『ルポ スマホ育児が子どもを壊す』(石井光太著 新潮社)
また、この本に戻ってきました。
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先生方の声から拾う「中学生像」の中で意外に多かったのが、
「みんなの注目の的になるのは避けたい」ということ。
校長先生は、こういわれている。
「生徒たちは良くも悪くも、目立つことを嫌います。
彼らの言葉で言えば、”浮く”ことを恐れているのです。
生徒たちは均一でありたいと強く思っています。
これは同調性とも言い換えられるかもしれない。
みんなと同じことが安定であり、安心なのです。
そこから少しでもはみ出して、”浮く”ことは、怖くて耐えられないのです」
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具体的にはこういうことです。
- クラス対抗リレーに足の速い子を選出すると、辞退を希望する子が数名出てくる。俊足であると見なされるのが憚られるという。
- 給食でお代わりする子が減った。お代わりをすることで、「たくさん食べる人」と思われたくないらしい。
- 普段の授業ではおとなしくても、文化祭や部活のときには張り切ってみんなを引っ張るといった子がいなくなった。
- 髪型、服装、態度などで目立とうとする子が減った。みんなが同じような格好をする。
- 先生に褒められると、今度はわざと叱られることをやって、「平凡」であろうとする。
本当かなあと思える、打たれ弱い子たちのこんなエピソードもあります。
- 毎日のように忘れ物をしてくる子に、先生が「メモを取って忘れないように気をつけましょう」と言ったら、「先生に悪口を言われた」「先生も学校も嫌い」と落ち込み、学校に来なくなった。
- 学校でタブレットをやたらと近づけて見ていたので、「画面を見るときはもう少し目を離しなさい」と言ったら、その場で号泣し始めた。
- 同級生をたたいた子を注意したら、「先生にパワハラを受けた」と言って不登校になった。
- 教科書の音読で、読み違いを指摘したところ、家に帰って親に「先生が私のことをみんなの前でバカと言った」と言いつけた。
- 子どもたちが一株ずつアサガオを育てていた。あるアサガオが枯れかけていたので、先生が「ちゃんと水をあげなさいよ」と言ったら、子どもは「このアサガオが不良品なんだ!」と反論してきた。
- 少年野球の試合で監督に「今日は調子悪いな」と言われて、途中交代を命じられた。そのこは「自分だけが差別されている」と言って少年野球をやめた。
この【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか?
の初期のころに、
『先生、どうか皆の前でほめないで下さい』(金間大介著 東洋経済新聞社)
で学んだことを何回かに分けて書きました。
その最初がこれです。
【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか?(8) ひたすら目立たないように - Sol Cafe 『幸せの栖(すみか)』
幼児期から小学校低学年にかけての、
人との触れ合い、存分な遊び、そして友だちとの葛藤が、
薄れてきたせいなのでしょうか?
ゲームやYouTube、スマホにかけている時間が長すぎるようです。
子ども家庭庁「令和5年度青少年のインターネット利用状況実態調査報告書」
によると、中学1年生がスマホを所有する割合は80%に達する。
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スマホでやっていることは、
- 1位 動画を観る(88%)
- 2位 投稿やメッセージを交換する(85%)
- 3位 検索する(83%)
その時間は、
- 高校生の1日の平均ネット利用時間 6時間14分
- 中学生 4時間42分
- 小学4~6年生 3時間46分
- 小学1~3年生 2時間17分
学校内でのスマホ使用が禁止されていることを踏まえれば、
登下校中だけでなく、帰宅後はほぼネットに接続していることになる。
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思わず唸ってしまいますね。
これはあまりにも長すぎ!
これだったら、塾や習い事に毎日行っているほうがましな気がしてきます。

写真に意味はありませんが、
リンクしてシェアしたときに、写真があった方が見栄えがいいので、
手元にあった写真を適当に貼っています。