
『科学的に考える子育て』(和久田学著 緑書房)の科学的というのが、
どこでどう生きているのかわかりませんが、
これまでいろんな本で学び、ここに書いてきたことに対し、
「それは正しいよ」と肯定しているように思います。
各章の最後に書かれていたまとめを書き出してみます。
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勉強は子どもを幸せにすることもあるが、不幸せにすることもある。
- 「勉強する」と「将来の幸せ」の間は意外に遠い。
- 自分の都合の良い情報ばかりを集める「確証バイアス」に陥ってしまうと真実が見えにくくなる。
- 「将来の幸せ」は、成人期の問題を定義した上で、「問題を起こさない」ことだと定義することができる。
- OECDのレポートでは、非認知スキルを育てることが将来の幸せにつながることを指摘している。
- 認知スキルが教科の内容であるのに対して、非認知スキルは学び方、自己効力感などを指す。
- 勉強をさせようとするあまり、自己効力感を奪ってしまうのでは意味がない。
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非認知スキルが大事と言っています。
「何のために勉強するのか?」という問いが生まれてきます。
「自ら学ぶ」と「勉強する」には、大きなギャップがありますね。
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結局、「叱る」は大人の負け
- ABC分析は行動分析学で使われる基本手にな考え方で、行動を「その前に起こること(選考条件・選考刺激)」⇒「後ろに起こること(結果・皇族刺激)」の流れで考える。
- 叱っても、その行動が減らないとしたら、「叱る」に効果がないこと、「叱る」が本当の「叱る」になっていないことに気づかなければならない。
- 厳しく叱る人の前では、子どもは従順になるが、その人がいないという条件では、問題を起こすようだと意味がない(弁別の法則)。
- しかし、厳しく叱る人にとっては、「自分が叱れば子どもが言うことを聞く」ということになるので、叱る行動がやめられなくなる。
- 子どもは叱られることも嫌だが、叱る人のまわりのことも嫌になってしまう。これを「派生の法則」という。
- 叱る行動は、子どもに反発する気持ちを持たせてしまう(反発の法則)。
- また「叱る行動」が、子どものモデルになり、子どもが真似して、友だちをいじめる場合がある。
- 「叱られて良かった」という話を聞くのは、「生存バイアス」の結果である可能性がある。叱られたことによって傷ついた人は沈黙してしまうので、結果として生き残った人の言い分が通ることになる。
- 子どもはみんなほめられたいと思っている。それなのに叱られてしまうのは、大人の側が課題設定や環境設定を子どもに合わせて行っていないから。
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ABC分析とは、こういうものです。
三項随伴性とは(ABC分析)|学習理論 | カウンセラーWEB:心理学・カウンセリングの基礎知識
「叱る」ということは、できるだけ慎みたいです。
でも、つい叱ってしまうのが、「叱る」の難しいところです。
叱る人も人間だから、つい叱ることがあっても、私はいいと思います。
自分が叱ったということをしっかり認識して、
叱った相手に関心を寄せることができれば。
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ほめるのはタダだが、技術が必要
- 不適切な行動を減らしたいときは、それに代わる適切な行動を増やせはよい。
- 子どもの適切な行動を増やすことができなければ、「ほめている」とは言えない。
- 大人がほめたつもり・叱ったつもりだったとしても、それがどの通りになっているかどうかは、子どもの行動の変化を観察しないとわからない。
- 効果的にほめるには、「即時性・明示性・具体性・多様性」の4つが重要。
- 「大人の注目」は、ほめることとして機能しやすい。
- 子どもの適切な行動を見守る大人は多いが、これは子どもにとって「注目されていない」ことになり、その行動を減らしてしまうかもしれない。「見守る」よりも注目していくことが大切。
- 厳しく叱ると子どもはすぐに言うことを聞くので、大人としてはやりたくなるが、その効果はすぐに消える上に副作用が大きい。
- 一方、ほめる効果はゆっくりと現れ、時として見えにくいが、教育の効果としてはしっかり定着する。よって、ほめることこそ教育・子育ての成功に結びつく。
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ほめることは大事です。
ただ、それが自然であることが大事だと思います。
興味を持って見てあげる、微笑むなどでもいいと思います。
それによく言われるのが、
「結果」だけでなく「プロセス」をほめるということ。
ただ、私が日常感じていることですが、
これ、そう簡単なことではないですね。
つづく