悪は馬に乗って、善は牛に乗って

3月1日の朝に、「充実感を感じるとき」を投稿しました。

その日の夕方、こんなことをFacebookのタイムラインに書いています。

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今日もとってもいいお風呂でした。
ふりかえると、3月のスタートの今日の日も、とっても充実していました。
午前中は、家族のためにお役に立てました。
午後一は、自分のために飯田橋に行きました。
午後の後半は、東京ハートで、ある人のために、しっかりとその場にいました。
ありがとうございます。

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そして、3月に入っても充実しています。

それなりにイベントはあるものの、結構時間的には余裕のある5日間でした。

このブログに書きたいことはいくつかあるのですが、その時間がありそうでないのです。そして、習慣にしている、しようとしていることが、できず仕舞だったりしています。それはそれで、受け入れてはいるのですが。

 

昨日の5日(月)もたっぷり時間がありました。

夕方は、SOL Cafe_TONYのワイン会でしたが、午前午後は完全にフリーです。

それなのに、日中休む暇なく何かやっている状態です。

自分で企画するSOL Cafeイベントをいくつか立ち上げる作業をしていると、どんどん、いろんなものが入ってきます。そのひとつひとつをありがたいと感じて、ひとつひとつに対応していると、あっという間に夕方になっています。

 

ご縁のつながり、ありがたいです。そして楽しいです。

 

『眼からウロコが落ちる本』(笠巻勝利)にこんな言葉が書かれています。

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人生において、「悪の使者は馬に乗ってやってきて、善の使者は牛に乗ってやってくる」ともいう。はじめに善の使者がやってきて、喜んでいるところに悪の使者が来るより、はるかによい。

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私は思うんです。

冬季オリンピックが終わりましたが、10代半ばの選手も出ていて、メダル候補だったりしています。金メダルが期待されている選手もいます。

彼らが、メダルを取れなかったり、銀メダルに終わったりするのを見ると、私はホッとします。

一方、高木菜那・美帆姉妹のような選手たちもいます。彼女らは、10代から20代前半にうまくいかなくて、苦労したことがバネになり栄養になり、スキルだけでなく人間的にも熟成されてきたからこそ、あれだけの成果を収めることができたのだと思います。

 

本田宗一郎さんは、こう言われています。

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人間というものは悲しいもので、一つの成功を得ると、その成功を長く維持しようという習慣がある。そのためにかえって、成功があだになってしまう。

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守りに入った気持ちと、上をひたすら目指していく気持ちとには、大きな違いがあります。当然、その後挫折もあります。それを克服できれば良いのですが、身を持ち崩してしまう人たちも少なからずいます。超若くして頂点に立ってしまうと、軸ができていないので、それからの長い人生は大変ですね。

 

マーク・トゥエインの言葉があります。

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80歳で生まれて徐々に18歳になっていくことができれば、人生は無限に幸福となるだろう。

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年を重ねるということはステキなことです。

さまざまな苦労に向き合って、克服してきた人は、その存在感が増してきます。

 

ありがたいことに、私もそれを感じています。

今さまざまな人とのつながりで、こうやって忙しくしていられる、そんな自分の存在感を感じつつあります。

 

今ここに心を込めて!