一昨日の2月9日に、今年度(私にとっては9月から)
14回目のドリームマップ授業に行ってきました。
それは、私にとって節目となる通算50回目のドリームマップ授業でした。
2017年9月、定年退職直後にドリマ先生の認定を受け、
11月に、研修生として初めて小学校に行ってから、
私のライフワークのひとつ、ドリマ先生の旅が始まりました。
研修といっても2番手のサブのドリマ先生ですから、
そこから数えて50回です。
2017年度 4回
2018年度 13回
2019年度 19回
2020年度 14回 (あと5回予定)
小学校 延べ 35校
中学校 延べ 14校
高校 1校
リピート校がいくつもあるので、学校数としては、33校です。
メイン 29回
サブ 21回
昨年9月から連続して11回メインをするなど、
最近はほとんどがメインをやっています。
私が活動するのは、都内と神奈川県東部、埼玉県南部です。
なぜドリマ先生になろうと思ったのかというと、それはご縁です。
最高の居場所やファシリ塾の活動の中で、
多くのドリマ関係者と交流があったからです。
養成コースに行っているときは、まだ会社勤め中で、
子どもたちとの関わりは皆無でした。
11月に初めて神奈川県の小学校に行ったとき、
それは6年生でしたが、なぜかお昼休みに、
子どもたちから校庭遊びに誘われたのです。
増え鬼など鬼ごっこをしました。
この歳になっても健脚のSolなので、
6年生と走りまわっても、つかまりませんでした。
子どもたちから、「速い」とか「大人げない」といわれて、
うれしくなり、そのおかげで、そのあと49回続いています。
また、それは、
「子どもたちがのびのび、イキイキ育っていくためのお手伝いをする」
というライフワークの始まりでもありました。
実施の後、毎回、長ぁ~い報告書を書きます。
当局に提出もしますが、それは自分のための振り返りの時間です。
少なくとも5時間はかけて振り返りをしています。
直後の1-2日間でやります。
そうすると、当日思っていなかったことも出てきたりもします。
今回、都内の小学校4年生のドリマ授業は、久々のサブでした。
11回メインをやっているときに、いろんな試みをやってきました。
メインは、おもに教壇に立ち授業を進めます。
サブは、子どもたちのところを回りながら、個別に支援していきます。
書けているか、どんなことを書いているか、どこでつまずいているかなど、
じろじろは見ないにしても、かなり目に入ってきます。
すると、メインのときには見えなかったものが見えてきます。
今回の振り返りでもたくさんの気づきが得られました。
その気づきを、来週のドリマ授業(メイン)に活かそうと思っています。
サブをすることの大切さを、今回改めて感じました。
そして、50回やっても、毎回いくつのも気づきが得られます。
- 学校によって、子どもたちの様子は違います。
- 同じ学校でも、クラスによって、えっと思えるくらい雰囲気が違っていたりします。
- 学年によっても、カラーがまったく違ったりします。だから、同じ学校に行っても、毎年同じということは、まずありません。
ドリマ授業は、一般的に、小学校4年、6年でやります。
中学校では、大半が1年生、まれに3年生です。
ドリームマップは、小学4年でつくって、もう一度6年でつくる、
中学1年でやって、もう一度3年でやるのが、理想的です。
ないとは言えませんが、そうはなっていないのが現状です。
だから、ドリマ先生と生徒は、一期一会なんです。
一日、6時限の授業だけのご縁です。
何のためにドリマ授業をするのか?
一期一会だからこそ、思うことがあります。
その一日に、すばらしいドリームマップを作り、
しっかり発表するのが目的ではありません。
その日一日、子どもたちが、何にも縛られることなく、自由な気持ちで、
ドリームマップを作ること、その日楽しかったと思えることが一番です。
そして、見えないけれど、子どもたちみんなの心に、
自分の将来に向かっていく活力(自分を信じる力)、
将来いつか芽生え、育っていくタネが宿ったとしたら、すごくうれしい。
そう思って、毎回、その場に臨んでいます。
すでに、自己肯定感が低くなっている子たちもいます。
そんな子たちにとって、ドリマ授業が、
少しでも自分を好きになるきっかけになってほしいと思っています。
どの子も、将来、つまずいたり、壁にぶつかったりすることがあるでしょう。
そんな時に、自分を信じて生きていく力のタネが、
彼らの心のどこかに宿ってほしい、と思っています。
だからそこ、自分では大事にしているものが、2時間目の授業の中にあります。
ただ、それは、いまだに伝わっているのかどうか、よくわかりません。
なので、毎回試行錯誤が続きます。
ちょっと使いづらい部分は正直ありますが、
ドリームマップのテキスト(ワークブック)は
本当によくできていると思っています。
たいへん、感謝しています。
おかげで、何度も見ながら、自分の中でストーリーを組み立て、
スクリプトを思い描いていくことができています。
それが、また楽しいんです。
ステキな仲間たちに囲まれて、いますでに、
次の節目の100回に向けた歩みが始まっています。
私は、自己紹介するときに、Solは太陽、
「太陽のような人は、自分にやさしい人、だから人にやさしくできる」
そう伝えています。
ドリマ先生自身のコップの水があふれていることが一番大事。
そうでないと、子どもたちのコップの水は増やせない、そう思っています。
それは、Sol Cafe「幸せの栖」の想いでもあるのです。
ライフワークに出会えたことに、ありがとう!