『人がガンになるたった2つの条件』安保徹著で学んできました。
そこに書かれている内容は、この言葉に集約されています。
「私たちの体で起こることは、すべて必然であり、
そこには必ず生命の知恵がある」
体の仕組みは、学べば学ぶほど、途方もないもなだとわかります。
神さまと言っても過言ではないほど、
完璧であり、危機管理に富み、柔軟性も兼ね備えているのです。
この『からだという神様』は、この3人の方の連著と対談です。
- 保江邦夫さんの本は読んだことがありますが、ぶっ飛びすぎて実感がありません。この方は、ガンで余命宣告を受けてから、自分の力で見事復活されました。
- 迫恭一郎さんという方は、完全反射カットのダイヤモンドをつくる人なので、これもよくわかりません。
- 元東大大学院の教授でもあり、東大附属病院救急部のお医者さんでもある矢作直樹さんは、最高の居場所ライブでお会いしました。とてもステキな方です。山で、2度もありえないくらいの瀕死体験をされて、奇跡的に助かった方でもありす。
この矢作直樹さんが、この本の中で、こう言われています。
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実は他の先進国は、決して西洋医療一辺倒ということではなくて、
全人的な癒しの方法もいろいろ取り入れて、
より素敵なスタイルで医療が行われています。
たとえば、日本発祥のレイキ(霊氣)が、が以外ではREIKIとして認知され、
医療現場で成果を上げています。
アロマテラピーやホメオパシー、クリスタルボウル、
波動の周波数の共鳴作用を基本とする波動調整機器を使うものなど、
いわゆる代替療法のさまざまな療法が、
病院で一緒に行われることはめずらしくありません。
アメリカを例に上げると、メディカルドクターと同様に、
6年制のオステオパシーのドクターコースがあり、
国家資格として認められています。
日本の場合、西洋医学以外の医療を行う者には、資格すら与えない、
という状況ですから、大きな偏りがあります。
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矢作先生は、東大の医学部教授で医療現場のお医者さんでもあった方です。
安保先生も、もうお亡くなりになっていますが、
新潟大学大学院医歯学総合研究所名誉教授であり、免疫学の先生です。
そんなお医者さんたちが、西洋医学の限界を述べておられますが、
日本の医療は、古い殻に閉じこもったままというのが現状だと思います。
矢作直樹さんの言葉を続けます。
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友人でガンのステージが既に進行していて、
医師に「余命半年」と宣言された方々がいます。
彼らは、
「わかりました。私は無駄に抗うことをしたくないので、
この先は自分の好きなことをして過ごします」
と、手術や治療を選ばないで病院を後にしました。
そういった方のなかには、「余命半年」という診断だったのにもかかわらず、
その後5年も10年も人生を送られる方が少なくありません。
医学的には病気が進行しているので、「ありえない」ということになります。
そういう方にお話を伺うと、共通していることがありました。
がんになってはじめて、今までかなり無理をしてきたことに気づいたのです。
だから、無理することをやめて、自分が本当にいいと思うこと、
楽しいと思えることを選んで行動するようにしました。
自分は、家族をはじめ、いろいろな人に支えられて生きていることに
はじめて気づきました。
「ありがたいなあ」と心から思いました。
今は、病気に感謝しています。
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日本人は、権威に弱いというか、
特にお医者さんを盲目的に信じてしまう傾向があるのではないでしょうか。
からだに不調があると、すぐに医者にかかり薬を飲みます。
かつては、私もそうでした。
風邪くらいならまだしも、命にかかわる病気のとき、
たまたま目の前に現れたお医者さんに、自分の命を委ねていいのでしょうか?
今の私には、そんな勇気はありません。
最近認知症が増えています。
他の国に比べても、日本には認知症患者が圧倒的に多いようです。
認知症もまた、生活習慣を変えることが大事と言われています。
私は、勝手に、日本人に認知層が多いのは、
我慢というストレスが過多であり、
また薬を飲みすぎているからだと思っています。
これは余談でした。
医者も同じ弱い人間です。
医者という権威を信じるのではなく、
神さまともいえる自分のからだを信じる、
私は、そうして生きたいと思っています。
一応これで、今回の締めくくりとします。