『教師の本音』(静岡の元教師すぎやま著 SB新書)からの学びです。
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「教育の未配置4700人超!」
「不登校生徒数34万人超!」
「給特法、廃止せず!」
(中略)
学校教育はもうオワコンなんじゃないか? そう思いたくなります。
(中略)
実際、このままいったら公教育は崩壊する、と私は思っています。
いや、「私は思っています」と言いましたが、私だけではありません。
現場で働く多くの先生は、そう思っていることでしょう。
しかもそれは最近の話ではなく、もう10年以上前から、
みんななんとなくわかっていたことです。
(中略)
なぜこのような状況下でも、希望を捨てないでがんばっている先生が多いのか?
その理由は3つあります。
一つは、やるべきことが明確だから。
もう一つは先生はもともとがんばり屋で、忍耐強い人が多いから。
最後は、子どもたちの笑顔です。
大きな枠組みで言うと、
それは、今まで「やりがい搾取」で働かせてきた教育の待遇改善。
子どものために使う時間を増やすために、業務量を減らすこと。
そのために学校がやらなくていいことを手放すことです。
先生方は、本当にマジメで、誠実で、優しい、子ども思いの人が多いです。
先生方は、子どもたちのことが大好きです。
学校がどんなに大変でも、どんなに忙しくて、
どんなに理不尽なクレームにさらされても、
子どもたちの笑顔を見ると、そんなことは忘れてしまうんですね。
それが教師にとって、なによりの喜びなのです。
ただ、子どもたちの笑顔でもリカバリーできないほどのストレスや疲
労を抱え込んでしまった先生が、
どうしても体調を崩してしまい、そういう先生が増えているのも現状。
だから、やりがいにかまけて、先生方を搾取し続けたら、
いずれ学校はオワコンになってしまいます。
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その給特法ですが、こんな形で決着がついています。
教員給与 残業代の代わり上乗せ分引き上げの改正法が成立 | NHK | 働き方
なぜ、働いた分の残業代を出さずに、みなしで行うのか、
私には理解できません。
事情を知らない私がととやかくいうことはできないので、
教育新聞に書かれていることを読んでみようとしたのですが、
長くて難しいので、読むのを断念しました。
ただ、こんなことが書かれていました。
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日本では労働条件は労働基準法によって「最低基準」が定められている。ところが、教員はその労働基準法が例外的に適用されていない。つまり、労働基準法と給特法の二重基準が存在している。これを定めたのが給特法だ。給特法の枠組みを維持して今後も二重基準を続けるのか、それとも給特法を廃止して二重基準を撤廃し、教員の労働条件を労働基準法の下で定めることにするのか。これが給特法の見直しを巡る基本的な論点だ。
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結局、上乗せ分が4%から毎年1%上げて、6年後に10%にする、
というのが改正された内容です。
もう一つ、教師の仕事は特殊なんだそうです。
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給特法の正式名称は「公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法」。1972年に施行された。教員の労働条件を労働基準法の適用除外とする理由として「教職の職務と勤務態様の特殊性」を挙げている。この特殊性とは何か。政府は「子供の人格の完成を目指す教育を職務とする教師は、極めて複雑困難で高度な問題を取り扱い、専門的な知識技能を必要とされ、また、そのために絶えず研究と修養に努めることが求められるなど、個々の教師の判断・責任に委ねられている側面があり、どこまでが職務であるのか切り分け難いという職務の特殊性のことを指す」(2024年2月27日、衆議院予算委員会分科会における盛山正仁文科相の答弁)と説明している。
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「専門的な知識技能を必要とされ、また、そのために絶えず研究と修養に努めることが求められる」って、どんな仕事をしても必要なことだと思うのですが、....?
これ以上は深入りしません。
ただ、今日も広島市のわいせつ行為の教師のニュースがありました。
先生はみんなマジメで誠実だと思っている者としては、
ちょっと複雑な気持ちです。
ただ、これも、学校の先生というものが、
みんながやりたい職業ではなくなってしまっている、
そんなブラックなイメージのなせる業(質の低下)なのかもしれません。
そういう状況の中で、著者はこの言葉を投げかけています。
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私は、最近、フリースクールと通信制サポート校を始めました。
(中略)
日本の子どもたちのために、少しでも役に立ちたい、
公立学校の教員をやめても、自分ができる形で子どもたちを応援し、
学校教育を後方から支援していきたい。
そんな思いで、私にしかできない形で、教育現場に戻ることにしたのです。
子どもたちの未来のために、あなたができることは何でしょう?
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【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか?(67) いいものを特別にする? - Sol Cafe 『幸せの栖(すみか)』
私自身は、こんな感じで、これまで何度も書いてきましたが、
一条校(学校教育法第1条に基づき、国が正式に認定した教育機関)
という考え方を廃止し、学校教育の門戸を広げ、
いわゆるオールタナティブ・スクールをたくさんつくることで、
子どもや保護者が受ける教育の選択肢を増やすことが大事だと思っています。
文科省が仕切る中央集権ではなく、各自治体の裁量に任せていけば、
さまざまなタイプの公教育も生まれていくでしょう。
いまの教育制度のもとでも、徐々にそれは広がりつつあります。
しかし、根本的な思想を変えずに、4%を10%に上げるような小手先の改善では、
もう無理でしょう。
それこそ、そんな制度下にある学校はオワコンでしょう。
そんな旧態然とした学校システムはオワコンにして、
どんな仕組みにしたら、本当に子どもたちのためになるのかを真剣に考え、
実現していくことが求められます。
私にできることは、
子どもたちにかかわり続け、
オワコンの先にあるものに向き合い続け、
同じ方向を向く人たちと、少しずつでもそれをつくり上げていくことです。
まだ、そこには程遠いですが、いまを大事にしています。
そのためのお仕事ですし、市民活動であるのです。
オワコンの先にあるものは、私にとっての夢「ここいまタウン」です。
【保存版】Solの夢の再確認 - Sol Cafe 『幸せの栖(すみか)』
今回、まったく想定していなかった終わり方になりました。
こうやって、じっくりブログを書くことの意味は、
「向き合い、考える」ということです。
そのおかげで、壮大な夢も具体化していきました。
【学びの時間】【学びの散歩道】は、みんな夢につながっている、
そんな【感じる時間】となりました。

写真に意味はありませんが、
リンクしてシェアしたときに、写真があった方が見栄えがいいので、
手元にあった写真を適当に貼っています。