Sol Cafe 『幸せの栖(すみか)』

「ここいまタウン」への歩み

味わいことばノート 134 「ありが帝国」

『心が軽くなる言葉』(小林正観著 文庫ぎんが堂)より

 

もののとらえ方にとって、

私たちが住んでいる国は三つに分かれているのではないかと、

私は考えています。

 

一つ目の国は「悲帝国」。

「悲しい」は「非ずの心」と書きます。

コップに水が八分目まで入っていても、

「八分しかないじゃないか」と否定的に考える人たちの国です。

「悲帝国」の住民は、目が見えているだけでも十分幸せなのに、

「もっとどこかに幸せがあるはずだ」と満たされない心で生きています。

 

二つ目の国は「好帝国」。

この国の人たちは、どんなことがあっても

「嬉しい、楽しい、幸せ」と肯定的にとらえます。

明るい人たちの集団と言えるでしょう。

 

三つ目の国は、江戸弁になりますが、「ありが帝国」というもの。

コップに三分目までしか水が残っていなくても、

「誰かが三分だけ残してくれた、ありがたい」

と感謝の心でとらえる人たちの集団です。

この「ありが帝国」の住人は、自分以外のものに手を合わせ、

笑顔で「ありがとう」と言い続けている人たちですから、

謙虚におだかやかに生きています。

楽に楽しく生きている人たちではないでしょうか。

 

写真に意味はありませんが、

リンクしてシェアしたときに、写真があった方が見栄えがいいので、

手元にあった写真を適当に貼っています。