12歳少女セヴァン・スズキの1992年リオ地球環境サミットでの名スピーチ | 動画でウェブ英語学習 (webxeigo.com)
私はこのスピーチを今まで知りませんでした。
それをこの本で知りました。
実際に、この映像を見ると、熱いものがこみ上げてきて、涙が溢れます。
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どうやって直すのかわからないものを、
こわしつづけるのはもうやめてください。
If you don't know how to fix it, please stop breaking it.
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このスピーチが行われたのは、1992年の地球環境サミット@リオデジャネイロ。
それから30年、私たちは、壊すのをやめるようにしてきたでしょうか?
私は、この要求に対して、無力感を感じてしまいます。
昨日もモーニンショーで、北海道の鮭漁の異常を伝えるニュースがありました。
北海道「サケ獲れずブリ豊漁」で漁師が落胆する訳 | 食品 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース (toyokeizai.net)
さまざまなところで、
私たちは、これまでと同じ生活が続けられない状況に追い込まれつつあります。
ただ、地球環境問題については、最近になって、本当に深刻に考えて、
真摯に取り組もうとしている人たちがたくさん現れているのも事実です。
しかし、まだごく一部にすぎないと感じています。
環境問題への解決策をビジネスとしてとらえる傾向があります。
それでは、不十分だと思う一方、大きな推進力になるのは、
やはり、民間、特に大企業の本気力だと思います。
また、自然と直接つながっていない仕事をしている私たちも、
過剰なストレスにまみれて、あくせく働くことに大きな疑問を感じ、
特にこのコロナ禍を機に、
人生観や生活様式を見直そうとしている人も多いでしょう。
会社勤めだけが仕事ではなく、
また会社に行かなくても仕事ができることがわかってきました。
大都市集中型の社会から、地方に移り住み、
地産地消的な豊かな生活を幸せだと感じる人の流れが大きくなれば、
社会は大きく変わっていくでしょう。
また、当時12歳だったセヴァン・スズキはこうも言っています。
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学校で、いや幼稚園でさえ、あなたたち大人は、私たち子どもに、
世のなかでどうふるまうかを教えてくれます。
たとえば、
争いをしないこと
話し合いで解決すること
他人を尊重すること
ちらかしたら自分でかたづけること
ほかの生き物をむやみに傷つけないこと
わかちあうこと
そして、欲ばらないこと
ならばなぜ、あなたたちは私たちにするなということをしているんですか。
At school, even in kindergarten,] you teach us how to behave in the world.
You teach us
not to fight with others
to work things out
to respect others
to clean up your mess
not to hurt other creatures
to share
not to be greedy
Then, why do you go out and do the tings you tell us not to do?
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私は、子どもたちと一緒に、
このようなことを考える場を作っていきたいと思っています。