ワークショップ疲れの今

今の時代、ワークショップ疲れがあるように思えます。

ある意味それは当然のことと思えます。

 

なぜ、人はワークショップに参加するのでしょうか?

 

ある種の生きづらさを感じるので、

頼れるものがほしい、つらさを脱出するきっかけがほしい、

そんな感覚があるからでしょう。

 

確かに、そこには、これまでに体験していなかったことがあります。

それで問題は解決するかというと、なかなかそうはなりません。

 

そこで一時的に満たされた人は、また新たなワークショップに参加します。

しかし、本当に満たされた人はどれくらいいるのでしょうか?

 

満たされなかった人は、また新たに行こうとは思わないでしょう。

満たされないけど、なんとか満たされたいと思う人は、何度も参加します。

しかし、それも息切れするでしょう。

 

ワークショップで、本当に自分が変わることができ、

満たされ感があれば、

新たな自己啓発的なワークショップに参加しようとは思わないはずです。

 

もともと関心のない人はきません。

 

だから集客というのは大変なのです。

一時的に成功しても、その成功体験は続かないからです。

 

集客がむずかしくなると、運営者が疲れてきます。

もともと運営者は、多くはありません。

これだけの思いをもってやっているのに、なぜ人が来ないのか?

わからないからです。

 

残念ながら、これは自然の摂理です。

正直、ではどうしたらいいのか、まったくわかりません。

だからこそ、最高の居場所の理事も退任しました。

 

そもそも、イベントを運営、維持拡大することが目的化すると、

それは成り立たないのです。

ほんとうの目的を今一度見つめ直す必要があります。

 

そんなことを思いながら、自分にできること、

そして生きがいを感じられること、

それは集客の必要のない場所なんだと思えます。

 

集客しなくても人が集まるには、どうすればいいのでしょうか?

 

学童保育の経営をやろうとすれば、集客が必要です。

売り手市場なので、それほど大変ではないのかもしれませんが、

それでもかなり苦労します。

学童保育の経営はしていないで、現場にいるだけなので、

子どもたちといるだけで、幸せな気持ちになります。

それも、自分の自由度が生かせる環境が必要なのです。

それはそう簡単ではなさそうです。

また一方、最低賃金でいるかぎりは、指導員の確保も大変です。

 

日々現場で刺激を受ける学童保育とドリマ授業ができている、

そんな今の私があります。

そこには、自分が創意工夫をすることで、

それが自分存在価値を感じることになるということが実感できるからです。

 

ドリマでいえば、夢を描くだけではなく、

それを伝え、叶えることができると信じること、

これこそが大事だと思います。