育自モデルとの出会い

今日、6月23日は、2019江東区男女共同参画フォーラムで、

「育自のための小さな魔法 Part2 好きを語る」

を、もにかとコ・ファシリしました。

 

自己紹介では、Solと呼んでほしいことを皮切りに、

いわれはさておき、一言でいえば、ラテン語の”太陽”であるSolとして、

北風ではなく、太陽でありたいという想いであることを伝えました。

さらに、育自の魔法のファシリテーターとして、

自分と育自の魔法との出会いを語ります。

 

Solの、育自の魔法との出会いは、2016年の秋口でした。

ほぼ1年後に、定年退職を控えた私は、

グローバルビジネスマンの延長ではなく、

また、会社勤めの延長でもない、

具体性はまったくないながらも、

ただ、自分の本当の人生を生きたいと思っていたころです。

 

その時すでに私の中にあったのは、

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自分が満たされることが一番先で、一番大切。

自分が満たされない状態では、人のことを思いやることは出来ない。

もし自分が満たされ幸せだと感じられれば、

周りの人も、幸せを感じられるようになっていく。

その連鎖が、最終的には、世界中の人が幸せになる、

すなわち世界が平和になることにつながる。

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この想いでした。

 

それとまったく同じものが、育自の魔法で大事にしている

育自モデル(自己成長と社会貢献の関係性モデル)だったのです。

だから、即、ファシリテーター養成講座に申し込み、今に至っています。

まだ、あまり活動はしていなくて、江東区での2回だけの

ファシリテーションに留まっていますが、その想いは変わっていません。

 

現実は、持続可能な社会にするためには、

こうあるべきだ、こうしなければならない、

からスタートします。

 

会社でも上位方針が出され、それが下に下りてきて、

個人の目標にブレイクダウンされ、行動計画が設定されます。

しかし、上位目標がそもそも無理難題であることが多く、

最初っからこんなの無理だよねと思いつつ、

仕方なく目標設定して、形だけのPDCAをまわすのです。

しかし、そんなやり方では、ほとんど何もできませんし、

やる気にもなれません。

そもそも、ブレイクダウンというのは、壊れるという意味なので、

続かない無理はどこかで破綻するのです。

 

そんな疲弊した状況では、足の引っ張り合いが起こり、

人間関係が崩れ、自己肯定感が大きく下がります。

そして、こうすべきだけどできない、そんな自分はダメなんだ

というセルフイメージが大きくなっていきます。

そして、心身共に不健康になるのです。

本来働くは「傍・楽」で、それをやることがやりがいであるはずです。

 

これではいったい、誰の人生を生きているのでしょうか?

普段自分がやっていることで、誰が幸せになるのでしょうか?

 

そうではなく、一番大事なのは自分なんです。

もともと誰もが純真無垢な赤ちゃんだった、無邪気な子どもだったのです。

それが、年齢を経るごとに、余分な鎧を着こんで、自分を見失い、

思い込みの変なセルフイメージを抱いていくのです。

 

育自の魔法のPart1「自分の人生を語る」では、

それを解きほぐし、本来の自分を知るというワークをします。

 

Part2は「自分の好きを語る」。

今日もそうでしたが、好きはエネルギーです。

自分の好きを語ることで、またそれを承認してもらうことで、

場の空気感がどんどん変わっていきます。

自分の好きを、これまで以上にやると、

どんどん自分が開発され、成長していく感覚が得られます。

そして、Part3の「自分の未来を語る」につながっていくのです。

 

そうやって、自信と充実感が得られるようになると、

自分の将来にも希望や夢がもて、

それに向かっていこうという活力が生まれます。

そのとき、心の余裕ができるので、

美しいものが、素直に美しいと思えてきます。

 

育自の魔法のお役目は、ここまでです。

それで十分なんです。

あとは、意識しなくても、正のスパイラルで上昇していくからです。

 

自分が満たされると、ほかの人のいいところが見えてくるので、

人間関係がよくなります。

いろんなコミュニティにも出かけていけるし、

また自分の周りに人が集まっても来ます。

そういう活動が広がると、社会貢献・社会変革が起こり、

最終的には持続可能な地球につながるのです。

 

今日は約10人の人がいました。

その10人がたった一人に好影響を与えるだけで、

それが10回回ると、1万人が満たされます。

20回回ると1千万人が満たされるのです。

 

そんな社会的変化が起こると、自分も成長しているので、

また新しい時代にふさわしい自己発見が得られるわけです。

 

これが私流に解釈した育自モデルです。

そんなことをワークショップの最後に説明しました。

 

私は、太陽というあり方で、それを実現していきたいと思っています。

それは、ねばならない、べきだではなく、

目の前のことを丁寧にしっかりやるということをするだけです。

そうすればきっと、新しいご縁ができたりして、仲間が増えていくでしょう。

そういう自然体の生き方をしたいと思っているのです。 

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