『心が軽くなる言葉』(小林正観著 文庫ぎんが堂)より
もののとらえ方にとって、
私たちが住んでいる国は三つに分かれているのではないかと、
私は考えています。
一つ目の国は「悲帝国」。
「悲しい」は「非ずの心」と書きます。
コップに水が八分目まで入っていても、
「八分しかないじゃないか」と否定的に考える人たちの国です。
「悲帝国」の住民は、目が見えているだけでも十分幸せなのに、
「もっとどこかに幸せがあるはずだ」と満たされない心で生きています。
二つ目の国は「好帝国」。
この国の人たちは、どんなことがあっても
「嬉しい、楽しい、幸せ」と肯定的にとらえます。
明るい人たちの集団と言えるでしょう。
三つ目の国は、江戸弁になりますが、「ありが帝国」というもの。
コップに三分目までしか水が残っていなくても、
「誰かが三分だけ残してくれた、ありがたい」
と感謝の心でとらえる人たちの集団です。
この「ありが帝国」の住人は、自分以外のものに手を合わせ、
笑顔で「ありがとう」と言い続けている人たちですから、
謙虚におだかやかに生きています。
楽に楽しく生きている人たちではないでしょうか。

写真に意味はありませんが、
リンクしてシェアしたときに、写真があった方が見栄えがいいので、
手元にあった写真を適当に貼っています。