先週の金曜日に、都内の中学校で、ドリームマップ授業をしてきました。
このコロナ禍で、学校のカリキュラムを組むこと自体が大変な中、
いくつもの学校から、総合学習の一環として、
丸一日を要するドリームマップ授業実施の要請があります。
9月も3校予定が入っていて、10月以降もいくつか決まりつつあります。
私たちドリマ先生にとっては、ドリマ授業は、
今だからこそ、より大事だよねって、思えるのですが、
同じように思っていただける学校、先生方がいることは、
とても大きな心の支えです。
2月末以降、丸5か月ドリマ授業から遠ざかっていたので、今回もう一度、
どんなドリマ授業にしたらよいのかを考えてみました。
- 立派なドリームマップを仕上げる
- 堂々としっかり発表できる
ことが目的ではない。
あくまでも練習なので、
- 子どもたちが、将来に向かって前に進んでいくきっかけになってほしい。
- 子どもたちに、未来に向かっていく力が生まれてほしい。
- 将来いつか芽生えるタネが、子どもたちの中に宿ってほしい。
これがドリマをやる目的だと、自分で納得して今回に臨むことができました。
子どもたちにも、こう伝えることができました。
「立派なドリマを仕上げる、堂々としっかり発表できれば、
それに越したことはないけど、楽しむことが一番。
夢をえがく、ドリマをつくることを楽しむことができたら、
今日は、それでOK。」
楽しむことができれば、見えないけれど、子どもたちみんなの心に、
自分の将来に向かっていく活力(自分を信じる力)
将来いつか芽生え、育っていくタネがきっと宿っている、
それができれば、すごくうれしいです。
そのドリマの日に、ある事情でおそくなっていた、
一年半前に実施した都内の小学校からのお便りが、手元に届きました。
私が担当した4年生の一クラス29人の子どもたちの生の声、
一人ひとりの感想がドリマ先生の二人へのお便りとして、
一つに束ねられていました。
ステキな心配りです。
まだ無邪気さの残る4年生にとって、ドリマ授業は、
とても楽しく、そして響いただけでなく、新たな発見ももたらしたようです。
多くの場合は、直接こうしたお便りが届くわけではないので、
ほんとうにどこまで子どもたちにインパクトがあったのかはわかりません。
でも、毎回、子どもたちの様子や目の輝きは、
授業の最初と最後では大きく変わっているのは事実です。
今回も、最初は緊張して、控えめだっだ子どもたちが、
ドリームマップをそれぞれの形で楽しみながらつくり、
最後には、イキイキとした目をもった顔つきに変わっていました。
こういう元気をもらえる場に立ち会えることに感謝をして、
貴重な男性ドリマ先生、続けていきます。