったら、諦めるほかないと、いまは思っています。

本物でも、治療をしなければ、苦しむことはありません。

還暦を過ぎた今、寿命に抗うことなく、

今を大切に生きる気持ちが一番大切だと思うのです。

 

多くの高齢者が薬を飲んでいます。

これもまた、不思議なことはないなと思います。

老化は病気ではありませんよね。

病気だと思って医者にかかるから、また、健康診断をするから、

薬を飲むはめになるのです。

 

私は、検診・健診を受けるつもりはありません。

近藤誠先生や矢作直樹先生と同じ理由で。

私のあこがれの人 - Sol Cafe 『幸せの栖(すみか)』 (hatenablog.com)

<Tip & Episode> どうしたら健康になれるか? - Sol Cafe 『幸せの栖(すみか)』 (hatenablog.com)

 

最後に、近藤誠先生の言葉を引用して、このシリーズを閉じます。

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人は夢は希望をもとことが大切とよく言われます。

しかし、こと「がん」に関しては、それは当てはまりません。

いやむしろ、夢や希望をもとことは、有害とさえいえるでしょう。

なぜならば、夢や希望にすがった結果、

からだを切り刻まれ、単なる毒でしかないものを使われてしまうからです。

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ヒャクニチソウ



写真には、特に意味はありませんが、

リンクしてシェアしたときに、写真があった方が見栄えがいいので、

散歩中に撮ったものを適当に貼っています。