『働くことの小さな革命 ルポ日本の「社会的連帯経済」』
(工藤律子著 集英社文庫)からの最後の投稿です。
この本には、私の知らないことがたくさん書かれていましたが、
その顕著なものが「NPOバンク」です。
銀行にNPOなんてあるんですね。
でも、よくよく考えると、このブログには書いていませんが、
私の尊敬するムハマド・ユヌスさんの「グラミン銀行」をベースとした、
「マイクロ・ファイナンス」が、かなり前からあったわけです。
ブログを始める前に、学んだことです。
日本にも、形は違えど、そんな銀行があるんです。
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日本のNPOバンクのネットワーク組織である
「全国NPOバンク連絡会」によると、
日本には少なくとも13のNPOバンクがある。
未来バンクは、そのさきがけであり、最も規模が大きい。
NPOバンクは、市民やNPOが組合員となり、
1口数万円単位(未来バンクの場合は最低1万円)の出資をして賃金を集め、
地域社会は福祉、環境保全のための活動などを行うNPOや個人に、
低利(1~5%程度)で融資する。
普通の銀行に「預金」するのと異なり、「出資」であるため、
出資者には、出資金に対する元本保証がなく、
利息もつかなければ、自由に引き出すこともできない。
だが何よりも自分のお金の運用方法が、はっきりと見えることが魅力だ。
NPOバンクに出資すれば、自分のお金が地域社会の活性化に役立つうえ、
グローバル化する世界で、
気候危機や格差拡大を助長するような事業に使われる心配もない。
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ここに出てくる「未来バンク」とは、こんなことをやっています。
正直、志や行動力のある人たちによって、
この社会は支えられているんだなって思います。
そして、かつてこんなブログも書きました。
【学びの散歩道】「ここいまタウン」は、もう存在している? ① - Sol Cafe 『幸せの栖(すみか)』
【学びの散歩道】「ここいまタウン」は、もう存在している? ② - Sol Cafe 『幸せの栖(すみか)』
地域で支え合うコミュニティに、
感謝量を形にする地域通貨が存在しています。
この本には、岐阜県高山市で飛騨信用金庫が、
発行・運営する電子地域通貨「さるぼぼコイン」があります。
さるぼぼコイン|飛騨地域限定の電子地域通貨で暮らしも旅もキャッシュレスに
さるぼぼコインが地域を潤す!飛騨信用組合の挑戦 | 経済界ウェブ
これは、地域を元気にしようという試みですが、
地域の結束で、ここまでのことができるんですね。
その実行力が、コミュニティの力だと思います。
すぐ近くにも、心温まる地域通貨があるようです。
国分寺市の「ぶんじ」です。
言葉を贈る通貨なんです。
こういうことが、あちこちで起きているのを知りました。
世の中には、知らないことがいっぱいあります。
学び続ければ、それを見つけることができます。
そしていま、つながりを大切にして、行動を起こすことで、
豊かな生活を送るコミュニティを実現できる、そう思います。

写真に意味はありませんが、
リンクしてシェアしたときに、写真があった方が見栄えがいいので、
手元にあった写真を適当に貼っています。