くにたち市民コラボフェスタで、たくさん余ったきりがみ素材、
リース、コマなどを持って行って、放課後子ども教室でもやりました。
小学1-2年生は、自由奔放だなと、改めて感じました。
「ハロウィーンをきりがみリースしよう」の感覚でいると、とんでもないです。
もともと、こんなものを作ってほしかったのでした。
しかし、いきなり4分の1に切ったおりがみ(本来は真ん中に貼りもの)に、
パンチしたものを一杯に貼り始めたのです。
大きいおりがみがあったら、それに貼っていたでしょう。
一方、コマはコマです。
たとえばこんなふうに。
お絵描きもしました。
白い紙にも貼りました。
A4の紙にめいっぱい貼ろうとした子がいて、それはやめてもらいました。
貼り方が半端じゃないので、あっという間に素材がなくなってしまいます。
散々ほかで遊んで、帰る間際にやりたいといった2人の2年生女子。
もうやめようよ、今度にしようよと言っても、
ぱぱぱっと5-10分で作って持って帰りました。
ふたりとも、3か月ぶりに来た子たちだったので、
今日のわずかな時間もとっても大事だったのでしょう。
そして、ハロウィーンはあんまり関係なしです。
1年生女子は、明るくきれいなものにしたかったようです。
見たら、チョウチョが立体です。
仕上がりはこれ。
ハロウィーン関係はネコだけです。
2年生女子も、まねしたのか立体チョウチョがいます。
まったくハロウィーン関係なしです。
いや~あ、面白いですね。
こんなものを作りましょう!というのは、私自身の思惑でしかありません。
大人の思惑で導くようなことはやめて、
子どもの発想を見守り活かすことが大事だということを、
今回も感じることになりました。
イベントとしてやるときと、こういう場でやるときと、
同じではないんだなということを感じます。
趣味でやっている活動を、お仕事にも活かせる、
この境遇はとってもありがたいです。
さて、おりがみのリースとコマの組み合わせは、
ベリー・グッド・思い付きではありましたが、今日さらに進化がありました。
これは、くにたち市民コラボフェスタ用に作成したものです。
現場でも、私がつくったやり方でやりました。
まず、リースに、きりがみ素材を貼ります。
貼り終えたら、コマの8隅にノリをつけて、裏から真ん中に当てて止めます。
くるくるよく回ります。
なので、裏はこのようになります。
しかし、今日、スタッフの人が、ノリを使わなくても、
コマのひだをはめたら、それで十分ですよと言いました。
それを受けて、もう一つ作ってみました。
コマやリースに、ノリをつけるのではなく、
コマの端のリースの上に載っているところに、
きりがみ素材にノリをつけて貼ることで、コマとリースがつながります。
ところがこれが回らないのです。
はめ込み方を間違えた結果、リース・コマが平べったくなり、
下側に出たコマの端っこが邪魔していました。
そのでっぱりを丸いパンチでのり付けして押さえることで、
スムーズに回るようになりました。
うらはこんな感じになっています。
上に出すものと下に出すものを間違えたことによってこうなったので、
それを逆にしました。
そうすると、裏はこうなります。
これだとよく回ります。
今後は、この形でいきたいと思っていますが、
その場合、まずやることは、コマとリースの合体です。
それから、きりがみ素材を貼っていく、この順番を推奨したいと思います。
私だけでは、思い込みがずっと続いたでしょう。
場数を踏み、多くの方に協力いただくことでブラシュアップされる、
その実感が得られたことに感謝します。