節目の2022年8月の記録② 隠蔽配管という罠

 

家のエアコンが全部壊れたので、買いに行ったのが、7月23日(土)だった。

Facebookには、こう書いている。

 

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自宅には、エアコンが5台あります。

そのうち、1台だけが一応正常に動いていました。

それが今日壊れて、家の中にまともに動くエアコンがありません。

息子の部屋のエアコンは、冷房はできていますが、

温度調整ができないのです。

暢気なものですが、さすがに今日夕方にエアコンを買いに行きました。

1台は、とっくに出て行った娘の部屋なので、

必要な4台のまとめ買いです。

27日には設置してもらえることになりました。

私は、日中は家にいないし、

夜はエアコンも扇風機もなしに過ごしています。

そんな私は、何とか大丈夫ですが、

夏休みでずっと家にいる奥さんは耐えられないでしょう。

でも、これで、数日我慢すれば何とかなることになりました。

リビングと、最後まで動いていた和室のエアコンは、

このマンションに来てからなので14年ほどです。

息子や娘の部屋のは、国立時代からなので、プラス5年くらい。

寝室のダイキンのエアコンは、2004年に東京に来る前の、

兵庫県三田に住んでいた時代からの年代ものでした。

長い間お疲れさまでした。

 

※寝室のエアコンは、1998年製、昨年まで動いていたのだからすごい!

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買った4台の設置はすごく早く、27日(水)の予定で、

26日に事前確認に来てもらった。

買ったときに、寝室のエアコンの状況は伝えてあったが、

工事担当の人は、「これは無理だ」と言った。

マンションの我が家の玄関は奥まっている。

その玄関の横に寝室があって、玄関側には室外機を置けないので、

配管が隣の押し入れと和室を数メートル通ってベランダに出て、

室外機はそこに置かれている。いわゆる隠蔽配管である。

その室外機は、もう壊れて動かない。

動いている間だったら、配管の中のガスは抜けるが、

壊れたら配管洗浄しないといけないらしい。

古いエアコンはダイキン、新しく買ったのはパナソニック。

パナソニックは配管洗浄はしない。

その場でダイキンに電話すると、ダイキンを買うのなら何とかするが、

ほかのメーカーだったら洗浄はしないという。

ヤマダはダイキンは扱っていないので、

ケーズに行ってダイキンを買ったらと工事の人は言う。

その他いろいろ調べても、配管洗浄をするところはない。

 

ヤマダの工事の人は、寝室の1台は設置できないというので、

27日には3台だけを設置し、1台は保管してもらうことになった。

ややこしいのは、4台まとめて買うと、

いちばん高い1台が半額になるパナソニックのキャンペーンなので、

3台にはできない事情があった。

その割引がバカにならない。

もう1台買ってもお釣りがくる感情なので、

物置になっている娘の部屋に安いのを設置することも含めて、

いろんな選択肢を考えるほかなかった。

 

困って、ダイキンを買うことも視野に入れてケーズデンキに電話すると、

無料で工事の人が見積もりに来てくれた。

その人たちは、ベランダのすぐそばにある小窓のねじを外し、

隠蔽配管の中を確認した。

パイプがあって、その中に3つの管が通っている。

窓の横でジョイントされて、それが外の室外機に繋がっている。

配管洗浄しなくても、3本の管を引き抜いて、新しい管を通せばいいという。

見積もりをしてくれて、帰っていった。

 

それをヤマダに言うと、結局再度見に来てくれて、

やればできることがわかり、8月8日に無事設置できた。

ケーズの人は、タダ働きになってしまった。

ヤマダの人は、

隠蔽配管でガスを抜けなければ洗浄しかないという思い込みだけで、

配管そのものを見ることもなく判断した。

ケーズの人は、それを確認したので、解決策が見つかった。

 

以上、すべた私がやったように書いているが、

実際にやったのは、交渉上手の奥さんなのである。


一時はどうなることかと思ったけど、

月曜日に何とか予定通り4台設置できたことに感謝。

隠蔽配管のある家庭は、要注意!

 

たかがエアコン、されどエアコン。

知らないことがわかったし、結果オーライだったこともあり、

また、学ぶべき教訓もあったこともあって、

この8月の記録として残しておくことにした。