逝った人とこれから行く子たちと

f:id:solcafe:20200604224605p:plain

今日は特別な日だった。

 

これまで楽しく過ごしてきた学童保育に行く最終日。

それは予めわかっていた。

そんな中で、月曜日に突然の訃報が入ってきた。

 

トロントで、毎週のように一緒にゴルフし、

カナダのオフシーズンにフロリダに

2年連続でゴルフツアーした3人組の一人。

そして、東京でも「東京北友会」の幹事として、

毎月のゴルフのアレンジをしていた方の急逝。

 

私は最近、ゴルフをしていない。

昨年9月に私が予約した富士クラシックという

富士山のゴルフ場で、ご一緒したのが、

いまから思えばお会いした最後だった。

 

毎月彼から、月例会の案内と結果報告のメールが届いたいた。

2月までは、彼はしっかりプレーして、その報告もされていた。

3月は、コロナウィルスの影響で月例会は中止となり、

新型コロナウィルスが収まってゴルフしたい

という内容のメールが、彼から届いていた。

 

4月初めに、幹事を引き継いだ人からのメールで、

彼がゴルフは自粛するように医者から言われたので、

幹事を代行することになったというメールが届いた。

 

そして、5月31日、ガンで享年69歳で亡くなった。

聞いた話では、昨年末くらいから、ちょっと不調となり、

今年に入って受診、4月1日に入院した空の2か月の闘病生活だったそうだ。

 

彼は、一言でいえば、誰からも好かれる、本当にいい人。

今日の告別式で聞いた彼の人生は、家族、仕事、海外生活と、

そしてゴルフを満喫した、本当にステキな人生だった。

会う人すべての人から、慕われる人でもあった。

 

ある意味、比較的短い闘病生活で、人生を満喫して逝かれた、

幸せな人生ではなかったかと思えている。

今時若すぎる最期といえるが、人から惜しまれて逝かれた。

私も、その人のおかげで、トロントの単身赴任生活を楽しみ、

また、楽しくゴルフすることができたことに感謝している。

 

調布でその方とお別れして、そのあと、今日で最後の学童保育に行った。

こちらには、これからの人生を満喫していく子どもたちがいる。

 

今日、改めて、ここにいてよかったなと思った。

一昨日作った恐竜の被り物も、しっかり色を塗り、お絵描きもしてくれた。

 

今日思ったのは、今日で最後じゃないかもしれないということ。

新しい仕事が待っている。

でも、それはそれでしっかりやるとしても、

そちらの様子を見ながら、落ち着けば、ときどきこちらに来ることは可能。

今日そこに気づいて、そう思ったら気が楽になった。

なにせ去りがたいところだから。

 

惜しまれて逝く人もいれば、

これからをワクワクで生きていく子どもたちもいる。

私は、やはり、そんな子どもたちと一緒にいたいな、そう思う。

 

ありがとう!