放課後子ども教室に来ている3年生の女の子。
先週金曜日に、ちょっと荒れました。
男の子だったら暴力的になっていたと思われますが、
女の子だけに、八つ当たりの仕方も控えめでしたが、
友だちや大人の何気ない言動、対応の仕方に敏感に反応して、
自分が阻害されているという感覚があったのだろうと思えます。
彼女は、
お母さんのことを、「あの人はわたしが嫌いだから」
お父さんのことを、「殴りはしないが叩く」
と言っていました。
たまにしか来ない子で、1-2年生がほとんどのなかでは、
そんな状況は見えませんでした。
金曜日は、ほとんどの一年生が体育館に行ってはしゃいでいる間に、
残っていた同級生と一年先輩の4年生と遊んでいて、それは起こりました。
いずれにしても、最後には思いっきり発散していたので、
この場でそうできてよかったなと思います。
その子は、今週も月火を続けてやってきて、
友だちともうまくやって、自分なりに楽しんでいました。
先週までは、あまり来ていなかったけど、
このまま続けてきれくれるといいなと思っています。
『すべての子どもは天才になれる、親の行動で』Toru Funatsu著で、
エリク・エリクソンのライフサイクル理論が紹介されていました。
乳幼児(0~2歳):
親からの愛情、スキンシップによる触れ合いが必要。
幼児前期(2~4歳):
「自分でやってみたい」「自分で試してみたい」という自我の芽生え。
大切なのは、子どもが自分の意志でやろうとしていることは、
最後までやらせてあげること。
しつけや親の都合で、子どもの行動を過剰に制限することは禁物。
幼児後期(4~6歳):
「自分の好きなことをやりたい」「自分の楽しいことを追求したい」
という「自主性」が生まれてくる。
スポーツや音楽など、挑戦する機会を与えると、
子どもは自分の特性や人生の目標を見つけやすくなる。
児童期(6~12歳):
自分の課題に挑戦し、それを成し遂げることで「喜びを見出す経験」
私も、この乳児期、幼児期がいちばん大切な時期だと思います。
なにせ、純真無垢な赤ちゃんから、自我を持つ子どもに育っていくのですから。
だからこそ、親の持つ役割と責任は重いのです。
ただ、親が、またその親の親が、生きづらい時代であることも事実です。
だからこそ、親子・家庭というかけがえのない最小単位の生活を、
コミュニティで支えていくということが欠かせないと思っています。
「ここいまタウン」は、そこにいる人たちみんなが、
そこにいる人たちのことを他人事ではなく、自分事として感じている
コミュニティである必要があります。
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写真は、特に意味はありませんが、
リンクしてシェアしたときに、写真があった方が見栄えがいいので、
散歩中に撮った写真を適当に貼っています。