【Solの徒然詩集】〈8〉陽の光に乗って届いたもの

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昨日は、冷たいみぞれ降る土曜日。

3月も半ばなのに、桜も咲いたのに、

なんて寒い日なんだろう。

 

一夜明けた今日の日曜日。

おひさまが出ていてうれしい。

気温は高くはないけれど、

陽の光にあたると、ポカポカあったかい。

 

昭和記念公園に向かうときには、

空いっぱいに雲が覆っていた。

公園で、いつものベンチに座る。

ここのソメイヨシノはまだ咲く気配がない。

 

「ノンちゃん雲に乗る」(石井桃子著)を読む。

雲に乗れたらなあ~。

 

曇り、風が吹くと寒い。

青空が少し広がってきて、薄日が差してきた。

雲の隙間から降り注ぐ陽射しは、やわらかい。

まるで、「こもれび」のよう。

 

空に広がる雲は、大きな木の枝葉。

「ミレイちゃんともっくん」のものがたりの

一つのヒントが、陽の光に乗ってやってきた。

 

今日の何度目かの「ありがとう」を伝える。

風が冷たく寒い。

ベンチを立って、「こもれびの丘」に行くことにしよう。