〈Tip & Episode〉たいせつなことを地道にやる

人間は意欲満々で生まれてくるのに、

教育や生活が人間から意欲を奪い去る。

マーチン・セグリマン

 

社会は、人を不幸にしようと必死になり、

人は、まともになろうとして異常になり、

幸福になろうとして不幸になる。

武田邦彦

 

Today's Tipのために、こんな言葉もメモしています。

これだけを出すと、だからどうよ、って言われそうです。

 

ただ、現実を見ていると、今の世の中、

そういうことが起こっているとしか思えない状況があります。

 

人を変えることはできない、だから自分を変えるしかない、

そう言われます。

その通りでしょう。

人を変えることができないとすれば、

ましては社会を変えることは到底できないでしょう。

 

自分が変わることで、周りが刺激を受けて変わっていく、

その連鎖を信じるほかないと思います。

 

私は、会社人から社会人に変わること、

その変化した自分を、子どもたちと接することで、

子どもたちが自ら成長することをお手伝いしたいと、

日々過ごしています。

 

今週も、

来週のドリームマップ授業の準備に午前中の時間を使い、

午後は学童保育で、子どもたちとともにありました。

 

その学童保育も、最近の動きの中で、シフトが変わり、

先日、都心の学童保育の場所に応援に行くことにもなりました。

 

結論から言うと、そこにはもう行きたくない、

ということで、そのわがままは聞いてもらえました。

 

その場所は、大人がまったく楽しんでない場所でした。

子どもの将来を思った働き方というより、

学童保育という施設があり、仕事があるから働くという感じです。

 

子どもがとうしたら、のびのび成長していけるか、

そのために、どうしたらいいのかを考えての保育ではなく、

お仕着せのこうあるべき的な運営方針に見えました。

 

子どもには責任はありません。

しかし、接する大人によって、

彼らの将来は大きく左右されてしまうのです。

 

小学校低学年は、感性を磨くときです。

だから、そのためにいろんな工夫、試行錯誤をします。

 

しかし、肝腎なところで、

人数が増えたら、感性を磨くような保育はできない、

そう思っている節があります。

 

私が、これまで学んできたのは、

  • できないと思えばできない
  • できると思えばできる
ということ。

 

そんなの無理と先に思えば、その枠を超えることはできませんね。

夢を持って、どうしたらできるか考えて行動すれば、夢は叶います。

ドリームマップの授業で、子どもたちに伝えていることです。

 

大人が希望を持って取り組むこと、大人が輝くことが、

子どもたちの成長に大事なことだと思っています。

子どもは、大人の言うことは聞きません。

でも、大人のやることは真似るのですから。

 

大人がワクワクしない場所は、子どもにとってもつならない場所です。

 

大人が考えることは、

本来の働く目的のために、どうしたらそれができるだろうか?

ということです。

 

私は、子どもたちが自ら育つお手伝いをすることで、

子どもたちがのびのび成長し、

それにかかわる大人みんなが子どもたちからエネルギーをもらって、

幸せな人生を生きることができる、

その実現に微力するために働いています。

 

そして、私が大切にしていることがあります。

何をするのかではなく、なぜそれをするのかです。

・なんのために、それをするのか?

・それをすることで、誰が幸せになるのか?

・それができたとき、どんな善いことが起きているのか?

・それは、ワクワクすることなのか?

 

今週はそんなことを感じた一週間でした。

幸いにも、同じように思っている人が、私の周りにはいて、

ドリマや、いまの学童保育は、ワクワクの場だということ、

それに感謝です。