振り子は触れ、そして振り切れる

「ウソつきの世の中」

とくに権威のある存在が嘘をつく。

最近のニュースを見ていると、

”物事の本質が軽んじられている時代”

そう思えて仕方がない。

 

個人的には、おかげで、1年前にもらった

退職金の上乗せがあるかもしれないという

ちょとした期待もある。

しかし、ディーパック・チョプラさんは

”希望とは絶望の兆候に過ぎない”

と言われている。

 

最近何事も期待しない私なので、

静かに、日常を過ごしていこう。

すると、棚から牡丹餅かもね?

 

『宇宙のパワーと自由にアクセスする方法』

ディーパック・チョプラ著より

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あなたのまわりで起こっていることはすべて一過性のものです。

もし、それが喜びや楽しみであれば、その反対するものが、

少しばかり角を曲がったところに待っていることを確信できるでしょう。

もしそれが、苦しみやみじめさだった場合、やはりその反対のものが、

次の角を曲がったところに待っていることを確信できるでしょう。

 

しかし、宇宙意識の中では、

あなたはこの反対同士の遊びからは独立していて、

希望と絶望からも独立しています。

希望とは絶望の兆候に過ぎません。

あなたが「私には希望があります」と言うとき、

あなたは絶望するということをほのめかしているのです。

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この「ウソつきの世の中」は、たぶん今始まったことではない。

これまでずっとそうだったものが、最近表沙汰になってきたということ。

また、ウソは企みではなく、身動きが取れなくなった結果なのだろう。

以前は一時的なウソでも、状況が改善してなんとかなっていたものが、

ドツボにはまってやむにやまれず、そうなのではないだろうか。

 

結果として、本質とはかけ離れた論理で、

法人や団体という権威が保身的に嘘をつかせている、

人はそれに仕方なく従っているということなのだろう。

 

そんな時代を嘆いても、あきらめても仕方がない。

 

大きな振り子が勢いよく、不本意な方向に触れているときに

それを止めたり押し戻したりすることは難しい。

しかし、状況が変化し、その勢いが減速し、やがて振り切れる。

もう少しで振り切れる時になっているのではないだろうか。 

 

だからこそ今、

  • 自分は何のために働いているのか?
  • 働く目的は何か?
  • 自分は何者なのか?
  • どう生きたらいいのだろうか?

ということに向き合う必要がある。

 

一昨日、鎌倉サロンで、小見勝利さんのお話を聞いていた時、

このようなスライドに接することができた。

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作用には、必ず反作用があるということ。

当日行き帰りに読んだ、ディーパック・チョプラさんの本の

上記のことばと重なった。

ものごとには反対側がある。

 

そして、その本に、もう一つの真理のことばがあった。

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人や、物や、情勢や、状況に関して唯一変わらない要素が、

「変化する」ということ。

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小見さんのスライドのように、

科学技術が発展して、いろいろな便利で優秀なものが溢れ、

さらに進化していこうとしている今、

人間だからこそ、大事にしたいことや物が見直されている。

その古いと思われるものが、当たり前だったころよりも、

さらに拡張されたものとして、認識されつつある。

 

AI・ロボットが進化すればするほど、人の拡張が大事になる。

 

【SOL Cafe_幸せの栖】が目指すもの

”人間らしい豊かな人生を生きる”

これに、もっと向き合ってみる必要がある。

 

そういうことを、焦らず、自然にやっていきたい。

何ごとも、なんとかせねばと、

ねばならないでやり始めると不自然になる。

 

振り子は必ず振り切れるし、絶望は希望の兆候なのだから、

面白い時代に遭遇していることを、何事も自然に楽しもう。