想定外と想定内?

毎日仕事に行くのが楽しみです。
多くの子どもたちといると、
いろんな想定外なことが起こります。
 
しかし、それは想定外なのでしょうか?
ただ、知らないだけではないかと思うのです。
 
今日これまで数回来ていた3年生の子が、異常な行動をとりました。
言動から、家庭に問題がありそうです。
 
それを見るのはつらいことです。
しかし、それは現実です。
そして、私たちには何もできません。
できることは、その子に関心を向けることだけです。
 
いい子に見えても、その裏には、見えないものがたまっています。
いい子というのがまた問題で、問題を起こさない、
表面のいい子ということなのかもしれません。
 
子どもたちは、各々の背景を背負って学校に来ています。
そんな子らが来て自分を出せる場を提供するのが、私たちのお仕事です。
 
想定内とか想定外とかいうのは、大人の世界の驕りではないかと思えます。
分かっていないことをわかった振りをする、
想定できないことを想定しようとする、
そんなこととは無縁なのが、子どもたちと過ごすということだと感じています。
 
そんな場にいられることに感謝しています。
そして、これから大人が想定していたことを超えることが起こってくるとしても、
子どもたちに対してできることをしていく、ただそれだけです。
 

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写真は、特に意味はありませんが、

リンクしてシェアしたときに、写真があった方が見栄えがいいので、

散歩中に撮った写真を適当に貼っています。