今日は、思いがけず、うれしい日になりました。
大きくは3つのうれしいがありました。
その一つは、教室の外にありました。
私の職場である教室の外の廊下の壁にポスターが貼られています。
これまでは、あるなとは思っていましたが、今日改めてじっくり見てみると、
とってもいい感じだなと思えたのでした。
教室の後ろの壁は、リニューアルのためがらんとしています。
そこに貼っていたものを、前の黒板に貼っておきました。
週に1回も来ない1年生の女子が、
さらに月に1回も来ないような友だちと一緒に、久しぶりにやってきました。
宿題をやった後、黒板を指さして、これをやりたいといったのです。
これまで、毎月新しい作品を貼ってきましたが、
それを見て、やりたい、作りたいという子はめったにいません。
それゆえ、できるように準備はしていなかったのですが、
おひなさまの折り紙の工作のために切っていたモモやウメの花があり、
クラフトパンチしたものもたくさんあったので、
紙を渡して、これに貼ったらと言いました。
【写真日記】寒く冷たい雨の日曜日の「きりがみアート」 - Sol Cafe 『幸せの栖(すみか)』 (hatenablog.com)
言い出した子の作品です。
何も言わなくても、ただ貼るだけではなく、重ねて貼っていました。
定規で線を引いたりして、何をしてるのだろうと思っていましたが、
そこには、自分なりに何か考えがあったのでしょう。
友だちも一緒に作りました。
それを見ていた、ほかの1年生の女子が2人、私もやるといって参加しました。
ただ貼るだけではなく、家族の絵を描きました。
あとから参加した子たちも、それに触発されて、家族の絵を描きました。
出来上がったのは、こんなに心温まるものでした。
名前はぼかしています。
ここまでは、1年生女の子4人の物語です。
次に、1年生の男の子3人の物語があります。
2人の男子が、レゴをやりました。
そのうちの一人が、ピクミンをつくり、もう一人の子が真似てつくりました。
これまでにないキャラクターの作成で、面白いものができたなと思いました。
本人たちも、満足感があったのか、飾りたいといったのでOKしました。
彼らの横の今は使っていないヒーターの上に、
おもちゃのギャラリーをつくっていたので、そこに飾りました。
【遊びの散歩道】百均という驚異 - Sol Cafe 『幸せの栖(すみか)』 (hatenablog.com)
このあと、試しにいくつか作ったものを飾っていました。
ところが、後から来た2年生が、1年生が片付けずに帰ったと思って、
解体してレゴの箱に入れてしまったのでした。
私が気がついたときには、
作っていないはずの1年生の男の子が泣いていました。
友だちのせっかくの作品がなくなって悲しくなったのでしょう。
写真に撮ったから、また作れるので大丈夫だよと伝えました。
彼は、泣き止んだ後、自分で作りたいといいました。
彼は、iPadの写真を見ながら、創りあげた満足したのです。
子どもってすごいですね。