家族に「ありがとう」を

f:id:solcafe:20200515212111j:plain

 

田舎のグループホームのひいおばあちゃんから、

ほぼ毎日電話がかかってきます。

その内容は、判で押したように毎回同じ。

 

ここ1-2年の間に、これまで生きてきた証になる

一番大事なものが残ってきた感じです。

 

ひいおばあちゃん、すなわち私の母が、

息子の私に電話をかけてくるとき、

まどろんで見た夢、過去生きてきたことの世界から覚めて、

拠りどころとなっていたものがないと気づいたときだと、

私は感じています。

 

 

菫の母からは、きれいな光沢紙プリントの写真が、

まもなく、ひいおばあちゃんに送られるようですが、

私は先に、「みてね」にアップされたた写真を

ダウンロードしてプリントしてみました。

しかし、ネットからのダウンロード写真は画素が粗く、

また、インクジェットプリンターもイマイチなので、

きれいな写真になりりません。

それでも、やむを得ないと思い、プリントして送りました。

 

昨日届いたようだったけど、

昨日は電話がかかっていませんでした。

写真を見て、喜んだと思います。

可愛いなと思ったと思います。

 

今日、電話がかかってきたとき、

そのことかと期待したものの、いつもの電話でした。

手紙は届いた?と聞いたら、それを思い出して、

かわいいね、ありがとう、という言葉が返ってきました。


ひ孫が生まれたことは理解しています。

ただ、それがあるのは、頭の片隅です。

こちらから伝えると、思い出すのですが、...。

 

いい、わるいではなく、これが現実だし、

それが人生なんだと思います。

ひいおばあちゃんがいたからこその

私の誕生があり、延いてはひ孫の誕生があります。

 

過去を積み重ねて、今に至っているひいおばあちゃん、

これから今を積み重ねて、未来にはばたくひ孫、

これはひとえに、感謝のたまものです。

 

こんなにかわいいのだから!

f:id:solcafe:20200515212313j:plain