なんでSolなんですか?
というのは、初対面ではほぼ全員から聞かれること。
「もともと、SolutionのSolでしたが、今はラテン語の太陽です」
とずっと伝えてきました。
基本的には、その通りなのですが、最近ドリマの自己紹介で、
Solを深めつつあるのを機に、少し遡ってみようと思います。
今思えば、Steveでも、Stuでも、Samでもなく、Solと呼ばれたのは、
今につながる大きな意味があったのではないかと思います。
これまで、Solというニックネームは、私の知る限り、私一人です。
私は、
- 20代に香港に4年(独身)
- 30代にドイツに6年半(家族)
- 50代前半にカナダに3年(単身)
香港では、立岡先生と呼ばれていました。
先生は教師ではなく、男性の敬称で、広東語では”しんさん”と発音します。
女性は未婚が小姐(しゅうちぇ)、既婚者が太太(たいたい)。
ちなみに、立岡先生は、”らっ(ぷ)こん・しんさん”と発音します。
ドイツでは、最初は、Herr Tachioka、ないしはTachioka-sanですが、
親しくなると下の名前で呼ばれます。
Satoshiですが、ドイツだとSaは”ザ”なので、”ザトシ”と少しなまります。
40代は海外出向はなかったものの、数多くの海外出張をしていました。
アメリカにも何度も行き、そのころにSolが生まれたのです。
21世紀になって間もなく、ソリューション推進部長になって、
SolutionのSolと、出張中にアメリカ人に言われたのが始まりです。
2009年にカナダに赴任したときには、
Solと呼んでほしいと言って、ずっとSolでした。
2012年5月から、サードプレイスに行くようになって、
よばれたい名前でというのがちょっとなじまなかったので、
最初の2回くらいは、本名で言ったりしていましたが、
3回目くらいから、おなじみのSolで行こうと思いました。
Solはスペイン語・ポルトガル語で太陽という意味は知ってはいました。
ソリューションより、太陽で行こうと思ったのは、
それから2年くらいしてからではないかと思います。
ちなみに、太陽は、英語では、Sun(サン)、
イタリア語ではSole(ソーレ)、フランス語ではSoleil(ソレイユ)。
その意味では、里司(Satoshi)と命名されず、
TakashiとかMasashiだったら、Solにはならなかったのです。
先日のドリームマップ授業では、中学生だったこともあって、
写真のような少しむずかしめの自己紹介をしました。
ここのところ、「思い込みの枠を外す」という軸を大切に、
ドリマ授業をしています。
その意味でも、
先日Tipでも紹介した鹿児島の神田橋先生という精神科のお医者さんのことば、
「問題」という言葉をつけたくないから、
「能力」という言葉に言い換えてみなさい
が、とてもいいなと思って使っています。
Solがそこにつながっていると思っています。
世の中、問題だ、問題だと思うから、多くの問題が山積しています。
それは本当に問題なのでしょうか?
とくに、自分自身に多くの問題を見つけているとすると、
それは思い込み以外のなにものでもないと思っています。
神田橋先生によると、
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学校に行かないことが問題、落ち込んでしまうことが問題、
すぐに自信を無くすことが問題.....。
多くの人は問題を探すのが得意ですから、
いくらでも問題をつくることができます。
「あっ、何々が問題だな」と思ったら、
「何々する能力」と置き換えるのです。
例えば、「落ち込む能力がある」という具合に、
落ち込まない人間は、ちょっと反省が足りなくて学ぶことが少ない
場合がありますから、落ち込むことは能力なのです。
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ということになります。
SolもSolution(問題解決)というと、
それは、Doingであって、北風のイメージがするのです。
だから、太陽という、ただそこにあって温かく(暖かく)見守る
というBeingでありたいなと思うわけです。
私は、ものすごく自己中です。
この性格は、変えられません。
性格の「問題」こそ、それは「能力」なんだから、
解決する必要はまったくなく。変えようと努力する必要もないのです。
性格を問題だと思って変えようとしても変わらないのだったら、
それを受け入れるしかありませんね。
そのとき、自分を知っていることが大事。
そして、それをリフレーミングしてみるんです。
- 自分を大切にすることができる
- 自分が可愛いと思う
- 自分ならできると思う
- であれば、自分にやさしくすればいい
Solにとっては、そのあり方が大事なのです。
北風ではなく太陽なんです。
Solの最新のドリマ(2011年の夢)を描いて、半年が過ぎました。
Solの意味を再確認して、それを見つめつづけていこうと思っています。