【学びの時間】子どもが育つために③ 優先すべきことはなに?

ある小学2年生男子は子どもらしく、そして礼儀正しいとってもいい子です。

その子は、KUMONに通っています。

いま2年生だけど、4年生のレベルの勉強をやっていると言っています。

KUMONは、上は高校生までいるようです。

中には、小4で高校生レベルの勉強をしている子もいるようです。

本人は、KUMONで勉強するのは楽しいようでした。

でも、自分の意志で行っているのではなく、

お母さんが行った方がいいというからだそうです。

 

こういう話を聞くと、私は、とても気になります。

特に、子どもらしいいい子だけに、

頭でっかちにならないでほしいなと思うのです。

いまはまだ2年生だからいいのですが、

小学校高学年、中学生になっていくと、

楽しいことばかりではなくなっていくわけですから、

何かにぶつかったときに、それを乗り越えてけるのだろうか、

いい子だけに、逆にとっても気になるのです。

 

このブログを「シュタイナー」で検索すると、

わずかに2つしかヒットしないし、言葉だけ書いているだけでした。

 

私自身、シュタイナーの7年期について、そうだよねと思えるだけに、

このブログにも、ネットからの引用ですが、書いておこうと思います。

 

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第1 ・7年期 0~7歳 体を育てる

0~7歳は「第1・7年期」とされており、体を育てる段階です。

子どもらしい遊びを十分に取り入れ、健康的な体作りに取り組みます。

正しい生活リズムを身に付けるとともに、

大人の言動を模倣して自然とよい行いを学ばせるため、

周囲の大人は手本となるような存在でなくてはなりません。

また、子どもの身の回りに置くものについても気を配る必要があります。

第1・7年期に無意識下で覚えたことが、

その後の人生の意志決定力や行動力の基礎となるのです。

 

第2・7年期 7~14歳 心を育てる

7~14歳は「第2・7年期」とされており、心の成長を促す段階です。

数多くの芸術作品や自然、音楽に触れる機会を増やし、

豊かな感情を育てることを目的としています。

また、この時期は心も体も大きく成長する時期です。

これまで同一のものとして捉えていた自分と他人を、

別のものとして意識し始めます。

これが9歳前後に訪れる「自我の目覚め」です。

 

第3・ 7年期 14~21歳 頭を育てる

14~21歳は「第3・7年期」とされており、思考力や判断力を養う段階です。

世界や自分の属する社会について興味を持ち、

意識的に関わりを持とうとし始めます。

一般的に思春期と呼ばれるこの時期に入ると、

子どもたちは自分の頭で考えるようになってくるでしょう。

大人は子どもの判断を見守る姿勢を心掛けることが大切です。

ただし、初めのうちはまだ正しい判断ができません。

そのため、物事の因果関係について教育を通じて伝えていく必要があります。

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小学校1年生・2年生は、まだ6歳・7歳です。

先取りして勉強するのではなく、目いっぱい遊んでほしいなと思います。

3年生・4年生は、いろんなものに接して、

しっかり心を育ててほしいと思います。

 

今日から、3月が始まりました。

私の職場は、小学生の子どもたちが、自主的な遊びを楽しむところです。

今日から令和5年度の参加登録が始まり、出足好調でした。

私の職場について、これまでのブログでもいろいろ書いてきましたが、

書いていないところで、いろいろ腐心することがありました。

 

一つの節目になる1か月だと思っています。

4月以降につながる月です。

いま、七赤金星の運勢に書いたように興味深いことが起こっています。

それは、私にとってポジティブなだけに、

私の職場も変わるでしょうし、変えていけると思っています。

子どもたちのために、必要なことはにか、やる必要のないことは何かを考え、

できることをチームワークでやっていきたいと思っています。