コロナ感染の初期、緊急事態宣言が出ていた3年前、
こんな長~いブログを書いています。
<Tip & Episode> 地球はまだまだ大丈夫⁉ - Sol Cafe 『幸せの栖(すみか)』 (hatenablog.com)
奇遇にも、3年前の今日、4月28日でした。
『ガイアの思想』(田坂広志編集 生産性出版)に、
龍村仁監督(ガイア・シンフォニー「地球交響曲」)の言葉がありました。
1988年『地球交響曲』以前
「もし、母なる星地球が本当に生きている大きな生命体であるとするなら、
私たち人類は、その " 心 "、
すなわち " 想像力 " を荷っている存在なのかもしれません。
だとすれば、いま私たちが " 心 " に、どんな未来を描くかに依って、
地球の現実の未来も決まってくるのではないでしょうか」
1998年『地球交響曲』第1~3部以後
「もし、母なる星地球が本当に生きている大きな生命体であるとするなら、
その地球の未来は、
生命体である地球そのものがその自己創成してゆくであろう。
そして、たとえ、その自己創成する未来が、
自己創成するものであるが故に、予想不能なものであるとしても、
われわれには唯一その予想不能な未来に関わることのできる道がある。
それこそが人間の " 想像力 " なのではないか」
この龍村仁監督、ネットで調べてみると、
数カ月前に逝去されていたことがわかりました。
龍村仁監督が旅立ちました 生前のご厚情に深謝します | GAIA SYMPHONY ーガイアシンフォニーGAIA SYMPHONY ーガイアシンフォニー
この本の締めくくりで、田坂広志さんは、こう言われています。
- 地球は、奇跡のごときバランスのうえに生まれた奇跡の惑星
- 生命は、奇跡のごとき条件において生まれた
- 元をたどれば、宇宙そのものが奇跡だから
この言葉を考えると、生まれてくるのは「感謝」という言葉です。
これは、はてしなく「大きな感謝」です。
自分という存在が、いかに微々たるものかがわかります。
そして、そんな自分の悩みも、....
だから、「気にする必要はない」という乱暴な言葉言えません。
なぜなら、どんなに微々たる悩みでも、
微々たる自分という存在の中では、決して小さいとは言えないからです。
しかし、微々たる存在が「大きな感謝」を感じると、
悩みの受け止め方が変わってくるのではないかと思います。
悩みを抱え続けるのではなくて、
それを受け止めたうえで、さてどうしようと前を向くことができる、
そんな気がします。
自然の中に身を置いて、ぼーっとしてみる。
そうすると、きっとステキな感覚が生まれるでしょう。
最初にリンクしたブログに書いたガイア・シンフォニーで語られる言葉が、
改めて響いてくるのです。
-----------------------
かつて人が、花や樹や鳥たちと、本当に話ができた時代がありました。
そのころ、人は、自分たちの命が宇宙の大きな命の一部であることを、
誰もが知っていました。
太陽を敬い、月を崇め、風に問ね、火に祈り、水に癒され、土と共に笑うことが、
本当にいきいきとできたのです。
ところが、最近の科学技術のめまぐるしい進歩とともに、人は、いつの間にか、
「自分が地球の主人であり、自然は自分たちのために利用するもの」
と考えるようになってきました。
その頃から人は、花や樹や鳥たちと話す言葉を急速に忘れ始めたのです。
人はこのまま、自然と語り合う言葉を永遠に忘れてしまうのでしょうか。
それとも、科学の進歩と調和しながら、
もう一度、その言葉を思い出すことができるのでしょうか。
-----------------------