今年最後のドリームマップ授業

今日は、お仕事はお休みして、いつもより3時間早く起きて、

都内23区内の小学校のドリームマップ授業に行ってきました。

卯年最後のドリームマップは、活発で利発な6年生に囲まれて、

すごく楽しい6時間授業となりました。

 

4組のドリマ授業を無事終えて、みんないい笑顔をしています。

少子化という中で、この小学校の校区内は、子どもの数が増えていて、

5年生~3年生は5組、なんと2年生は6組ありました。

来年も継続していただけるようなので、ドリマ先生も+2名が必要になります。

中学校では、5組というのはありますが、小学校では珍しいです。

 

そして、毎回感じるドリマ授業の醍醐味は、今日もその通りでした。

【ライフワーク】ドリームマップ授業の醍醐味 - Sol Cafe 『幸せの栖(すみか)』 (hatenablog.com)

ただ、今日は、1時間目の授業の最初から反応がよかったので、

つい、アイスブレイクのじゃんけんゲームを忘れて、

先に進んでしまうほどでした。

それでも、気がついて後出しでじゃんけんゲームをすると、

さすがに、それなりにあった緊張感が解けて、

子どもたちの顔つきがほぐれたのがわかりました。

子どもたちは、自分を知るのワークをやり、

ドリームアップをつくることを楽しみ、

しっかり発表して、友だちの応援を受けることができました。

 

ただ、それは、クラスの32人中26人なのです。

3人は最初からお休みでした。

理由は聞いていませんが、不登校の子もいるでしょうし、

インフルエンザなど体調の不具合もあるでしょう。

加えて、午前中、本当にステキなドリマを作った子たちが、

5時間目には、3人いなくなっていました。

発表、すなわち、みんなに自分の夢を伝えるということをしていないのです。

一人はケガをしていて、受診のためと聞いていました。

中学受験が多いことも聞いていたので、

あとの2人が早退したのにも、それなりの事情があるのでしょう。

発表の様子は録画していて、その子たちは後日それを視聴するのでしょうが、

その場に約2割に相当する子どもたちがいなかったのは、とても残念です。

ドリマ授業をしてきて、いつもその場に居ない子のことが気になります。

そんな子たちほど、ドリームマップは必要なんじゃないかなと思うからです。

 

今日の給食は、コッペパン、煮込みハンバーグ(豆腐入り)、

マカロニスープで、ハンバーグをパンにはさんでおいしくいただきました。

 

私のドリマ授業は、2023年は、7回にとどまりました。

2019年の19回から比べるとずいぶん減りました。

コロナ蔓延の期間中も継続していて、2020年が17回、

2021年が13回、2022年が9回です。

これは、ドリマ先生が少し増えたこともありますが、

参加できなくなった人もいて、差し引きほぼ同じとすると、

ドリマ授業を実施する学校が、かなり減っていることが原因です。

ずっと継続してきた学校の多くが、

ドリームマップをやらなくなった主な原因は、

予算がないから、と言ってもいいでしょう。

NPO法人ゆめどりとしては、赤字でやってきましたが、

ほぼ限界となり、いただく料金をかなり厳格に適用しています。

お金がない学校に多くは期待できないので、

クラウドファンディングの試みもやっています。

それは、前回のブログにも書きました。

【ライフワーク】多くの子どもたちにドリームマップを届け続けるために - Sol Cafe 『幸せの栖(すみか)』 (hatenablog.com)

 

子どもたちが楽しかった、やって良かった感じてくれているのが、

ドリームマップ授業だと思っています。

これは毎回、例外なく、やっているドリマ先生が感じていることです。

もし、このブログを読んでいる方がおられるとすれば、

可能であれば、授業を見てほしい、そして、

子どもたちの振り返りの言葉を聞いてほしい、そんな気持ちがしています。

それだけ、ステキな子どもたちのための場作りだと思っているからです。

 

正直、いまドリームマップ授業は、大きな壁に直面しています。

そんな中、来年もやりますという学校がいくつもあります。

やってくれないところに注目するのではなく、

やってくれるところに感謝する姿勢が必要です。

私が、いつも使うコップの水のどちらを見るかということにもつながります。

前を向き、夢を持つことの大切さ - Sol Cafe 『幸せの栖(すみか)』 (hatenablog.com)

ないところを見るのではなく、あるところを見ると、

ありがたみや感謝の気持ちが湧いてきます。

それを大切にしていけば、きっと道が開けてくるでしょう。

ドリームマップを採用する学校を増やすのは、目的ではありません。

それは結果です。

ドリームマップをやってくれる学校や先生たちに感謝し、

こどもたちょのために、ドリームマップ授業を精一杯届ける、

それは、子どもたちの将来のためと思うことが大切と思って、

2024年も、可能な限りやっていきます。

 

(補足)

「前を向き、夢をもつことの大切さ」は、3年前に書いたものです。

当時は、Solオリジナルのドリマ授業をしていました。

毎回反省しながら、どんなことを話すと子どもたちに伝わるのかを考えながら、

創意工夫してやっていました。

いまは、統一スクリプトに基づいてやっているので、

ここに書いたようなことは話していません。