Sol Cafe 『幸せの栖(すみか)』

「ここいまタウン」への歩み

【学びの散歩道】子どもたちの将来は大丈夫なのだろうか?(120) 自己肯定感について④ ムカつく若者たち

『自己肯定感は高くないとダメなのか』(榎本博明著 ちくまプリマー新書)

に、このようなことが書かれていました。

 

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ある学生が、こう言いました。

「授業中、やる気がない態度を取ったら、先生から叱責されてムカついた」

 

これについて、ほかの学生がこう話しています。

  • 「先生たちの時代と違って、これまで怒られたことがあまりないからじゃないですか。明らかに悪いことをしても、学校の先生に怒られるっていうことはほどんどなかったら、怒られるっていうことにすごく抵抗があるんですよ」
  • 「そうなんですよ。僕たちは怒られたことがないから、バイトでのミスをして怒られるたびに、我慢できなくて辞めている友だちもいるし」

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昭和のおじさんからすれば、にわかには信じられない状況が、

今現在進行形のようです。

怒られた経験なく、大人になるってどういうことでしょう?

 

さらに、こういう話が続きます。

 

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いまどきの若者にとって、

  • 「注意や叱責」は、気づきを与えてくれる、行動修正のきっかけになる」ものではなく
  • 「注意や叱責」は、攻撃してくる、自分を否定してくる、感じが悪い

と捉えられている。

そして、アドバイスにさえ傷つくのある。
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まだあります。

 

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この本の著者による20~50代の会社員700人の調査によると、

  • 「年長者からアドバイスされて、うっとうしく思うことがある」: 20代で特に多く 3割超
  • 「他人に批判されると、それが当たっていてもいなくても、無性に腹が立つ」:
    20代が特に多く 45%

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どうしてそうなるの?と不思議です。

 

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欧米の親も先生もたしかによくほめるかもしれないが、

同時に極めて厳しい教育や子育てをしており、日本のように甘くない。

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要は、日本の親も先生も甘いようです。

 

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2004~2005年 国立女性教育会館「家庭教育に関する国際比較調査」

  • 「親の言うことを素直に聞く」ことを子どもに強く期待する
        日本 29.6%  フランス 80.1%  アメリカ 75.2%
  • 「学校でよい成績をとる」ことを子どもに強く期待する
        日本 11.9%  フランス 70.1%  アメリカ 72.7%

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これって、本当にそうなの?と思える調査結果です。

 

それはさておき、以上のことから私が感じるのは、

必要な成長の過程を経ずに大人になっているということです。

「授業中、やる気がない態度を取ったら、先生から叱責されてムカついた」

という発言が大学生から出ているということが、驚きです。

18歳で大人となる時代に、あまりにも幼稚な言動です。

 

最近の子育てや教育は、どこかがおかしくなっているのかもしれません。

 

つづく

 

写真に意味はありませんが、

リンクしてシェアしたときに、写真があった方が見栄えがいいので、

手元にあった写真を適当に貼っています。