ちょっと自慢話をするのもいいかも その2

子どもたちと遊ぶ私の職場では、毎日一歩一歩進んでいっています。

今日は39人の子どもたちがやってきました。

 

https://solcafe.hatenablog.com/entry/2020/07/12/110639

ここに書いたように、「絵の上手な先生」路線で行こうと思ってからは、

ほぼ毎日、ネットのイラスト画をみながら、1枚描いて持って行きます。

 

一部の子ながら、にせがまれて、同じものを複数枚書くのは大変です。

コピーするのは高くつきます。

 

今日、鉛筆書きをサインペンで描けば、紙を載せて写し絵ができる、

というアドバイスをいただいたので、鉛筆書きをなぞってみました。

もう一人の人が、ガラスドアに貼ってくれました。

 

そして子どもたちが写し始めました。

窓ガラスだけではなく、机の上でも書いていました。

そんなに多くはないけれど、何人かがやっています。

男の子は恐竜、女の子はかわいい形のものと、

男女差が明確にあるのが面白いです。

 

1年生の男の子が、モササウルスを描いてくれと言ってきて、

ネットで見て描くと、色塗りしただけでなく、

ちいさな恐竜やアンモナイト、三葉虫などを描いていました。

きっかけがあれば、自分でプラスできるっていいなと思います。

 

そんな中で、一人の子がいました。

特支に通っている6年生の男子です。

ほぼ毎日、やってくるのですが、家庭事情もあるのか、

夜寝ずにゲームしているので、ほぼ8割がたけやきッズでは寝ている状態が、

私が来る前からずっと続いていたのです。

彼は寝るものと思われていました。

私は、彼の興味をひきつけるものはないかと思っていました。

 

一週間前に、図書館で、恐竜の迷路を借りてきて置いておいたら、

先週、彼が結構長い間見ていました。

今日も見ていたので、聞いてみると、興味は迷路ではなく恐竜でした。

この迷路よく見ると、恐竜図鑑のような作りでした。

 

その彼は、ギガノトサウルスを描いてくれと言ってきました。

その他に、スピノサウルスを写していて、色を塗っていました。

今日はまったく寝ることなく、楽しそうにしていたのです。

 

彼は、将棋やオセロは強いのですが、

外遊びはせず、普通の遊びには興味がなさそうでした。

それが今日、恐竜に興味があることがわかったのです。

 

図書館で本を借りてくること、絵を描いてみること、

何でもやってみるもんだなと、改めて思いました。

 

子どもになにかをさせようとするのであれば、

まず、大人の自分がやってみる、

そういうことなんだろうなと思います。

 

恐竜の図鑑をできれば明日借りていこうと思っています。

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