放課後子ども教室「けやきッズ」に
初めて子どもたちがやってきたのは、6月15日でした。
1年生はまだ給食がなかったので、2年生以上です。
1年生は、翌週の22日から来るようになりました。
それ以来にぎやかな日々が続いています。
特に何の意気込みもなく、準備もしていませんでした。
ただその場にありながら、子どもたちを迎えてきました。
特別なことは何もしないけど、
子どもたちにとっても、私がその場にあるということが日常になっています。
それができるのも、前の団体から残っていただけた3名のスタッフさんと、
今回新しく加わった2人のスタッフさんが、
子どもたちと楽しく過ごし、見守ってくれているおかげです。
1年生がやってくるときに、
ホワイトボードに「けやきッズにようこそ!」と書き、
6人の大人の名前のほかに、チョウチョとお花の絵を添えておきました。
それが、女の子の目に留まって、「上手だね」「こんなに書けるのすごい」
「紙に描いて」とせがまれるようになりました。
チョウチョの輪郭を描くと、きれいに色を塗っていました。
そしてバラ、さくら、さらに雪の結晶。
雪の結晶は、何度も描かされました。
ということで、私は「お絵描きの上手な先生」になっています。
男の子も、「これ誰が書いたの」「すごい」と言ってくれます。
お迎えのお母さんからも「素晴らしい」と言ってもらえました。
3月まで通っていた学童保育では、「工作の上手な先生」でした。
絵の上手な人がほかにいたこともあるし、
もともと絵はそんなに得意じゃないので、
もっぱら工作をしていました。
その工作も、別に好きとかよくやるからではなく、
学童に行くようになってやり始めたものです。
だから、還暦を過ぎてから、
いろんな可能性にチャレンジしているといってもいいでしょう。
元々、それなりに器用ではあるようです。
楽器演奏以外は、やってみるとそれなりにできたりします。
料理もそうですね。
来る時間がまちまちで、来たらすぐに帰る子もいたり、
とにかく人数が多いので、素材の必要な工作は難しいと思います。
だから、お絵描きがいいと思っています。
となると、私も普段からお絵描きを心がけるようにするということです。
そう思ったとき、そのままにしていた「絵本」を書くということに
つながったのではないかと思えました。
「ものがたり」のヒントも出てきました。
こちらは焦らないので、普段の「お絵描き」と「ものがたり」つくりを
別々にやっていこうと思っています。
きっとそれがつながる時が来るでしょう。
昨日このブログを書いたばかりです。
https://solcafe.hatenablog.com/entry/2020/07/11/152810
けやきッズの大人たち、ちょっと年齢層が高めなのは否めませんが、
6人6様で、同じ仕事でも、個性も行動も違っています。
そんななかで、私はマイペースで行きます。
何ごとも、想いを持ってやっていくとつながってくるというのは、
どうも本当のようです。
「ここいまタウン(仮称)」をつくろう!にリンクしたこの体験もそうです。