「生きがい感」というものがあるということ

「月一回のピッピの読書会(i-zeオンライン読書会)で、

神谷美恵子著『生きがいについて』をゆるゆると読んでいます。

先月は参加できず、今月21日に参加しました。

その日は、第4章の生きがいの対象の2回目でした。

第4章の最初の「生きがいの特徴」は、すでに前回終わっていたようでした。

そこで、第4章の最初から読んでみると、

そこにはなるほどなということが書かれていました。

 

まとめてみるとこんな感じです。

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さまざまな「生きがい」に共通な特徴

1.「生きがい感」

  • いきいきした「存在充実感」
  • それがそのひとにとって「生きるよろこび」「生きるはりあい」の源泉になる
  • もろもろの生きがいは軽重の比較を超えたもの

2.生活をいとなんでいく上の実利実益とは必ずしも関係ない

  • 一種の無駄、またはぜいたくともいえる一面がある

3.やりたいからやる

  • 召命意識にもとづく献身的活動であろうと、単に「させられる」ものではなく、召命をよろこんでうけ入れるという自発性がふくまれている

4.個性的なもの

  • それぞれのひとの内側にあるほんとうの自分にぴったりしたもの
  • その自分のままの表現であるもの
  • 母性愛:母親と子供のかかわりあいかたには、独特な個性を発揮する余地はいくらでもある

5.それを持つひとの心にひとつの価値体系をつくる性質を持っている

  • いくつかの生きがいであれば、そのうち何を一ばん大切に考えるか、次に何を、というふうにある序列ができる

6.ひとがそのなかでのびのび生きていけるような、そのひと独自の心の世界をつくる

  • 何に価値があるのか、何を優先すべきか、ということがはっきりしているとき、そこには統一性があり、秩序があり、調和がある
  • これがそこに住むひとに安定を与える

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1~6まで、それなりに全部あるなと感じるのが、

いまのSolの生きがい感というべきでしょうか。


昨日、この写真とともに、Facebookのタイムラインに投稿したものを

そのまま引用します。

いまのSolの感覚と感情をそのまま表していると思えるからです。

そしてこの文章は、このブログにも残しておきたいと思ったからです。

 

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私は、いつのまにか「i-ze」(府中市の市民活動団体)のメンバーになっています。

すでに令和4年度は始まり、

「i-ze」の各種ワークショップも現在進行形になっています。

そんな中、ちょっと遅ればせながら、キックオフがありました。

全員ではないけれど、多くのメンバーが、昨日の日曜日、

多摩川べりのステキなカフェ「開」に、お昼の時間に集まりました。

https://community-cafe-kai.com/

自宅をそのまま使ったカフェですが、野鳥もやってくるステキなお庭があり、

とっても落ち着ける場所は、i-zeのキックオフには最適な場所でした。

 

ここに集まったみんなは、やまねーさんに引き込まれてここにいるんだと思います。

「i-ze」は、やまねーさんの想いで始まりました。

そして、ここに集まった人数の1.5倍くらいの人が、

支え合いながら活動しています。

それぞれの個性が生きるワークショップが実施されています。

やまねーさんが一から集めたメンバー、みんなステキです。

カフェ開の室内は、私が会社勤めのときとは全く違う、

温かく生き生きとした空気で満たされていました。

 

私も、1月にワンデイ・ドリームマップをi-zeのイベントとしてやり、

6月には今年2回目のワンデイ・ドリームマップと、

私が思い付きで始めたきりがみリースを多くの人と共有できる場が実現予定です。

i-zeは私にとって、自分の想いや好きや得意を具現化してくれる場所、

私の可能性を広げてくれる場所だと感じています。

その意味でも、i-zeはいま、私の「いきがい」を支えてくれる場所であるといえます。

 

今回のキックオフで感じたことがあります。

i-zeは、今のところ思い付きで動いています。

しっかりした体制もやり方もない手探りの状況です。

活動が拡大し始めてまだ1年くらいですから、当然です。

ホームページもありません。

でも、それぞれの得意とボランティア精神で、いろんなことが進められています。

まだまだ、模索は続くでしょう。

でも大丈夫です。

活力があるからです。

 

逆にいうと、この活力を損なうような縛りを入れてはいけないと思います。

いまは、メンバーそれぞれの個性を生かすことに集中しています。

私も、この二つのワークショップの実施と継続に加えて、

秋にはもう一つのワークショップをやりたいと思っています。

いま、それに集中したいと思っています。

それが落ち着いたら、その次の段階は、このメンバーが力を合わせて、

地域に貢献するプロジェクトを進められたらいいなと、

「開」でランチ・ビールを飲みながら考えていました。

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6月に私が、i^zeの一員としてやるワークショップです。

これをやること自体が「生きがい」ではありますが、

また、これはSolの「ライフワーク」でもあると思います。

 

「生きがい」とは、「ライフワーク」というものをを感じることができ、

そして、それができることかもしれません。