【学びの時間】 生まれたときよりも美しく

『ウェルビーイング』(前野隆司・前野マドカ著 日本経済新聞出版社)

のあとがきには、こう書かれていました。

 

これから私たちが行うべきことは何でしょう。

自明です。

行動することです。

 

この後に、前野隆司さんの尊敬する田口一成さんが、

前野隆司さんとの対談で語った言葉があります。

 

「来たときよりも美しく」

 

もともとは「どこかを訪ねたときには、

来たときよりも美しくして帰るくらいの心構えと気配りが大切だよ」

という教訓を表す言葉です。

田口さんは、これを人生の教訓にすべきだとおっしゃいます。

 

何の因果化、この世界に私たちは生を受けました。

ありがたいことです。

たまたま、現代という世界に生まれてきました。

奇跡的なことです。

だったら、生まれてきたときよりも、この世界を美しくしてから、

この世を去っていこうではありませんか。

 

著者は、行動することが大切だと言います。

行動しろといっても、何をすればよいのでしょうか?

 

何でもいいのだと私は思います。

この本のタイトルはウェルビーイングです。

自分がウェルビーイングであるためには、

何もしないわけにはいかないでしょう。

そのためには、きっと、

周りの仲間のウェルビーイングにつななる行動があるでしょう。

ただ、それをしていけばいいのだと私は思っています。

 

自分自身がウェルビーイングを感じられるようになれば、

ウェルビーイングの連鎖が起こり、

そこにはきっと、感謝があふれる現象が起こるはずです。

 

写真に意味はありませんが、

リンクしてシェアしたときに、写真があった方が見栄えがいいので、

散歩中に撮った写真を適当に貼っています。