【学びの時間】教養のある人たちの時代へ

点線内の言葉は、

『人生をおもしろくする本物の教養』(出口治明著 幻冬舎新書)

から引用したものです。

 

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教養とは何でしょうか?

どうして人間には教養が必要なのでしょうか?

もしそう質問されたら、私の答えは、

「教養とは、人生におけるワクワクすること、面白いことや、

楽しいことを増やすためのツールです」

という一言に尽きると思います。

よりワクワクする人生、より面白い人生、より楽しい人生を送って、

悔いなく生涯を終えるためのツール。

それが教養の本質であり、核心であると私は考えています。

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冒頭に、これを持って教養と言える

ココ・シャネルのこの言葉が書かれていました。

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私のような大学も出ていない年をとった無知な女でも、

まだ道端に咲いている花の名前を一日に一つくらいは覚えることができる。

一つ名前を知れば、世界の謎が一つ解けたことになる。

その分だけ、人生を世界は単純になっていく。

だからこそ、人生は楽しく、生きることは素晴らしい。

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「教養」でこのブログを検索すると、

私は「教養」について、ほとんど書いていないことに気づきました。

Solの教養について書いたのが、これです。

【学びの時間・感じる時間】学びの原動力と教養のベース - Sol Cafe 『幸せの栖(すみか)』 (hatenablog.com)

 

私の得意なことは、「決めたらやり続ける」ということです。

いいねが少なくても、反応がなくても、

このブログを書いて、Facebookにも投稿し続けています。

それは自分の学びや成長になっているからです。

Sol Cafe ノートや、Facebookやブログは。

「よりワクワクする人生、より面白い人生、より楽しい人生を送って、

悔いなく生涯を終えるためのツール」

だと思うわけですが、なによりも自分でやりたいからやっています。

そして、わずかながらでも、共感してくれている人がいるので、

し続けるインセンティブになっています。

 

特にこの年になれば、生きがいはこういうことなんでしょう。

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人間は本来、次の世代のために生きている動物です。

ただ、生物学的な繁殖のためだけであれば、

子どもを育て上げたら前の世代はもういつ死んでもいい。

人間が老人になっても生きているのは、

人生で学んできたさまざまなことを次の世代に語り伝えることによって、

次の世代をより生きやすくするためです。

人はそのために生かされているのです。

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アメリカ原住民の言葉があります。

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地球は先祖から譲り受けたものではない。

子孫から借りているものだ。

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私はこう思います。

この言葉を理解できるかどうか、それが「教養」ではないかと。

 

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人生にとって一番大切なものは何でしょうか?

北京在住のライター・多田麻美氏の本(老北京の胡同 晶文社)に,

次の言葉があります。

「政治体制が違っていても、人の暮らしに必要なものは変わらない。

温かい家と食事、そして心を許せる友だち」

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その通りだと思います。

 

これが理解できない人が権力を持っているから、

世界の平和は、現時点では脅かされているのです。

その意味では、教養のない人が力を持っているのが、

「いま」ということなのでしょう。

そこには長い歴史があります。

その歴史は、間もなく終わる。

私はそう信じています。