Sol Cafe 『幸せの栖(すみか)』

「ここいまタウン」への歩み

<Tip & Episode> 地球はまだまだ大丈夫⁉

おうちの中にずっといても、まったく退屈しません。

なんだか、毎日をゆったり過ごせています。

昨日は夕方、メールボックスを確認に、玄関を一度出ただけで、

マンションを出ることはありませんでした。

外は、お昼過ぎには雨も降って、寒い感じでした。

 

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そんな中、時間のある今、そして今だからこそ、

観ようと思ったもの、それは、

『地球交響曲(Gaia Symphony)』でした。

佐藤初女さんの『いのちの森の台所』を読み返しつつあったので、

まず最初に、一昨日、第二番を観ました。

そして、昨日は、第一番。

 

それは、この言葉から始まっています。

 

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かつて人が、花や樹や鳥たちと、

本当に話ができた時代がありました。

 

そのころ、人は、

自分たちの命が宇宙の大きな命の一部であることを、

誰もが知っていました。

太陽を敬い、月を崇め、風に問ね、

火に祈り、水に癒され、土と共に笑うことが、

本当にいきいきとできたのです。

 

ところが、最近の科学技術のめまぐるしい進歩とともに、

人は、いつの間にか、

「自分が地球の主人であり、自然は自分たちのために利用するもの」

と考えるようになってきました。

その頃から人は、

花や樹や鳥たちと話す言葉を急速に忘れ始めたのです。

 

人はこのまま、

自然と語り合う言葉を永遠に忘れてしまうのでしょうか。

それとも、科学の進歩と調和しながら、

もう一度、その言葉を思い出すことができるのでしょうか。

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「太陽を敬い、月を崇め、風に問ね、火に祈り、水に癒され、土と共に笑う」

なんとステキな言葉でしょうか。

これぞ、人間らしい豊かな人生を生きること、

私にはそう思えるのです。

 

第一番にお目見えした登山家の

ラインホルト・メスナー(Reinhold Messner)

もこんな言葉を語っています。

 

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私は、自分が自然の一部であることを強く感じています。

私と水や木や草との間には、何の区別もありません。

同じ一つの流れの中にあるのです。

私たちは、科学や医療の進歩によって、

昔の人よりずっと多くのものが見えるようになりました。

しかし、その代償として、

何かいちばん大切なものが見えなくなってきているように思うのです。

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そして、こう続けます。

 

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科学技術の進歩を後戻りさせることはできないと思います。

しかし、もし人間が自然とコンタクトを失わず、

自然が伝えてくれるメッセージに素直に耳を傾けるなら、

人間はたぶん大きな過ちは犯さないだろうと、私は思います。

今一番大切なことは、国や企業を糾弾するキャンペーンよりも、

一人一人の人間の心の中の革命です。

それも普通の人々の、普通の生活の中での心の革命が、

実は、いちばん大切だと思います。

ひとえに、地球は、まだまだ大丈夫だと私は思っています。

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このガイア・シンフォニーが生まれたのは1992年です。

1990年前後の時代に、このガイア・シンフォニーが生まれたこと。

そして、その中で、

このような言葉が使われていることに、驚きを感じます。

 

「人はこのまま、自然と語り合う言葉を永遠に忘れてしまうのでしょうか」

「地球は、まだまだ大丈夫だと私は思っています」

 

それから、30年、人々は、大丈夫ではない方向に、

まっしぐらに、スピードを上げて進んできました。

 

「本当にもうこれ以上行けないぞ!」

と地球は叫んでいます。

 

2020年は、「庚(かのえ)」「子(ね)」「七赤金星」の年です。

2月初めに学んだことをまとめるとこうなります。

  • 庚:「継続と継承」「償い」「更新」の三つの意味があり、過去の清算と更新が起こり、破壊を伴う革命的な動きと激突が起こる。
  • 子:「増える」という意味。「子」=「了」+「一」、すなわち、一つの時代が終わりを告げ、新たなスタートの気が満ちる。それは潜象として始まっていく。
  • 七赤金星:世界経済の混乱の気が満ちる。「兌」の意味から、食べることへの意識が高まるとともに、自身の「悦び」を定義し、他者の悦び・楽しみを支援する姿勢が重要。

 

古いものが壊れて、新しいものが生まれるわけですが、

今年は、まだ、「終わりの始まり」ということです。

確実に、よい方向に向かっていくものの、

よいものはまだ形を伴って見えるものではないようです。

 

この期に及んで、

  • 迷惑顧みずキャンプ場に向かう人たち
  • そのこと自体に、罪悪感も何も感じていない人たち
  • パチンコ屋に行列して、禁止じゃないから、開いていれば、行きたいから行くのだと言っている人

こんな状況を見ている限り、一気に変わるとは思えません。

 

しかし、心ある人たちの変革の気が満ちて、行動が始まっていきます。

庚の「継続と継承」は、ガイア・シンフォニーのこの言葉たちのように、

昔から、脈々とつながってきた人間本来のあり方への想いが、

今、多くの人びとに、気づきを与え、

未来に向かっていく勇気を喚起するのだと思います。

 

ゆうけんの九星気学講座で言われたのは、

これからは、本質的なものが生み出されていくということ

だから、自分自身が高いエネルギーをもって、今を生きること。

いまは、一人ひとりが、心をしっかり持って、

明るいステキな未来に向かうことが大事です。