【学びの時間】カレイドスコーピックな世界へ① 土から風へ

前回の内容はカライドサイクル(Kaleidocycle)でした。

Kaledoとは、何かよくわからないけど、万華鏡にも関連しています。

万華鏡のことを英語で、Kaleidoscope(カレイドスコープ)といいます。

 

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だからどうということなないけれど、

カライドサイクルでKaleidoという言葉に接したことと、

今回たまたまこの本を読んだことの、何か不思議なシンクロを感じています。

 

この本によると、いま、時代の節目に当たっています。

占星術では、火・土・風・水の四元素の時代が、

200-240年のサイクルで流れています。

果てることなく4つのサイクルがくるくる回るというのは、

なんだか、カライドサイクルのようだなと思います。

昨年までは、「土の時代」でした。

2010年12月22日に、「風の時代」がスタートしています。

その節目に現れたのが、新型コロナウイルスなのです。

 

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風の時代とは、移動の時代であり、思想の時代であり、哲学の時代、

いろいろなものが型から脱却し、固定化されていないことを尊ぶ時代。

 

また、「働く概念を越えた Beyond Work」の時代。

その領域に行くためには、「自分の色」を出していくことが絶対条件。

個性と個性がつながり、連携し、

世界は多色で華麗なカレイドスコピック(万華鏡のよう)な世界になっていく。

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と書かれていました。

 

さらに、あとがきには、こう書かれています。

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風の時代は知性・知恵・精神・スピリットというものが重要視され、

more and moreから、less is moreになっていくということから、

これからは自分という器を徹底的に極めよう、

深堀りしていこうという動きが顕著になっていくような気がしています。

人より何かを多く持っていることよりも、自分100%の状態でいることや、

それに近い状態でいることがクールだと思われたり、

はたまたいまだ解明されていない人の感覚・センサー・性質を発見するなど、

人の外ではなくて、内側にあることに人々の探求心は向かっていく、

風の時代とは、そんな時代になっていくような気がしてなりません。

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風のキーワードはいくつかありますが、私なりに解釈すれば、

縦から横への関係性、個の尊重、個の発信、つながり、

経済偏重・利権から本当に必要なことを大事にする、

すべての人が、サステナブルな地球を自分事として考える、

そんな時代になるということです。

その意識変革をもたらすものが、

新型コロナウイルスだったということでもあります。

 

たとえば、

  • WE:Iから進化したもので、いろいろなことに当事者意識を持つ。
  • 言葉を持つ:二次情報ではなく一次情報発信者であること、または、自分の感性、感覚を通した言葉を発信すること。
  • つながり:ネットワーク。縦社会だった会社・組織重視の刃働きから脱却し、能動的につながりを持つ、積極的に外の社会に向けて ”I” を打ち出すことが第一歩。

 

しかし、いまの現状はとても厳しく、

アフターコロナも、『人新世の資本論』にあるように、

さらに厳しくつらい試練が待っていると思われます。

【ミツバチの独り言】未曽有のコロナ禍にあって、なにができるのか - Sol Cafe 『幸せの栖(すみか)』 (hatenablog.com)

 

そうではあっても、その先には、明るい未来が待っています。

個が輝き、お互いを支え合い、そのつながりによって、

どんな状況になっても様々な色彩をつくり出す万華鏡、

そんな時代になっていく、私も、今そんな肌感覚を持っています。

こんな時代に生きていられること、これは本当にすごいことだと思います。

自分にできることをやることが、

これまでに経験したことのないステキな未来が創られていく

そのことを経験できるのですから。