<Tip& Episode> いくつかの節目の中で

私に関して、いまいくつかの節目があります。

  • 明日には、東京も緊急事態宣言が解除されるでしょう。
  • 孫の一か月検診も終わり、一か月留守にしていたばーば(うちの奥さん)も、明後日には帰ってきます。
  • 休校になっていた小学校も、6月1日から段階的な登校が始まります。

その関係で、6月1日からすぐにどうなるかはわかりませんが、

放課後子ども教室「けやきッズ」も始動することになるでしょう。

それは、逆に、今月ずっと応援に入っていた学童保育に行くのも、

今週一週間で終わりになるということでもあります。

 

そんな学童保育は、

「子どもの伸びしろをつくるところ」だと考えてやってきました。

230日も前、Facebookに気まぐれToday's Tip 2001として

引用したこの言葉に私は共感しています。

もう一度読みながらそれを感じています。

そんな気持ちをもって子どもたちに接しています。

 

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幼い時に知識を詰め込もうとすることは、

その子の可能性をかえって小さくしてしまうと、私は考えています。

(中略)

子どもの人生を、建物を作っていくイメージで説明してみましょう。

幼い頃にたっぷりと遊んで過ごすことは、

土地を拡げていくようなものだと私は考えています。

広い土地が確保できたら、

そこにはいろいろな建物を作ることができるでしょう。

一方で、早くから勉強させることは、

土地を拡げることを早々にやめてしまって、

建物を作りはじめてしまうようなものだと私は思います。

勉強だけで比べたら、早くはじめた子どもの方が、

高い建物を作っているかもしれません。

しかし、他の建物を作るスペースは、ほとんどないかもしれません。

私は、勉強することは、

幸せになるための手段のひとつにすぎないと思っています。

勉強以外の方向に子どもが進むことも当然ありえるし、

起こりうると思います。

ですから、広い土地を確保していくことが大切ではないかと思うのです。

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先週は、毎日何かしらの工作をしてみました。

自ら作って、子どもたちが、

「いいな、自分もやってみよう」

と思ってくれたら、しめたものです。

 

月曜日は、段ボールを四角や丸に切って、

いろんな組み合わせが出来るようにしましたが、

ほとんど受けませんでした。
 
火曜日は、段ボールで作るプテラノドンの動画を見て、

設計図をプリントして行き、作っていると、

2人の子が乗ってきたので、一緒につくりました。

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水曜日は、ティラノザウルスを、

参考になる画像から自分で設計図を考えて作りました。

同じ2人が、時間がなかったのでやってませんが、

自分もつくりたいと言っています。

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木曜日は13時に入ると、7人の子どもたちは、

お弁当を食べたあと、ドラえもんを観ていました。

恐竜のピー助のお話。

ちょうどよかったので、

子どもたちが遊んでいる恐竜のおもちゃを見て

設計図を考え、ドラえもんが終わるまでに、

トリケラトプスをつくってみました。
 
同じ2人(2年生と1年生)が、ドラえもんの後すぐにやってきました。

2年生は、とにかく自分でがんぱって、工夫して、

アンキロサウルスをつくりあげました。

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子どもにもいろんなタイプがあります。

工作が好き、恐竜が好きであれば、恐竜の工作を自分で作るかというと、

必ずしもそうではありません。

恐竜が好きで、工作好きでも、工作は別のものをつくって、

恐竜には今のところ乗ってこなかったりもします。

 

工作好きで、電車大好きだと、恐竜つくりには乗ってきません。

なので、金曜日は、電車をつくってみました。

電車好きの子は3人いて、最近来ている2人もその日はいなかったので、

今週どう反応するか、興味深いです。

彼らは、自分たちで、牛乳パックの電車をいくつもつくっているので、

別に変ったものではありませんが、

できるだけきれいに作ってみようと思ってやりました。

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ネットで見ると、恐竜も電車も、ダウンロードして、

切って組み立てるとできるものがたくさんあります。

右の山手線の電車は、プリントした紙を画用紙に貼って、

切って、のりしろをノリで貼って組み立てました。

左は、牛乳パックに白い紙をきれいにノリで貼り、

その上にマッキーほかで絵をかきました。

 

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カブトムシも、恐竜も、ダウンロードしてプリントして、

切って貼って作ったものです。

カブトムシは学童で、恐竜は昨日家で作ってみたのですが、

あんまり楽しくないのです。

 

簡単そうで、結構細かい部品があったり、

折るのや糊付けが、かなり面倒なのです。

思った以上に時間がかかります。

自分でやってみて、なんだかやらされ感があって、

楽しくないことを実感しました。

 

こういうのは、子どもの土地を拡げることにはならないので、

今週も工夫しながら創れるものをやってみようと思っています。

 

女の子は、いま2人くらいしかいないので、

女性の大人の人と、女の子らしいものをつくったりしています。

なにせ男の子が多いので、私の出る幕もたくさんあります。

 

子どもたちが、あまり手がかからず、勝手に遊んでくれるので、

あと一週間、自分でも楽しみながら、

名残り惜しいその場にいようと思ます。

 

ありがとう!