Solの身の上話② 府中へ

2月14日に、学童保育を運営するNPO本部の方から電話がありました。

その電話は、府中市の放課後子ども教室を、

4月から2校増やすことになったので、

そちらに、責任者として行ってもらえることはできますか?

というものでした。

 

一瞬、えっと思ったのですが、

これはもしかすると「恵方参り」のおかげかもしれない、

そういうヒラメキがありました。

 

とにかく来たものは受け止めようと思いました。

施設長の方も進めてくれました。

 

なんにしても、「放課後子ども教室」とはなにか?

学童保育との違いもわかりません。

このNPOが運営している小学校が1校あって、

2月19日に、そちらに見学に行ってきました。

 

その学校には、学童保育もあり、

放課後子ども教室「けやきッズ」もありました。

  • 学童保育は、働く親のための有料施設
  • 放課後子ども教室は、学区内の小学生ならだれでも参加できる無料の施設。
  • その施設は、学校内の空き教室を使用。
  • 学童保育は、厚労省管轄。
  • 放課後子ども教室は、文科省管轄。
府中市の放課後子ども教室は、「けやきッズ」という名称で、

平成20年度から全小学校に存在しています。

けやきッズ(放課後子ども教室) 東京都府中市ホームページ

 

これまでは、主に、地元のさまざまな団体が運営してきました。

そのなかには、シルバー人材センターもあり、

見て聞いた限り、そこで働いている人の大半は、

シルバーの方々のようです。

市は、その若返りを図った(?)のか、

埼玉が本部の、このNPOが昨年秋に1校を、前の母体から引継ぎ、

今年度から2校引き継ぐ形になっています。

 

3月30日に、その小学校に行って、スタッフの顔合わせがありました。

前の運営母体から引き継いだ方が3名、

みなさん地元の人で、かなりのシルバーさんです。

そして、新規に雇われたパートの方は、

まだ若い主婦の方と、もうひと方は、

私とほぼ同じ年齢に見える男の方でした。

 

明日から、この5名の方々と一緒に、

子どもたちが主役のお仕事をすることになります。

みなさんいい感じの方々で、楽しくご一緒できそうです。

そこには奇遇もありました。

 

ただ、府中市では、小中学校のGWまでの休校延長が決まり、

そのため、学校の延長線上にある「けやきッズ」も休業となっています。

では、明日から何しに行くのか?

 

つづく

 

 

以下、自分のお勉強のためのメモです。

 

放課後子ども教室の運営は、

「新・放課後子ども総合プラン」に基づいている。

 

「新・放課後子ども総合プラン」は、

厚生労働省と文部科学省の連携により2018年9月14日に発表されました。

本プランでは、具体的に以下の目標が示されています。
  • 放課後児童クラブの整備:2021年度末までにおよそ25万人分、2023年度末までに合計およそ30万人分の受け皿の整備
  • 全ての小学校区での両事業の実施:「放課後児童クラブ」と「放課後子ども教室」について、一体的もしくは連携。小学校内での一体型については、10,000か所以上で実施
  • 両事業の新整備について:学校施設の徹底活用と、新開設される放課後児童クラブについては、およそ8割は小学校内での実施を目指す
  • 放課後児童クラブの役割の徹底:子供のより一層の自主性/社会性などの向上を図る

 

写真は、特に意味はありませんが、

見ていると、なんだか希望が湧いてきます。

 

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