Solの身の上話⑤ 認められていた3密

Solの身の上話④を書いたのは、4月6日でした。

府中市の各小学校では、放課後子ども教室「けやきッズ」で、

GWまで、学校にある学童保育の子どもたちの一部を

受け入れるという市の方針が出ています。

4月7日から開始している学校もあります。

 

私の行く小学校では、7日に初めて、

学童・子ども教室で打ち合わせがありました。

そのため、校庭を横切って、学童の建物に行ってきました。

ちらっと見るかぎり、スペースとしては、

私が通っていた国分寺の民間の学童と同じくらいの大きさです。

これまで、そこで看ていたのは10人前後の子どもたちでした。

来月以降は増えても20人まで行きません。

しかし、その日、その学童に来ていたのは約60人ということでした。

これだけ、3密を避けるように叫ばれている中、

学童の子どもたちとスタッフは、その渦中に飲み込まれているのです。

 

その日は、4月の利用者を確認中であるため、

具体的な話はできず、10日(金)に再度打合せすることで別れました。

その場では、スタッフも十分いるし、子どもの人数も減るので、

学童だけで回せそうであるということを言われていました。

 

その後、緊急事態宣言が出され、

その影響で、府中市は学童保育の休業を決めました。

しかし、学童保育を閉めるわけではありません。

今だからこそ必要なお仕事、

 医療、公安(警察、消防等)、保育(学童保育を含む)、

 金融、食料品・医療品販売、飲食店、公共交通、運輸、

 物流、公共インフラ(電気、ガス、水道等)

に従事されている家庭の子どもは引き受けるけるのです。

 

そして、昨日金曜日に再度行ってみると、

市からの強い要請もあったのか、学童側の雰囲気は変わっていました。

 

結論として、

食休みからおやつまでの1時間半という短い時間ではありますが、

来週月曜日から、けやきッズの教室でけやきッズのスタッフが、

10-20名の子どもを引き受けることになりました。

副校長先生によると、午前中は、

学習支援のため、先生が預かることになったとのことでした。

 

これによって、学童保育のスタッフの労働状況は緩和されます。

この施策で、学童に来る子どもの人数も、かなり少なくなります。

よって、3密の状況も大幅に改善されることになるでしょう。

 

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写真は、3密と対照的なイメージです。

 

このような状況で、けやきッズの今週は、開店休業状態でした。

スタッフも、打合せに参加したお一人を除いて自宅待機、

私も、8日にパソコンセットアップを終えたあとは、

さすがに学校に行ってもやることがありまん。

国分寺の学童に人がいないこともあって、

9日(木)に丸一日、そちらに勤務しました。

 

そこには、今週から新しい人が来ていました。

30代の男性で、たぶん今の施設長の後任になるのでしょうが、

その人と会えてよかったと思います。

彼なら、引き続き、子どもたちは、

毎日、学童に行くのが楽しくて、

のびのび、すくすく成長して行けるでしょう。

安心しました。

 

一応、これで『Solの身の上話』は終わります。